お知らせ HP更新再開しました 精密・バイオーム農業も考えて 2018/2/22

環境負荷の低減、節水、省エネなどに土耕式植物栽培の立場からアプローチを進める弊社ですが、今後、特に質(野菜の質成分、給水の水質、雨水の回生・適正な水質)の問題ということにも取り組んでいきます。

タイトルにありますように、バイオームというのも精密な土壌水分管理・制御と大きなかかわりがあると考えています。また、当社技術にしかできないというレベルの管理の必要性(無論相対的安価に)も考えられます。

これは、例えば、世の中での、毛細管現象応用で(それで親水性不織布で)給水を供給できるなどをうたっている装置類で本当に精密微速度で給水やロスゼロの成分制御ができそうな実用装置などは、少なくとも弊社の周辺では(弊社の基準に当てはまるようなものは)見たことがないことからそう申し上げています。その基準とは、わかりやすく言うと、例えば24時間連続はできて当然で、センサなどを使わなくても元々自動土壌乾湿調整有り(難しいですが、実用性能でセンサ・給水器複合体を簡易に構成しうるということ)で、1株1日1Lぐらいの給水(平均流速では 0.7cc/分)をもらさず安定に安価に行うといったところが大体のところです。なお、これらは原理装置だけのスタンドアロン状態で、例えば鉢毎に蒸発散量が違うとき、それぞれを適正に自動補正してしますことは当たり前としています。第一何らかの高価で特別な個別調節機構をつけるとコスト的にたまりません。

一般に弊社のSIMERUS以外の毛細管利用式では、

外部に漏らさずにゼロエミッション式に済ますことが実は原理的に難しい(廃液回収が要るし、これは言い換えれば給水量制御が元々正しいとはあまり言えない、逆に乾燥しすぎというものもある)。あるいは必要水量や養分供給を精密にするのが原理的にできない(過湿になったり過乾になったりの水分制御と、はっきりしないロスの量によっても狙いが外れていく)などの傾向はなかなか否定できないのでないかと思われます。

念のため、センサ技術(とそれによる各種の制御技術)自体は非常に大事な技術であるのは当然ですが、畑など(当然データのバラつきは多大)に(土壌水分センサ類と個別管理のポンプを)大量にばらまくには現在のところ、あまりに高価だということです(IoT自体は期待していますが)。これは、ビックデータ化の大きな障害です。これをいかにスマートに乗り切るかですね。

なお、画像センサなども含めて高精度な植物生体データ等が取れたとして、実際に精密給水する給水システム、ポンプ(やロボット)などは欠かせないことには注意してください。また、そう管理しないとAIでいう正しく十分な学習効果が保証される「教師データ」も得ることができないのでは?

当初は、肥料成分の精密管理とそれによるドクターレタスなどの、低カリウム野菜や低窒素野菜などの安定で精密な多数栽培技術の提供を目指します。

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