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14cm幅(幅7cm×2 ミシン目入り)長さ37cmが4枚
※14cm×37cmが4枚、もしくは7cm×37cmが8枚とれます。
<特製の薄型親水性不織布を使用した簡単な底面潅水の実現>
※野菜や花などの栽培を対象として考えています。
大規模な施設栽培、植物工場用、また、家庭での野菜栽培用にも適用できる、新しい極薄の親水不織布技術を使用した灌漑装置です。ここでは、大きな野菜栽培などにも対応できる水面設定型を紹介します。
★育苗ポッド、植木鉢、大面積の緑化にも対応できます。
★非常に単純な構造で、高い経済効率を持ちます。家庭用から産業向けまであります。
基本的に特殊親水性不織布を敷いた台に低水位を設定し、その上部面に積載した育苗ポッド、植木鉢(10号(30cm)鉢までを想定)、不織布ポッドに詰めた土壌に自動給水対応します。
小型鉢と、水分伝達用ウエットティッシュ(鉢底石不要)
育苗セルトレイ高さ4cm強を台にした楽々底面給水シート敷設
10号(30cm)鉢のセット
小型の設置 と 10号鉢設置詳細
小さな底面給水シートとトマト栽培
容器内や水受けに水面を設定しますが、あまり長期間連続の給水が必要のない場合は、水を継ぎ足すような使用でいいですが、長期間連続だと下記のように給水タンクなどによる連続給水化が必要です。
水面を設定しないタイプの楽々底面給水では、土壌の代わりに給水シート自体に連続微少量給水するわけでした。したがって、あまりキャップを緩めて給水量を多くしようとすると、非常にゆっくりですが水が外に漏れてしまうということも起こりやすく、そのため小さな植生向けということでした。つまり、この水面を設定するタイプのほうが、たくさんの給水が必要な場合には確実となります。
また、こちらの方が、降雨の影響などがない限り、水が漏れませんし、水面設定高さ(上の面から-0.5(給水量大)~-4cm(給水量小))により最大給水能力も大幅に高くできます。
自動水分調節能力が水位変動を吸収しでかなり打ち消してしまうとは言えますが、単に水をためるだけの方式だと段々と給水量は少なくなっていきます。自身で手で水を継ぎ足す場合、大体平均的に-0.5~-4cmの範囲になるように適時水を足してやってください。
これらの点(給水レベルを変えたい場合の水位設定の調整、また安定的連続的に行いたい)については、記事メニュー カテゴリー 個人向け… 改良型新底面給水…給水能力強化 も参考にしてください。
上のイラストのような水タンクで、水面を連続に設定します。
原理は鳥の自動水やり器と同じ(マリオットの原理)です・
この写真のように、給水シートをマット式に敷設し上にポッドを積載しています。←水が伝達するように工夫をしたものです。なお、SIMERUS水やりテープで底面潅水植木鉢という方法もあるということです。
この例でも、ペットボトルが水面設定しているのがわかります
花の箱の中には水受け&給水用PETボトル(右)が入っています。
もちろん、大きな鉢を載せるのもOKです(育苗トレイや猫除けマットなどを使った支持台がつぶれない程度の重さまでを目安とします)。
これら例では、給水タンクであるペットボトル下に、水深1.5cmくらいになるように穴あけ、水受け皿に水面を設定しています。このとき、水がこぼれても安心な場所、幼児が触れれないこと、幼児やペット類が水を飲んだりできないようにすることなどに十分注意してください。
楽々底面給水シート 以外の部品
猫除けマットも利用可能ですが、やや低いのが弱点です(水位の調整がしずらい)。
上が、プラグトレイをカットしたもの、下が猫除けマットを切り出したもの
※他の実験例からみて、プラグトレイ利用で-2~-4cm程度の水位でも育苗も含め大抵十分です。
なお、水分の連絡が良いように、ウエットティッシュ類により土壌と給水シートの間を連絡します。
※ウエットティッシュのアルコール類など残存が嫌なら水で洗い流しておきます。
なお、水面を設定する水盤や水をためることのできるトレイは必要な水深を確保できるだけの深さが必要です。
じゃあ、鉢底にSIERUS水やりテープをウエットティッシュ代わりにすれば、水やりテープ⇔底面給水シートでいいのではないか… という疑問の答えですが、強度や水分の伝達特性から必ずしもうまくいかないので全くお勧めしません。
SIMERUS水やりテープや楽々底面給水シートの使用がキーポイントということです。
これは、プロ向けの不織布ポッドを使用した植物工場向け栽培です
★土壌は通常の培養土が好適です、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合があります。
※礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。
14cm幅(幅7cm×2 ミシン目入り)長さ37cmが4枚
※14cm×37cmが4枚、もしくは7cm×37cmが8枚とれます。
花や観賞植物、育苗、小さな野菜向けです。大きな野菜向けなどは、水面設定型の底面潅水の記事を参照してください。
SIMERUS水やりテープのレギュラーの使い方は、土壌に直接給水です。ここでは、土壌の代わりに給水シート自体に連続微少量給水するわけです。したがって、あまりキャップを緩めて給水量を多くしようとすると、薄いシート自体には容積や保水性はほとんどないので、植生に届くまでに他に流れてしまう、そのため非常にゆっくりですが水が外に漏れてしまうということも起こりやすといえます。この方法では、キャップは締め気味の程々の給水量で行うのが適当です。
水面設定の底面給水・潅水式との使い分け たくさんの給水が必要な場合は、水面を設定するタイプのほうが確実です。
例では、3~4個程度のプラ育苗ポッドに植栽されています。つまり、苗を購入したそのままのポッドを利用しています。それに、ウエットティッシュ類で水の伝達を行っています。
不織布性のポッドなどは大抵の場合そのままご使用できます(様子を見て対応してください)。
以下は、水分の流れ
端の方までも、SIERUS水やりテープを使った給水タンクから、底面給水シート上の水がよく伝わります より均等性を考えれば真ん中とか小さな複数のPETボトルタンク等を複数とかが考えられます。
※鉢底石は不要です。どうしても土壌がこぼれて困るなどの場合はウエットティッシュ等を内側底に薄くひいてやります。
知識
じゃあ、鉢底にSIERUS水やりテープをウエットティッシュ代わりにすれば、水やりテープ⇔底面給水シートでいいのではないか という疑問の答えですが、水分の伝達特性から必ずしもうまくいかないのでお勧めしません。コストも上がります。
さらに、じゃあ、SIERUS水やりテープ式の給水タンク⇔底面給水シート間はどうなんだというご質問に関しては、このページのトップで述べたように大体の加減でうまくいくようなバランスはもともと考えられているということです(やはり、楽々底面給水シートやSIMERUS水やりテープ類がキーポイントになるということです)。
★土壌は通常の培養土が好適です、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合があります。
礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。