プランターや鉢でも軽く湿らせる新しい改良型底面給水(底面潅水:SIMERUS水やりテープ利用式):受け皿、パッドも大活用

<底面給水(底面潅水)式は一般に、過湿になるといわれていますが、その点を新たな工夫で改良し、SIMERUS水やりテープを応用し、いずれにしても”軽く湿らせる”で土壌過湿にはならないようにしたものを目指します、シンプルな水受け利用のものから、長期間連続に給水できるものまで>

それが一番の重大事

SIMERUS水やりテープなどの弊社の不織布利用の給水方法では、基本的に水位を一定にすると乾湿に合わせた、毛細管効果利用の、自動給水量調節機能もより安定で精密になります。

土壌を健康的に”連続的に軽く適度に幅広く湿らせる”ということは基本になります。コストも手間も最小で、、、 大抵の野菜類などの水管理の原則といえるでしょう。シャキシャキになるし、ふやけた感じも少なく、無駄水(肥料、農薬)でにくくなります。同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。

ここで紹介するのは、より応用的な使い方についてです。特に、普通の小型植木鉢やプランターへのSIMERUS水やりテープの底面給水式適用、長期間給水できる性能をプラスするやり方について紹介します。

 下の水受けに水をため給水する例

 ペットボトル植木鉢に長期間給水性能をプラスした例

 小型植木鉢やペットボトル植木鉢に応用した例

↑これらは、SIMERUS水やりテープを底面給水(底面潅水)式で利用した例

SIMERUS水やりテープで、うまく給水管理し上手に育てようと考えると、野菜でみるとペットボトル植木鉢では、スプラウト、ある程度の大きさまでの葉物野菜(パセリなどハーブ類、サニーレタス他)、いっぱいいっぱいというところでミニトマトやセロリ等、以下で紹介する一般的な植木鉢やプランター(どちらかというと小型のもの、あまり重いとセットする台座にかなり強度が要ります)では、トマト、キュウリ、大根、白菜等ある程度大きくなるものに向いています。

トマト栽培などで植木鉢類も大型になってくると、SIMERUS水やりテープ本来の使い方が向いてきます(本来の使用方法は、製品紹介・説明書pdfを参考にしてください)。なお、その場合、土嚢栽培なども可能。

なお、じょうろなどでの給水と併用しても問題ありません。

  

 

↑これらの例は、SIMERUS水やりテープ本来の使い方による土嚢栽培や植木鉢やプランター栽培

この記事での紹介するようなSIMERUS水やりテープの使い方や弊社の(改良型)底面潅水用の製品(楽々底面給水シリーズ)で底面下方からの潅水をすると、軽く湿らせる管理がしやすくなります、一般の底水式のような過湿にもなりにくいです。

それらの乾湿のバランスをうまく保つための土と水やりテープ・シート(親水性不織布類)との接触(重要)も確保しやすいということでもあります。


底面給水(底面潅水)-水面高さの目安

鉢底やペットボトル植木鉢の場合ならキャップ高さより、水位が下なら乾燥側管理(例えば3cm)、上(例えば1cm)なら湿潤側管理となります(ただし、乾湿に応じて自動給水調節ができるのであまり神経質になる必要はありません、あまり低い水面だと給水が行われない場合があります)。


植物による特性の違いについて、あるいは、培土の違い

(特に多種類のプランターや(ペットボトル)植木鉢に対応する場合)

土壌水分の乾湿状況等の影響(反応)が、それぞれ極度に異なる植生の場合にはそれらに給水するには注意が要ります(基本個別に;乾燥⇒水位を下げる、湿潤⇒水位を上げる)。また、培土の違いによっても給水性能は異なってきます。通常市販の(植物栽培用の)培土が望ましく、砂質土壌や粒状土などではうまく給水されない場合がありますので注意してください。なお、ペットボトル植木鉢以外の記事、改良型底面潅水式などでも事情は同じです。

 


留意事項(それでは、水受け皿の水の安全性はどうなのか?)

特集記事にあるペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとはかなり異なります。※雨がかかる条件だと異なります。


SIMERUS水やりテープは1本あたり60円弱程度です(15本or30本単位販売 2019/2現在)。また、中性洗剤で洗浄して繰り返し使えます。詳しくは製品一覧やペットボトル栽培特集の各記事 (トップページにも基本解説を掲載しています) をご覧ください。

ペットボトルだけでなく同じような考え方で、以下のような自動給水プランタが簡単にできます。もちろん初めからこの方法で栽培が可能ですが、各種ペットボトル鉢式で栽培していて、あまりに”育ちすぎて”植え替えしなければならない場合も最適です。

★一般的には、ペットボトル植木鉢を種からの育苗(苗ポッド代わりに使う)に使い→大きい植木鉢に植え替え★

植え替え植え直し全般に関しては、特集記事カテゴリー ペットボトル土耕栽培・強化:記事 長期間栽培&大きくなるもの・PETボトル植木鉢や普通の植木鉢、プランターへの植え替え植え直しを参考にしてください。ペットボトル植木鉢や普通の植木鉢式、プランター式などに共通に使える情報があります。

また、そこで使っていたSIMERUS水やりテープは、

①水やりテープ本来の使い方(下右)、②この記事の底面潅水用(下左)  に転用できます。

 

ここでの底面潅水の方法は、ペットボトルよりは1廻り2廻り大きい程度、比較的小型の鉢やプランタに向いた方法です。あまり大型の容器には向いていません。弊社の他の製品には大型にも対応できるものがあります。お問い合わせください。

給水期間の増加策では、

①SIMERUS水やりテープ本来の使用方法では、本数を増やす や ペットボトル容量を増やす などの対応策があります。

②底面潅水の方法でも給水期間の長期化は可能です(記事 個人向け&底面潅水 や ペットボトル..機能強化等)。

例えばこういうペットボトルイチゴ栽培のかなり大きくなったのを植え替えるにも最適です。

見切れてますが、写真左側がこれを植えているペットボトルです。

SIMERUS水やりテープの他にも、弊社製品(個人向)で、以下の記事と同じような水面設定型(野菜など向け)と水面を作らないタイプの給水シートがあります。詳しくは、”製品紹介のページ”や”お問い合わせページ”でお願いします。

注意 鉢底石は全く要りません というより、この方法では、鉢底石を使うと給水ができませんので注意してください。以下のように、給水テープの黒い面を培土に直接接触させてください。なお、鉢底ネットも給水テープの上にはおかないこと 土壌との接触が妨げられます。なお、鉢底石の効果として、過湿を避けるというのがありますが、なくて大丈夫?ということに関しては、以下でも過湿を避け自動給水をさせるために支持台をうまく使いますのでむしろ鉢底石より確実です。

注意 大きな鉢を載せるのもOKですが、育苗トレイや猫除けマットなどを使った支持台がつぶれない程度の重さまでを目安とします。

ほんの少しの投資(1本60円弱)が大幅に栽培や緑化の可能性をふくらませます 必要なもの 

SIMERUS水やりテープ必要本数

適当な大きさの鉢やプランタ 水受け皿

※鉢やプランタは、底部に排水穴やスリットのあるものしか使えません。

培土、肥料、苗等栽培に必要なもん

鉢を水面上に置くための支持台 猫除けマットやプラグトレー(2~4cm)など水に沈みやすいもの 

※細かいですが、猫除けマットの場合針になっているほうを上にしたほうが使いやすいです。

その他必要に応じて、キッチンペーパー類(水をよく通すもの)、割りばしなど(下写真参照)

※底面潅水式水量増強、水位安定法(春→夏向け)の記事掲載しています(底面潅水&ペットボトル強化拡張のカテゴリー)、1週間程度の旅行時向けなども安心対応できます。

留意事項

水受け皿・鉢底皿 パッドに水をためるということは、猫も犬もその水を飲めば危険とは言えます。その点は、”飲めないように”注意してあげてください。

※上からじょうろで植木鉢やプランターの土壌に直接水をやって下の水受けにためれば余計に肥料や農薬が溜まりやすいので 原則避けましょう(根を散らしたい場合などはをふくめ、緊急的必要時は異なります) 。

水切れなどが多々あると、さすがに水不足で(水を求め)下に根が極度に集中(マット状)することがありえます。

ここまでなると、土の養分などがうまく吸収されません。対策として暫定的にじょうろなどを使ってもよいですが、抜本的にはペットボトル菜園の記事にもあるように、植え替えで下に土を入れなおします。さらには、本来のSIMERUS水やりテープの使い方となりますが、水を充てんした水やりテープ付きのペットボトルを土壌面にセットして上の方から給水補給もいいでしょう。大きく育つものであれば給水の強化を兼ねると効果的です。