2020年8月(New)上旬 雨除け栽培

※画像類は大抵の場合、クリック(タップ)して拡大できます。


まずは、簡単そうなものからです

 


継続は力!

それこそ年から年中簡単栽培で継続したいのなら!


以下の記事集は、特に断らない限り雨除けの条件で実施しています。その方が簡単栽培を続けやすいことも有ります。

また、ホームページトップ下に示すSDGs(エスディージーズ)などの活動に賛同・参加しております。


この例では、ペットボトル 500mL 12本 1L6本で用意しています。それぞれ、半分の高さで、輪切りにします。


加工方法などの参考(基本的項目) ”記事メニュー”からいろいろ呼び出せます。

加工などの準備と植え方等(その 1/3)

加工などの準備と植え方等(その 2/3)

加工などの準備と植え方等(その 3/3)

また、よく聞く話として、”熱水問題”というのがありますが、弊社のシステムで、適切な日射などの遮蔽を行えば極端な水温上昇は考えにくいですが、仮にかなりの高温になっても、弊社のシステムでは給水シートや水やりテープを移動する水分の速度を考えれば、土壌と似た温度に冷めてしまいます(つまり安全)。言い換えると、植物がその地温で元気に育っていれば問題の発生しようがないともいえます。

▼PET植木鉢でもSIMERUSだったら

下の水面→水やりテープ(ゆっくり水が移動)→土壌

※むしろ、ゆっくりと言ってもSIMERUSよりはかなり給水が速い点滴(ドリップ)灌漑の場合、ホース配管の中などに残っていた熱水などがそのまま植物にかかったりしたらよくないです(いわゆる三角穴あきノズル装着ペットボトル式でも同じような危険性に注意が必要です)。

なお、一般論として、夏場、水道栓直結などのホース内部では、途中に残った水が日射などにより熱水になりやすいです。そのまま使うと危ないので人にも植物にも注意が必要です。


この高さなども、慣れてきたら、植物によっても微妙に使いやすい長さや容積というのもあるので、”進化”させていってください。PETボトルもそのように消費されるなら有効活用で本望?ではないでしょうか。

なお、BOOKERS(お酒、サントリーさん)の木箱(貰い物)は気に入ってこれもかなり再利用しています。このような入れ物はあった方が便利です、適当な大きさのものをご用意いただくことをお勧めします。また、キッチン周りで使う組み立てアングル式の台(銀色)を使っています。また、これらの例は、ベランダの木製エアコンカバーの上に設置しています。

まず、カッターではさみを入れれる程度切込みを入れ、後は、はさみで切っていきます。けがをしないように、安全に作業してください。

※切り口には、安全を考えるなら、ビニルテープなどでマスキングしてください(特にお子様などがいらっしゃる場合)。シビアに言うと、あの切り口で、植物の茎が傷つく場合無きにしも非ずというのもあります(ケースバイケースで対応)。

 

▼今回は、前年度使用していたSIMRUS水やりテープを再利用しています。かなり長もちですよ(使用したPETボトルは適宜適正廃棄したらいいと思います)。

 

▼なお、土壌鉢となる、ロウトのようになっているボトル上部に、キャップと水やりテープを組み込むのは、以下のようにクリップ(さびないもの)などで、輪にして、キャップを挟んで持ち、緩くねじ込むのが上手くセットするコツです。

※キャップは絶対に難く締め付けない テープが傷むのと、排水不良・空気流通不良になります。

 

▼テープをセットしたのち、真上から見た状況です。このように、テープの黒い面がずれずに真ん中位置になり、土壌を詰めた時十分な接触が取れるようにします。

▼このような自動給水できるペットボトル利用鉢に、土壌をある程度の深さまで細かく砕いて詰め込みます。さらに緩く棒などでつついたり、また、水を流し込み土壌を濡らしたりして、SIMRUS水やりテープの黒の面と土壌の接触を密にします。※あまりがちがちにする必要はありません。

なお、その上に苗を定植したり、土を足してから種子を散布したりできます。なお、大抵の場合、始めはじょうろ等で土壌を全体にたっぷりと湿らせておいたほうがいいでしょう。

 

▼下左写真のように、各種スプラウトの種を土壌面にまいて、とりあえずじょうろや霧吹きなどで濡らします。また、下の水受けには、キャップ部が、半分ぐらい漬かる程度給水しておきます。この例では、土壌面に直接種を蒔いたので、発芽の水分を確保するためラップなどで覆いをしておきます。※薄く土をかぶせるのでも構いませんが、収穫時葉に土壌がついていることが多くなります。さらに、種の種類によっては、光を避けるため、土をかぶせたほうがいいものも有るかもしれませんのでうまく発芽しない場合は、説明書などを調べてください。


留意点:

スプラウトの種類により、土壌面に種子を蒔くのと薄く土壌を被せるのでは発芽に違いが生じることも有りますので、何度か試してみてよさそうな方法を選んでください。

肥料分は、基本培養土に含まれる養分で成長させます。土壌の繰り返し使用などでは、固体肥料、液体肥料とも微少量の使用は可能と考えますが、スプラウトの場合など土壌は少量使用なので、むしろ数回の栽培に一度くらい、培養土の総入れ替えで栄養補給、新規栽培することをお勧めします。

また、水受けの水は、衛生のため播種時に入れ替えたほうがいいでしょう。

※スプラウト栽培:固形肥料、液体肥料とも、土壌の肥料分補助としての使用を推奨しています、適宜土壌は入れ替えが基本です。いずれにしても、本方法では土壌を少量しか使わないので施肥の過剰を避けるのは難しいと思います(各種センサ-類で判断する場合もあります)。微小成分管理に至ってはなおさらです。

▼水受の給水・水位は、PET土壌鉢下のキャップが半分くらいを目安に調節します。なお、それから3cm程度低くなり、まだ水やりテープが水に漬かっているというタイミングで補給します。


本数が多くなりこの再注水が面倒というのなら、大容量の給水タンクで、大量のPET鉢に連続的に給水してより省力化したい場合は、以下のリンク

改良型底面潅水式水量増強、水位安定法 ②ペットボトル鉢(ペットボトル菜園)での給水能力強化

およびその前後の記事が参考になります。

こんな感じ(モヤシ式のアルファルファ栽培;右奥遮光なども試しています)


▼廃棄した土壌のリサイクルは適当な堆肥類混合などにより一般に推奨されている方法・量で行えばいいでしょう。


まいたもの ラディッシュ、赤ラディッシュ、チアシード、ロケット/ルッコラ、アルファルファ、レンズマメ、ミックス

発芽-目安2/3まで程度-発芽してきたらこの覆いは外したほうがいいです。あんまり欲張ると種が腐るやカビが生える心配がでてきます。それは衛生上よくないです。

▼このように、陽が当たる場所に適当においておくのもいいでしょう。

▼8/1 一番伸びの早い、ラディッシュのスプラウトを、500mL2本分収穫しました。

 

植え替える(植え直しする)のなら、

①全面的に土を入れ替え、種を蒔く。新たに、土壌は湿らせ、水受けの水は入れ替える。※入れ替えた土は、余計な根は適宜除くとして、乾燥などを経てリサイクルする。

②表面に残った土や根・茎は、1cm程度深さで取り去り、その分少し土壌を足し、湿らせ、種を蒔く(また、ラップ類で被覆したり、薄く土壌をかぶせる、湿気を保つ)。水受けの水は入れ替える。特に肥料は加えない。

※これはカビなどが顕著に発生していなければ数回程度であれば特別問題にならないと思います(土壌の肥料分などの問題で永遠に繰り返すことができるわけではありません)。つまり、数回に一度は①をやった方がよいです。

心配なら、交代式で、PET植木鉢ごと一度乾燥させて(休ませて)やればいいと思います。

参考

土のリサイクル利用、-特にスプラウト-(スプラウト危険?)と肥料全般について、安全対策、また雨除け栽培のススメ

など

以降、スプラウト栽培を繰り返しますが、発芽しきれずに残っている種子やモヤシ化等々、気づいたことを加えていく予定です。


◆こういうことも有りました(イチゴ類)

▼ワイルドストロベリーからライナーが出ていたので、子株を増やすためにPETボトルを増設しました。※根が発達できるのなら、当座、水耕栽培式で栽培しても構いません(下右のような、自動水面設定で給水すればよい、新芽の部分を一部水浸します)。


◆楽々給水シートの準備をしておきました。

水面を設定するタイプ/水面を設定していないタイプ

まずは、左側の水面を設定するタイプ(水がたくさん要る植物向け)についてみると

▼基本的に上の説明のように、水位設定用給水タンクで1~2cm程度の水面を設定します。

▼次に、楽々底面給水シートを適当なサイズ(写真左下 左の網のようなもの、支持台をぐるっと巻ける程度の幅とします)

左写真の支持台とは⇔厚さ2~3cm猫除けシートから切り出し、縦横は上の写真の水面にはまり込む程度

▼給水シートは紙面を下に水面位置にはめ込みます。下の水面から水分が上昇し、濡れているのを確認します。

 

次に、下写真の右のように水面を設定しない方式(水があまり要らない植物向け)について準備します。

▼これには、給水シートは、容器の底面をカバーする程度ですが、水分を供給するために、SIMERUS水やりテープを普通にセットしたペットボトルをキャップ部を下に黒の面と黒の面が接触するように設置します。※SIMERUS水やりテープの本来(普通)の使い方については、説明書などを参考にしてください。

これも、ペットボトルからの水がゆっくりと給水シート面に拡散しわずかに湿っていくことを確認します。

8/1はここまで


8/2

楽々底面給水シート水面を設定するタイプ(大まかな調整法の基本 ①水位による設定法)

※給水量を調整するため、給水器に載せる鉢底面土壌と給水シートの接触条件や水やりテープの本数の精密な調整はかなり応用編になります(HP記事メニュー内にいろいろ説明があります)。そのため、ここの説明が給水量調整の基本です。

水平設置が基本です、そこから考えます。

また、この項目のお話はPET植木鉢栽培でも水面(水盤)への多数設置式で行う場合、非常に重要なことなので注意してください。

▼もともとSIMERUS水やりテープ活用式PETボトル植木鉢は、上の鉢と、下の水受けで完結していますが、

 

▼PET個別の水受け下に穴をあけ、このような自動給水の水盤にたくさん設置すると管理は楽です。楽々底面給水シートの使い方と同じですね。


楽々底面給水シート(水面設定モード)

本方法は、天候などにより土壌の乾湿にあわせ自動調節されますが、それでも、植物によっては、足りない場合や逆に過湿傾向になった場合、以下のように調整します。もちろん、天候の極度の急変などの都合で、一時的に調整するなどにも便利です。以下の図で、水面から、鉢底までの高さの差は2cmが基本になります。

▼全体の給水量(平均量のレベル)は植物にあわせコントロールできます。これは、植物の様子を見て調節しましょうつまり、全体的にレベル大にしたり、レベル小にしたりするには、水深を上げると全体の給水レベルが多くなる(逆に下げると少なくなる)

▼水位を上げた時(給水量レベル増加)水面と鉢底の高さの差は1cm位

※あまり、水深を上げるといわゆる”底水”とおなじになり植物に一般によくないので、水面と鉢底の高さの差は、大体0cm(0.5cm)までとして、鉢底を水に漬からせないようにします。雨のかかる条件なら、過湿になりやすいので注意してください(というより、水面設定を低めにしたらよいということになりますね)。

※湿潤側にすると一般に(植物の生理的作用なども有り)、給水の消費は多くなりますので、給水タンクの容量を増やすとか考えたほうがいいでしょう。

※この性能だから、かなり大きな植物まで対応出来てしまいます(シート式で接触面積が大きくできるのが便利です)。

 

▼水位を下げた時(給水量レベル減少)水面と鉢底の高さの差は3cm位

※あんまり水面を低くすると給水がほとんどなくなりますので注意してください。また、その言いかえでもありますが、安定してごくわずかの水分を連続給水するなどの(匠の?)超!高等テクニックさえやりやすいです(特に底面給水シート式、まあ、当方が言うのもなんですがすごくシビアで面倒くさいこともやりやすいですよ、極度の果実の仕上げ糖度制御とかも….お手軽に…)。

↑こういう性能があるのでわざわざ”雨除け栽培”といっていることもあります。

ただし、”毛細管効果だから簡単にそうできる”と考えるのは、弊社としてはお勧めしません(そうは単純な技術ではないことを開発中理解しております)。

便利な応用編&気を付けるべきこと 簡単テクニックですが

水平設置が基本だとして、そういう特性があるということは以下のような応用も考えられます。

不良住宅とかいう意味でなく、ベランダなどではよくありますが、床が排水のためほんの少し傾斜しています(そうでないと困ります)。

そのため、以下の図のような状況になりやすいでしょう。

※以下は極端に描いています(床設置でここまでなるようだったら問題です)。

でも微妙な傾斜でも効く場合がありますよ。

↓乾燥を好むもの向け ⇔ ↓湿潤を好むもの向け

実際には、給水タンクの穴の高さやら左に設置や右に設置でいろいろ組み合わせ条件が変わりますが、一般に、高いところは給水量が全体に少なく(乾燥側に)なり、低いところは、湿潤側になります。

つまり、乾燥に向いたものやあまり水を吸わない小さいもの(育ちの遅いものなど)と水がたくさんいるもの(左官に繁茂するものなど)を混植するのにもこのようなことを意識し、ローテーションすることも効果的な場合もあります。

※でも、次の回で示す、水面をはらない方法も同じですが、水平設置が基本というのは気を付けて下さいね。

よく聞く話ですが、あまり極端なことを簡単にできると考えても破綻しやすいですよ(例えば、ちゃんと物理法則のことを考えていない垂直緑化とかのことです)。

▼以下の場合、奥の方が微妙に低い

※水面を張らない方法については、次回の資料で説明します。

また、上の写真で見るように、ペットボトル給水タンクなどの”見てくれの問題”もいずれ取り上げてみます。