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→つまり、給水テープ自体がセンサーの役割を行います。 それが一番の重大事 底面潅水式なのに加湿にならない工夫がされています。 ★土壌は通常の培養土が好適です、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合があります。 ※礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。 ※この植木鉢やプランターの底面給水(潅水)化にしてもPETボトル植木鉢と変わらず、鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。そして給水テープの効果で過湿にもなりません。鉢底石と土壌が混じらないので後も楽です。 ※野菜や花などの栽培を対象として考えています。 つまり、過湿を防ぐ、(遮光も合わせて)土壌や給水がコケや藻で緑色になりにくい、カビ類も生えにくい→健全な生長や安全性にもつながります。 幅広い植生・植栽に対応できますが、ここで示している方法は、一般的な範囲での土壌水分をコントロールした(軽く土壌を湿らせる)土耕栽培であり水耕栽培(養液栽培)ではありません。雨がかかる条件か からない条件かは、基本問題になりません。 なお、ハスなども典型例ですが、あまり特殊な植栽・植生の栽培条件の場合は別途ご検討ください。逆に、近年よく見かけつつあるような、”野草”の栽培はSIMERUSシリーズでは10年弱ずっとやっています。水やりテープとその応用でも十分対応可能と思います。
野草栽培(屋上緑化など)用の大型プランター
植木鉢やプランター式:こういうときに便利です PETボトル植木鉢栽培が上手く行き過ぎ?大きくなっての植え替え、PETボトル植木鉢→土の容量のより大きいプランターや植木鉢へ、 植木鉢・プランターの給水の工夫、①過湿にならない改良型底面潅水式に改造します、②もちろんPETボトル植木鉢式も含め、長期間連続給水対応も楽々です。 SIMERUS水やりテープなどの弊社の不織布利用の給水方法では、基本的に水位を一定にすると乾湿に合わせた、毛細管効果利用の、自動給水量調節機能もより安定で精密になります。 土壌を健康的に”連続的に軽く適度に幅広く湿らせる”ということは基本になります。コストも手間も最小で、、、 大抵の野菜類などの水管理の原則といえるでしょう。シャキシャキになるし、ふやけた感じも少なく、無駄水(肥料、農薬)でにくくなります。同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。 ここで紹介するのは、より応用的な使い方についてです。特に、普通の小型植木鉢やプランターへのSIMERUS水やりテープの底面給水式適用、長期間給水できる性能をプラスするやり方について紹介します。
下の水受けに水をため給水する例
ペットボトル植木鉢に長期間給水性能をプラスした例
小型植木鉢やペットボトル植木鉢に応用した例
↑これらは、SIMERUS水やりテープを底面給水(底面潅水)式で利用した例 SIMERUS水やりテープで、うまく給水管理し上手に育てようと考えると、野菜でみると、ペットボトル植木鉢では、スプラウト、ある程度の大きさまでの葉物野菜(パセリなどハーブ類、サニーレタス他)、いっぱいいっぱいというところでミニトマトやセロリ等、以下で紹介する一般的な植木鉢やプランター(どちらかというと小中型のものとします、あまりに重いとセットする台座にかなり強度が要ります)では、トマト、ナス、ゴーヤやキュウリ、大根、白菜等ある程度大きくなるものに向いています。※”軽く湿らせる”なので、他の一般的水やりに比べると同じ土壌の条件なら軽くなる傾向です。 ※トマト栽培などで植木鉢類も大型になってくると、SIMERUS水やりテープ本来の使い方が向いてきます(本来の使用方法は、製品紹介・説明書pdfを参考にしてください)。なお、その場合、土嚢栽培なども可能。 なお、じょうろなどでの給水と併用しても問題ありません。
↑これらの例は、SIMERUS水やりテープ本来の使い方による土嚢栽培や植木鉢やプランター栽培 この記事での紹介するようなSIMERUS水やりテープの使い方や弊社の(改良型)底面潅水用の製品(楽々底面給水シリーズ)で底面下方からの潅水をすると、軽く湿らせる管理がしやすくなります、一般の底水式のような過湿にもなりにくいです。 それらの乾湿のバランスをうまく保つための土と水やりテープ・シート(親水性不織布類)との接触(重要)も確保しやすいということでもあります。
底面給水(底面潅水)-水面高さの目安 鉢底やペットボトル植木鉢の場合ならキャップ高さより、水位が下なら乾燥側管理(例えば3cm)、上(例えば1cm)なら湿潤側管理となります(ただし、乾湿に応じて自動給水調節ができるのであまり神経質になる必要はありません、あまり低い水面だと給水が行われない場合があります)。
植物による特性の違いについて、あるいは、培土の違い (特に多種類のプランターや(ペットボトル)植木鉢に対応する場合) 土壌水分の乾湿状況等の影響(反応)が、それぞれ極度に異なる植生の場合にはそれらに給水するには注意が要ります(基本個別に;乾燥⇒水位を下げる、湿潤⇒水位を上げる)。また、培土の違いによっても給水性能は異なってきます。通常市販の(植物栽培用の)培土が望ましく、砂質土壌や粒状土などではうまく給水されない場合がありますので注意してください。なお、ペットボトル植木鉢以外の記事、改良型底面潅水式などでも事情は同じです。
留意事項(それでは、水受け皿の水の安全性はどうなのか?) 特集記事にあるペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとはかなり異なります。※雨がかかる条件だと異なります。
SIMERUS水やりテープは1本あたり60円弱程度です(15本or30本単位販売 2019/2現在)。また、中性洗剤で洗浄して繰り返し使えます。詳しくは製品一覧やペットボトル栽培特集の各記事 (トップページにも基本解説を掲載しています) をご覧ください。
ペットボトルだけでなく同じような考え方で、以下のような自動給水プランタが簡単にできます。もちろん初めからこの方法で栽培が可能ですが、各種ペットボトル鉢式で栽培していて、あまりに”育ちすぎて”植え替えしなければならない場合も最適です。
★一般的には、ペットボトル植木鉢を種からの育苗(苗ポッド代わりに使う)に使い→大きい植木鉢に植え替え★
また、そこで使っていたSIMERUS水やりテープは、 ①水やりテープ本来の使い方(下右)、②この記事の底面潅水用(下左) に転用できます。
土が漏れ出さないようにする&根が外に出にくくする工夫もあります。
※ここでの底面潅水の方法は、ペットボトルよりは1廻り2廻り大きい程度、比較的小型の鉢やプランタに向いた方法です。あまり大型の容器には向いていません。弊社の他の製品には大型にも対応できるものがあります。お問い合わせください。 ※給水期間の増加策では、 ①SIMERUS水やりテープ本来の使用方法では、本数を増やす や ペットボトル容量を増やす などの対応策があります。 ②底面潅水の方法でも給水期間の長期化は可能です(記事 個人向け&底面潅水 や ペットボトル..機能強化等)。
SIMERUS水やりテープの他にも、弊社製品(個人向)で、以下の記事と同じような水面設定型(野菜など向け)と水面を作らないタイプの給水シートがあります。詳しくは、”製品紹介のページ”や”お問い合わせページ”でお願いします。
注意 鉢底石は全く要りません というより、この方法では、鉢底石を使うと給水ができませんので注意してください。以下のように、給水テープの黒い面を培土に直接接触させてください。なお、鉢底ネットも給水テープの上にはおかないこと 土壌との接触が妨げられます。なお、鉢底石の効果として、過湿を避けるというのがありますが、なくて大丈夫?ということに関しては、以下でも過湿を避け自動給水をさせるために支持台をうまく使いますのでむしろ鉢底石より確実です。
注意 大きな鉢を載せるのもOKですが、育苗トレイや猫除けマットなどを使った支持台がつぶれない程度の重さまでを目安とします。
ほんの少しの投資(1本60円弱)が大幅に栽培や緑化の可能性をふくらませます 必要なもの
SIMERUS水やりテープ必要本数
適当な大きさの鉢やプランタ 水受け皿
※鉢やプランタは、底部に排水穴やスリットのあるものしか使えません。
培土、肥料、苗等栽培に必要なもの
鉢を水面上に置くための支持台 猫除けマットやプラグトレー(2~4cm)など水に沈みやすいもの
※細かいですが、猫除けマットの場合針になっているほうを上にしたほうが使いやすいです。
その他必要に応じて、キッチンペーパー類(水をよく通すもの)、割りばしなど(下写真参照)
※ウエットティッシュのアルコール類など残存が嫌なら水で洗い流しておきます。
※ウエットティッシュ類が好適:湿らせてもある程度強度のあるものということです。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでは湿らせた場合強度が足りません。また、特に断っていませんが、ここでいうウエットティッシュというのは、可燃性のものをお勧めします。
※底面潅水式水量増強、水位安定法(春→夏向け)の記事掲載しています(底面潅水&ペットボトル強化拡張のカテゴリー)、1週間程度の旅行時向けなども安心対応できます。
留意事項
水受け皿・鉢底皿 パッドに水をためるということは、猫も犬もその水を飲めば危険とは言えます。その点は、”飲めないように”注意してあげてください。
※上からじょうろで植木鉢やプランターの土壌に直接水をやって下の水受けにためれば余計に肥料や農薬が溜まりやすいので 原則避けましょう(根を散らしたい場合などはをふくめ、緊急的必要時は異なります) 。
水切れなどが多々あると、さすがに水不足で(水を求め)下に根が極度に集中(マット状)することがありえます。
ここまでなると、土の養分などがうまく吸収されません。対策として暫定的にじょうろなどを使ってもよいですが、抜本的にはペットボトル菜園の記事にもあるように、植え替えで下に土を入れなおします。さらには、本来のSIMERUS水やりテープの使い方となりますが、水を充てんした水やりテープ付きのペットボトルを土壌面にセットして上の方から給水補給もいいでしょう。大きく育つものであれば給水の強化を兼ねると効果的です。
PETボトル植木鉢を作る手間と同じぐらいシンプルに
簡単な作り、そしてエコです
後で給水能力を上げるのも簡単です
例では、水面設定が済みタンクが空になった状態です。→再注水します。
水位を設定するのに、マリオットタンクの原理(鳥や動物用の簡易自動水やりなどでよく使われます)を使っている以上、気象状況による、PETボトルタンク内の気泡の膨張縮小には影響されますが、遮光などしての通常の使い方の場合、実際は特に問題にならないと思います。※多少の水深増に余裕のある水受けを利用することが望ましいです。ざっくりした言い方ですが、それで大抵の場合、高温でわずか1cmなど給水タンクから水が押し出され水深が増えたとして、それで給水が増加しようとしても、その場合、土壌が湿潤になろうとするため給水は減少しようとするためある程度打ち消して影響は少なくなります。カウンターパンチのようなものかもしれません。
SIMERUS水やりテープは1本あたり60円弱程度です(15本or30本単位販売 2019/2現在)。また、中性洗剤で洗浄して繰り返し使えます。詳しくは製品一覧やペットボトル栽培特集の各記事(トップページにも基本解説を掲載しています)をご覧ください。
この紹介する方法では底面潅水式なのに加湿にならない工夫がされています。これは、植木鉢やプランター、PETボトル植木鉢でも、水受け皿だけだと短期間で水が枯れる(ドライになる)ことが予想されますが、連続長期間用に総給水量が大きくなればよりダメージが大きくなりやすいのでとても重要・必須です。
重要:もちろん、下記の(かなり簡易な)方法には実用上の限界もあります(大体最大1週間程度を目安に記述しています)ので、例えば、1か月を超えて栽培期間全期間など長期にわたる連続自動調節給水については、弊社にメールなどでお問い合わせください。そのような長期間でも実績としては多々あります。
※ご家庭で準備できるレベルのものを含めて長期間連続化はできます→基本的に”給水タンク”用にペットボトルタンク以外の大容量のものを用意するということですが、この記事の最後の方にも例があります。
植物による特性の違いについて、あるいは、培土の違い
(特に多種類のプランターや(ペットボトル)植木鉢に対応する場合)
土壌水分の乾湿状況等の影響(反応)が、それぞれ極度に異なる植生の場合にはそれら複数を一度に対象とし給水するには注意が要ります(基本個別に;乾燥⇒水位を下げる、湿潤⇒水位を上げる)。また、培土の違いによっても給水性能は異なってきます。通常市販の(植物栽培用の)培土が望ましく、砂質土壌や粒状土などではうまく給水されない場合があります。
より詳細には、当然ではありますが、同じ植物でもサイズによっても気象状況によっても給水量は違ってきますなど様々な要因が絡み合います。
例えば、ゴールデンウイーク前後に苗を植えた直後だったら、あまり1日当たりの必要水量は少なく水も長持ちでしょうが、それが大きくなり、蒸発散で水が消費されやすくなる夏には、たくさん水を消費し、追加の給水タンク等の準備が必要になるかもしれません。
留意事項(それでは、水受け皿の水の安全性はどうなのか?)
特集記事にあるペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとはかなり異なります。※雨がかかる条件だと異なります。
なお、
このとき、水がこぼれても安心な場所、幼児が触れれないこと、幼児やペット類がはった水を飲んだりできないようにすることなどには十分注意してください。
また、
以下の記事で、大きな鉢を載せるのもOKですが、育苗トレイや猫除けマットなどを使った支持台がつぶれない程度の重さまでを目安とします。
給水量ということについて、植物・土壌に適切に調節した量を与えるということは、意外にわかっていない方が多いと思うので以下を示します。なお、ここでいう最適な給水量というのは、乾湿などに合わせた植物生理的に適切量に調節した水分量を言うのであり、タイマー的な毎日同じく**Lという水やりのことを言っているのではありません。水田の輪番灌漑とも違うといえます。なお、水田灌漑と畑地灌漑だと考え方がかなり違います(SIMERUSはいわば緑化や畑地灌漑の方です)。
※SIMERUSはもともと最適化給水ですので以下の方法でよりうまく使えます。
まず、①2泊3日と1週間の旅行に対処するのであれば、期間が違えば、同じ植物でも当然必要な水量が違ってくるわけです。これは言うまでもないでしょう。しかし、
②植物の大きさによっても設置条件による気象状況によっても消費される水量は違います。例えば、陽が直接当たるとか、風がよくあたるとかもあるし、さらには、例えば、たまたま旅行に行く来週は残念なことに猛暑が天気予報で予想されているとか、各種条件によって余裕を見ておく必要というのも常にあるということです。
だから、自動調節されるといっても全体の給水量(タンク容量)はそれなりに確保しておく必要が必然的にあるということです。ただし、
すくなくとも、同じ気象条件で有れば、鉢底からどんどん廃水が流れていく水やりに比べれば、それが無い(最小になる)SIMERUSのような給水方法は、水が長持ち(節水)で旅行時にも有利だということです。
しかし、1日何リットル定量減るという計算はできないことには注意です。つまり、便利さを活かそうとしても、それなりの注意(いわば考え方をかえる)も要ります。下記③にあるように、”状況の予測、準備、あらかじめのテスト(プチ実証)”が要るといえるでしょう。
毎日、水量を半分にして潅水すれば、まあ、節水ですし、廃水も減るだろうがまあ植物にとっては多分虐待ですね。まあ、それでも廃水(無駄水)がゼロではないだろうし上記のように考えようはあるわけです。※某ヨーロッパの国によっては渇水時ガーデニングにそういう制限をかけるところもあるらしい、昔聞いた話ですが、その結果、庭が枯れても平気(当たり前というメンタリティ)と聞きます。
③いずれにせよ、慎重に準備が必要なわけですが、
よくあるタイマー式自動潅水装置とかでは、1鉢当たり過剰な水を与えてこの点を言うならばごまかしている(安全側管理という意味)わけです(FAQ参照、実はセンサー式というのも実態は似ている)。もちろん無駄水も出ますし、大量の水を消費します。日本でも節水要請が出れば使えない かも?
少なくとも下記記事の方法を応用するにしても、前もって、そのタンク水量で予想される条件で何日もつかどうか、その結果でタンク水量を増やさなければいけないかどうか、タンクを追加するにしても、さらには、鉢の追加などによってもパッド(水盤)は大きなもの(水深を均等にできるかも注意)で余裕を持たせるか(鳥よけは考えておく)、つまり、①②の状況も考えて、適切な水量を供給できるように考えて準備することが重要です。できれば、数日~数週前程度は余裕をもって一度テストし必要な準備を行うことをお勧めします。
参考 もちろん、こういう時よくやる”あまり日の当たらない場所に移動する”というのも植物の種類によりますが対処法の一つです。
参考 下記のペットボトルの水タンクで追いつかない場合、(水漏れしない)10Lタンクなども設置できる、大きなパッドを水平に設置できるのであれば、10L水タンクに水をため、(小)キャップを外して、逆に(キャップ側-上面を下に)パッド内にセットすることで、ペットボトル水タンクに替えれます。水位は、キャップ部分の高さを割りばしなどで調整すればいいでしょう(安全なもので)。タンクは10L水タンクぐらいまでとしてください。水タンク自体の強度や設置上の安全のためそれ以上は(当方でやったことはありますが)全くお勧めしません。いずれにしても安全に作業を行ってください。いずれにせよ、水がこぼれても問題がないところに設置して下さい。
※ベランダは一般に排水のためちょっと傾斜していますので特に大きなパッドでは水面設定には注意が要ります。
追記 水位設定型の給水装置(実はいろいろあります)で、トイレなどのフロートタップ活用などで一定水位を保ち、大容量の給水用タンクを接続させ長持ちさせるという方法が、昔からあります。ここではその詳細は述べませんが、この方法は、20L等ぐらいまでの大容量タンクを加工してフロートタップに接続するなどで行ったください。
これは自分でやるのだったらDIYの知識や技術や工具類がかなり要ります。特殊なものも要ります。最近はホームセンターの加工場他(”DIYスペース”他で検索)も充実しているように思いますよ。
なお、ここで示した方法に関して、水道水直結は、安全性の確保のため絶対にやらないでください。←水栓直結で結構簡単に水やり用に応用利用できる市販品も無いことはないですが、洗濯機の水栓等も”使わないときは安全のため締めてください”と書いてあるぐらいですし、そういう市販のバルブ装置はそこそこ値段も高かったりするし当方の使い方のせいか経験的には結構壊れるものもあると思うしそれら諸事情により現時点ではお勧めしません。この企画は、あくまでも、ベランダや室内での簡易利用を想定しているということでもあります。
底面給水の場合、水受け皿の容積だけだったら、夏場だったら特に、長持ちしないでしょう。また、水位が段々と変わっていくことで、SIMERUS水やりテープはかなりその点の配慮はしているとはいえ、全く給水性能が変わらないわけではありません。もちろん水がなくなったら給水できません。しかし、以下のようなもので給水量を増大できれば留守でも安心です。つまり、SIMERUS水やりテープを使ったPETボトル植木鉢、以下の写真のような(SIMERUS水やりテープを使った)底面潅水式の植木鉢やプランターなどでも共通に応用できます。
これらの例では、底面給水用に、SIMERUS水やりテープを底面にセットしています(鉢底石は使いません)。この例(台座は猫除けマット)だと、水深最大3cmまで、それ以上だと過湿になります。つまり、鉢底が水につかってしまいます。
※この底面給水式については、特集記事 プランターや鉢でも底面給水(SIMERUS水やりテープ利用式)を参照してください。※これは、ペットボトル植木鉢とは別の方法です!
そのため、★全体の水量を増大させること ★水位設定を軽く湿らせる式で安定させること というのが重大となります。つまり、水受け皿にタイムリーに水を追加補給する方法を考えてみます。
その方法として以下を紹介します。
※以下ペットボトルを使用する場合、必要ならペットボトルレンズ効果の防止のためや緑水の抑制から遮光などを行ってください。また、以下の水受け皿のうち大きなものは特に、できるだけ水平に設置しなければ、うまく水が広がらないので注意してください。
まず、鉢(~18cm位まで)単体ならば、水受け皿に百均ショップでもよく売っていますが、犬猫用のみずやり器(ペットボトルをねじ込むタイプ)などで、水位安定、給水量増加が簡単でしょう。左の緑色の鉢より、水がはるかに長持ちです。
ペットボトルもかなり大きなものまで、水を入れ、さかさまにしてねじ込み利用できます。これは、マリオット瓶の原理を利用したものです。なお、以下の各種の給水増強用の穴あけ加工したペットボトルでも同じ原理を使っています。
※何か(多分ペット等の病気予防等衛生上の理由だろうと思います)、このPETボトルをセットして水面を形成するタイプの自動給水器は、最近品薄のようです(少なくとも弊社近辺の百均Shopでは2019/6現在見かけません、植物に底面給水するには便利なのですが、、、)。簡単に手に入るもので準備する方法については、下のPETボトルと通常の水受け皿などを活用する記事を参考にしてください。
この例で(隠れていますが、鉢の)台座の高さは4cm程度です。水深は2cm程度です。つまり、大体、鉢の底から下に1~3cmあたりが水面とするのがいいでしょう。
※台座とは、プラグトレー(高さ4cm前後のもの)や猫除けマット(3cm、針の方を上に利用する)のこと、特集記事 プランターや鉢でも底面給水(SIMERUS水やりテープ利用式)参照
プランタや複数の鉢などにまとめて安定した水位を設定し、水も長持ちさせたい場合、以下の方法をお勧めします。原理は上と同じです。 この給水量強化策で必要な加工は、ペットボトルの下部に横1.5cm×縦1.5~2.0cm(水深分) 長方形程度の穴あけ作業だけです。目印をつけカッターなどで安全に作業してください。
※PETボトル下部が側面部よりかなり固く、替え刃式カッターなどでは容易に切り欠きし難いタイプのPETボトルも有りますので(あまり固いもののの加工には替え刃も折れやすくて危険です)、その場合、ドリルやキリなどの穴をあける能力の高い工具や大き目のカッター、切り欠きが容易なニッパー等の併用も考え安全に作業を進めてください。あるいは、別の加工しやすいPETボトルでお試しください(安全第一)。※熱でカットというのもあります。
※全般には、資源節約の観点からPETボトルの材質の厚みなどは全般に薄くなってきている傾向ですが、炭酸飲料の1.5L等でかなり底部などが硬質のものも見られます(現在まで、1種類だけですが弊社でも確認しています)。
左は給水量強化タンク 下の写真のように加工します。 大きなペットボトル(複数)だと大幅長持ちです。これも、マリオット瓶の原理を利用したものです。
この例で台座の高さは4cm程度です。水深は鉢の底から下に2cm程度で安定させます。
これらは、当然貯留しておいた雨水なども利用できます。
一般にホームセンターに売っている5-10L程度の水タンク(固いプラスチックのタンク、折りたためる柔らかいものなどは不可)に水をため、小さな口のキャップを外しておき、それを上下ひっくり返し、素早く水皿内側にその口をはめ込む(水皿底から、タンクの口は木切れなどを挟んで2cm程度高さをとる←その口はふさがない)、、、といった”豪快な”方法もあります(夏場写真載せる予定です)。※この方法でも、最低限、タンクの口を内側に落とし込める(はめ込む)だけの余裕のある面積は必要です。
概要図
一時的以外、あまり勧めはしませんが ※土壌過湿の問題もあり、以下は、いわゆる禁じ手といっていいものであり、あまり長期間はやらないのがいいですが、一時的に水位を高めて、給水期間を長くすることもできます(鉢底やペットボトル植木鉢の下キャップがどっぷりと漬かるまで水深を深くする)。また、降水がかかる条件では、下の水受け皿に水を貯留させることもできます。←これらを底水式と言いますが、長期間連続に行うと土壌過湿で一般に生育によくありません。あくまでもSIMERUS水やりテープを使って土壌を軽く湿らせるを行うことが健全栽培の基本です。
あまり神経質になる必要はないとも言えますが ここで”底面潅水”と言っても、絶対にじょうろ等で上から給水してはいけないということはありません。まあ、普段、上からささっと水を注ぎたしたい気分もわかりますし。 ただし、水受けに肥料分の逆流が生じやすいのと(藻がわきやすくなる)、あふれる場合(水も肥料分も農薬類などもロストする)があるので程々でやりましょう。
改めてまとめると
これは、以下のように、マリオットタンクの原理を使ったもので、この場合、上のキャップは締めておきます。また、下の穴は、水を注入する都合から言っても横1.5x縦1.5~2.0cm位です。穴の上端が、水位になりますからペットボトル鉢のキャップ位置や普段鉢を置いている高さ(よりは低位に)適宜調整してください。また、十分安全に加工作業してけがの無いようにしてください。
この四角の穴から再注水します。そして、
無理は禁物です、難しいと思ったら別の加工しやすいPETボトルでお試しください。あくまで安全第一ですし、容易安価に別のPETボトルで試しなおせるのもこの方法のいいところです。※熱でカットというのもあります。
※全般には、資源節約の観点からPETボトルの材質の厚みなどは薄くなってきている傾向ですが、炭酸飲料の1.5L等でかなり硬質のものも見られます。
※イラストのように、水が底まで使い切るには、底の近くまで穴を(縦に)広げておきます。
この四角の穴から再注水します 水の無駄を少なくするため、できるだけ底の高さにちかいところまで切り取ります(なお、上端(水深↓)が通常の水面位置になります)
※重要 プランタや植木鉢(ペットボトル植木鉢の場合だったらキャップ部分)が水没しない程度の水深とする 目安水深1.5-2cm程度(底面潅水式で3cmぐらいの台座使用の場合)と思います。
※キャップからの水位を変化させることによって(毛細管の)給水性能を変化させることができますが、通常は、キャップ下0~3cmの水面高さとすると特に問題は生じないといえます、それ以外では、むしろいろいろトラブルの原因になりえますのでおやめください(SIMERUS水やりテープ端が水に必ず漬かっていること)。あまり多いと水が汚れるリスクも増えません。
PETボトル水タンク式について 熱水になるのは基本的には避けたほうが良いことを再度説明します、基本遮光するのが望ましいといえます(PETボトルを水タンクに使う本来の使い方を含めて)→よりシビアには、”PETボトル内の空気温度の変動をできるだけ少なくしたほうが良い”というのがより正確なのですが、このようなマリオットタンクの原理(鳥や小動物用の水面設定型の自動水やり機器と同じ原理)を利用した給水タンクでは、空気の膨張収縮の程度によって水が必要以上にボトルから押し出される場合がありえます。なお、経験的にそれで特に困ったというのは今までほとんどありませんことはお断りします。つまりそれを上回る便利さがあるといっていいでしょう。
これを他の穴あきノズルペットボトル給水器の例などで自動給水調節しているといった記述もたまに目にしますが、これは”温度が高いと給水量も多く必要であるとは必ずしも限らない”ということで正しい理解とは言えません。
↑PETボトル等の内部の空気の膨張収縮の影響を受ける可能性はあります(上左写真)。長期間の対応などのための追加水タンク(上右写真)などの場合は同じように膨張圧縮の問題はあり得ます。そのため水受けにも少し水深深めの余裕を持たせたほうがいいでしょう。
なお、SIMERUS水やりテープのPETボトル植木鉢や底面給水型改造植木鉢としての使い方自体にはこのマリオットタンクの原理は関係はありません。
↑このPET植木鉢の場合や底面給水・潅水改造植木鉢自体には関係ありません。水受け部分自体はマリオットタンクになっているわけではないのでそうなります。
下部が水受けになっていますが、季節などによってはすぐに水がなくなってしまいます。 旅行などで困りますね。
このような水盤を用います(水位一定 給水調節は安定)①の記事参照
水深は1.5~2cm
※キャップからの水位を変化させることによって(毛細管の)給水性能を変化させることができますが、通常は、キャップ下0~3cmの水面高さとすると特に問題は生じないといえます、それ以外では、むしろいろいろトラブルの原因になりえますのでおやめください(SIMERUS水やりテープ端が水に必ず漬かっていること)。
次に、ペットボトル菜園の場合(特集記事を参考にしてください)、長期間の給水を考えた時の方法を紹介しておきます。基本的には、上記と同じことをしたらいいですが、プランター植木鉢の元々のつくりが、水受けにセットしていないとコケてしまう構造なので、何らかの支えが必要です。
園芸屋さんなどにある苗箱などを支えに流用してもいいのですが、お手軽には、ペットボトルの下半分を適当な高さ(水位が適当-キャップ位置ちょっと下-になるように)に切って使います。また、下部に上で示したような穴をあけておきます。※ただしこの加工をすると水受けとしては使えなくなるので完全ペットボトル菜園型に戻すには水受けを新たに用意してください。 上の底面潅水鉢類の記事と似ていますがこの給水量強化策で必要な加工は、ペットボトルの下部(ペットボトル植木鉢の水受け部分)に横1.5cm×縦1.5~2.0cm四角程度の穴あけ作業が基本です(後で全体の高さ調整が必要な場合があります)。よく水が流通するために、底の近くまで穴をあけておいてください。高さは大体1.5~2.0cmで大丈夫でしょう。目印をつけカッターなどで安全に作業してください。
底が、ワインの瓶や三脚等式に1.5~2cm以上底上げされており、一か所に高さ2cm程度の穴をあけても十分水が内部にいきわたらないようなPETボトルの水受けは使わないでください(複数あけてもよいですが面倒くさいです)。
※PETボトル下部が側面部よりかなり固く、替え刃式カッターなどでは容易に切り欠きし難いタイプのPETボトルも有りますので(あまり固いもののの加工には替え刃も折れやすくて危険です)、その場合、ドリルやキリなどの穴をあける能力の高い工具や大き目のカッター、切り欠きが容易なニッパー等の併用も考え安全に作業を進めてください。あるいは、別の加工しやすいPETボトルでお試しください(安全第一)。※熱でカットというのもあります。
※全般には、資源節約の観点からPETボトルの材質の厚みなどは全般に薄くなってきている傾向ですが、炭酸飲料の1.5L等でかなり底部などが硬質のものも見られます(現在まで、1種類だけですが弊社でも確認しています)。
この加工の場合、キャップの下は3~4cm
水やりテープの下端は、プラスチック製を含めさびないタイプのクリップで束ねておいてもよい。
<水受け支持台(PETボトル水受け側)カッティングで水位調整(水受け皿)からの高さ とは>
これが、記事①(改良型底面潅水式)の植木鉢やプランタ用台座に対して、記事②のペットボトル菜園・植木鉢専用の台座となります。これをもう少し詳しく見てみます。以下の写真は、元々は、ペットボトル水受け単体での水があまりたくさんストックできないタイプの自動給水植木鉢でしたが、それが長期間対応になるということです。
なお、とことん給水量(貯水する水量)を大きくしたいのなら、土壌が当初過湿になるので構わないのなら、パッド上端までぎりぎり高さまで水をはります。また、水位を高くするとき、ペットボトルは満水にしておく→そうしないと第一容量的に損ですし、浮くことがあります。
ただし、これは、過湿になりやすく、あまり生育によくないので旅行など一時的な対処法としてください。また、どれぐらい水が持つかというのは事前にチェックしておいてください。条件によってかなり違いますのであらかじめの準備は大事です。
※ペットボトルの代わりに大きなバッドで、例えば10Lの水タンクを使うなどの荒業も可能です(実験済み 例えば、タンクに水を入れ、キャップ小を外しておいてひっくり返して設置・給水する。このとき水深を確保するためと水をいきわたりやすくするため、1~2cmの板などをタンクの下に敷いておき、ちょっとだけ水面を上にあげて設置する、ただし、安全には十分気を付けてください)。ちなみに、5Lなど小さいものはいいものの、20Lタンクを使うなどあまり欲張りなことをするのは実用上やトラブル回避の点からお勧めしません(腰を抜かすなどの事故にもつながりやすくなります)。どうせするなら、10L×2とか5L複数とかにしましょう。
いずれにせよご本人に無理のないように。
水受け皿・鉢底皿 パッドに水をためるということは、猫も犬もその水を飲めば危険とは言えます。その点は、”飲めないように”注意してあげてください。
※上からじょうろで植木鉢やプランターの土壌に直接水をやって下の水受けにためれば余計に肥料や農薬が溜まりやすいので 原則避けましょう 。
以下の様に、いろいろ組み合わせが考えられます。
基本的には、排水口をふさいだプランタ―などに水面設定(写真の上下ひっくり返したペットボトル)を行い、楽々底面給水シリーズの給水シートを敷いてその上に(水分が良く伝達する)不織布ポッドを置いたりして組み合わせています。
勿論、SIMERUS水やりテープを使ったペットボトル植木鉢を組み合わせることもできます。
この水面設定の方法は、基本的には、個人向け・底面潅水…の記事:底面潅水式水量増強、水位安定法 と同じです。また、ペットボトル植木鉢の特集記事も参考にしてください。
プランタ―内に水位を設定するペットボトル
水深を数cmもたせ直立させるために下に台を付けています。一般に筒状のもので代用できます。
トータルの給水能力もパワーアップです(マリオットタンクの原理)。
※基本的にはこれら↓と同じことです。カテゴリー 個人向け…. 底面潅水式水量増強….の記事参照
底面給水シートを薄緑の台が台座になります。
薄緑の台をプランタ―内にセットし楽々底面給水シリーズ給水シートをセットし(海苔巻きのようになっています)、その上に不織布ポッド(黒、レタス植栽)を載せます。
そして、プランタ―内に適切な水位を設定します(不織布ポッド底より1~3cm下程度が目安)。水位が下なら乾燥側管理(例えば3cm)、上(例えば1cm)なら湿潤側管理となります(ただし、乾湿に応じて自動給水調節ができるのであまり神経質になる必要はありません、ただしあまり低過ぎる水面だと給水が行われない場合があります)。
詳しくは、底面潅水水量増強の記事などを参照してください。
※緑色の網目状の台の上に載せているのが親水性不織布ポッド(黒色)です。
ペットボトル植木鉢式(特集記事参照)
上から見るとこんな感じです。
さらに、同じように底面潅水型の小さな花壇はこんな感じです。
黒の育苗ポッドにウエットティッシュを通し、台となる黒い不織布面に載せポッド内側の土壌に水分を伝えています。
※ウエットティッシュ類が好適:湿らせてもある程度強度のあるものということです。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでは湿らせた場合強度が足りません。また、特に断っていませんが、ここでいうウエットティッシュというのは、可燃性のものをお勧めします。