古代から乾燥(砂漠)地帯などで、毛細管水移動現象をかなり意図的に利用した灌漑というのはあります(代表的なのがスガメを土に埋めて水を貯めて周囲に広げるものです(今でも一部あるらしい))。概念が似た方法が現在もありますがいずれにせよ乾燥地向けで、土壌の適用範囲などの制約も厳しめといえます。
それ以外では、毛細管水利用の給水器具というのは、こちらで把握している最古の汎用のもので20世紀初頭アメリカ合衆国大学教授の論文があります。しかし、その後その方法が広く普及したとはとても言えません。つまりうまくいかない要因が多々あるということであり、その解消は現代でも簡単にはいきません。つまり、実際にはなんとなく動いている?という感じのものが多いだろうとも思います(いろんな意味で安定性・確実性があまりない)。
逆に、それだからこそ改善は考えうると思います。
以下の例では、水やり作業含めほとんど管理手間なし、過湿にならず植物の病気もあまり無し(特別の薬剤使用無)、殺虫用の農薬も、植え付けの時に、一般的な土壌混入型のものを規定量程度(それ以下)やっただけです。
農薬等の説明書から量(少な目)、期間も十分おいている(分解する)し問題はないと思います。
もちろん、SIMERUSでは外部への農薬成分流出なども基本的にありません。
※細い事ですが、上の写真のPETボトルはある程度日陰になり遮光されています。
PETスプラウトの自動給水土耕栽培はもちろん無農薬です。
お手軽に毎日とれたて
★個人利用向けの製品 SIMERUS水やりテープ
基本SDGsなペットボトル自動調節給水器であり
ペットボトル自動給水鉢を含め底面自動給水植木鉢にもなります。また、垂直緑化にも簡単に応用できます。
このPETボトル応用自動給水植木鉢の元になっているSIMERUS水やりテープは
ホームページ(家庭栽培向け、安全・安心・おいしい!)
リサイクル、リユース、リデュースに加え
アップサイクル(Upcycling)も!
ゼロウェイストにも近くなります
★SDGsの取り組み事例としても紹介されています(大阪市環境局)★
(UNEP-大阪市での取り組みに応募・紹介(採用)されましたpdf)。
なお、弊社のSIMERUS水やりテープ自体もペットボトルを一部原料にしています。
上のメニューバーから見える記事一覧menuを読みやすく紹介するため、Facebook、ブログの記事のほうで簡単な使い方紹介などを増やしていく予定にしています。
お問い合わせ(歓迎)などにも対応してですが、出来ることから少しずつ……いきなり大量には無理なのはご容赦ください!
以下の記事、さらに各種記事menuや、製品紹介ページで!
栽培2021<今後の予定 冬~春>
★大きいものも簡単に管理できます
遅れ遅れになっていましたが、不織布ポッド活用の栽培(底面給水式)を試してみます(大き目の野菜類他)。
★スプラウトとかに土がくっついているのは嫌ですか?
また、一般栽培、スプラウト栽培などに実績のある一般培土に加え、砂など細かいもの粗いもの等を使って、野菜などからはらいやすい、あとで再利用や処分しやすいものもテストしています。
例えば、栽培例(スプラウト 各種土壌での栽培)
収穫直前です。いずれにせよ、上のように、栽培量が多くなってくると、水タンクを使った右写真のように管理したほうが明らかに楽ですね。なお、土壌により保水性なども違う(小さい)ので、砂などでの水深管理は、水やりテープのかかった下キャップが漬かる程度が無難です。
また、土壌により、肥料分が足りないことも考えられる(というより、培養土以外では多分栄養分が少ない)ので、とりあえず、500mLペットボトル1本あたり遅効性の固形肥料(直径数ミリのもの)3個ぐらいを水受けに入れてあります(表面にまく場合もあります)。これは、市販の液体肥料のかなり薄めたもの(少なくとも1000倍以上)でもできるとは思いますが窒素過剰の問題等もあるので生育の様子を見てあままりやりすぎないようにしましょう。1000倍程度に希釈した液肥も使えるとは思います。
収穫してさっぱりしています。全般の傾向としては、通常の培養土が一番よく、白砂のもの等がちょっとノウハウは要りますがそれに続くといった感じです。また、培土でも粒子が細かいものも試してみようと考えています。
収穫して、植え替えた例です(表面に種子散布式で)。
何も毎回土を全部捨てる必要はありません。
次によくある事についてですが、透明ペットボトル利用などについて
つまり、質問によくある土やら水が(ペットボトルの遮光をせずに透明の場合)コケで緑になるというのには、基本対策はメニューの記事にもいろいろ書いてありますが、おそらく一番簡単には、以下のように、古靴下やアルミ箔(アルミテープ)等で遮光してやるのが手早いでしょう。
また、下の写真の例のように、窓際モヤシ栽培にも被せて使うのも有りです。
さらには、冬場の保温にも役立ち(マイクロハウス)ます(下の写真のように、去年の栽培例などを参考にしてください)。
遮光で靴下を被せたり、温室仕立てにするなど様々です。
※画像類は大抵の場合、クリック(タップ)して拡大できます。
いずれにせよ 無理は続かないですね!
<以下は概要説明や最近のトピックス類、このサイトの見方等々>
本ページと製品紹介のページとは、ペットボトル鉢栽培等も多く、それら概要の説明になっています。大体のところはつかめると思います。
上の500mlのペットボトル鉢でのちょっと大きめサニーレタス栽培などのコツは、土量が少ないので肥料分が足りているかどうか気をつけておくことでしょう。もちろん過剰に肥料をやる必要はないです。基本このサイズの鉢には、スプラウトやベビーリーフ程度の小さなものが向いています。
ハーブのやや大きくなるものや(パセリがよく茂っているぐらいのイメージで考えて)1~1.5Lのペットボトル鉢、ある程度大きくなるレタスなどの栽培では1.5~2L等のペットボトル鉢、さらには、余裕をもって底面潅水改造植木鉢の方が使いまわしがいいかもしれません。
もちろん、ペットボトル自体を水タンクにして、SIMERUS水やりテープ本来の使い方なら大きな容量のものにも柔軟に対応できます。
↑1L、1.5Lペットボトル、底面潅水式
つまり底面潅水・上からの潅水いずれでも自動調節の安定した給水が可能・品質も向上(上の500mLPETスプラウト栽培でさえそう思えます)
↑自宅で栽培しているのならまあ当然ですが完熟にもっていく(見守る)のは簡単です。”軽く土壌を湿らせる”で水ぶくれにもなりにくいです。そして急激に給水し水ぶくれで実が割れるというのも避けることができます(※雨除けの条件で)。
特集記事 ペットボトル(アップサイクル)利用鉢等 -SIMERUS水やりテープを活用した自動調節連続給水で幅広い活用-
SIMERUS水やりテープを使った楽しい・単純・簡単・安価 そうでないと結局続かない
ペットボトルが隠せる(見えない)管理もできます
↑SIMERUS水やりテープ15 1パックで15本分 そして水ロスほとんど無く、テープ自体も長持ち さらに、チューブ配管類が無いので、気泡混入等による給水途絶等の失敗があり得ません。また、チューブ内に昼間残る熱水の問題もありません。
小さな我が家の植物工場・隔離栽培
土を使った自然なマイガーデン・マイクロ&クリーン 繰り返し使うと、SIMRUS水やりテープ自体がとても低コストです
特に”お勧め”として、SIMERUS水やりテープを応用した500mLのPET植木鉢(下に記事あり)を使った何かと便利なスプラウト栽培にフォーカスしています。ハカリやハサミの写った左上の写真です。
少しの量でも 春夏秋冬長く続けられる栽培をお勧めします
上のHP用のキャッチ画像(4連レタス)もありますが、スプラウト(カイワレ等々)を含め葉物の方が、当初はいいかもしれません(パセリ、ネギなどの葉物ハーブ類も)。食べるところが多くて果実物より大体早く収穫できるし、やり方によっては毎日でも葉ものを収穫できるし!特にスプラウトは栽培スタートも自分で選びやすいですね。自宅で料理したいなどの日に的を絞っての新鮮収穫などもできます(日を巻き戻して播種・開始する、目的の日に収穫で新鮮なものを添える…といった感じ)。
なお、市販の植木鉢をこの応用で自動給水化したら、キュウリなどでさえも結構大きくできます(各種記事参照してください)。さらに、”花・花卉”栽培にも使えます!もちろん、PET鉢や普通の鉢利用式ばかりでなくSIMERUS水やりテープ本来の使用法も本ページ下や製品一覧などにあります。
薄いSIERUS水やりテープをはめて、緩くキャップを装着するだけ(マニュアルやHP参照)※SIERUS水やりテープ式はキャップ自体に穴あけ加工等も全く要りませんし簡単です。
↓直近の新着・特集情報の専用リンクです!
例えば
レンズ効果、配管の問題、熱水問題(SIMERUS SIMERUS以外)、SDGs アップサイクル 500mL&スプラウト栽培、給水期間増大、衛生面など他
各ページトップからの製品一覧・購入リンクも参考にしてください。
隔離栽培って言っているけど何?
500mlPETボトル鉢含めて鉢やプランタなど容器を使った土壌栽培のことを、”隔離栽培(かくりさいばい)”とも言います。まあ、個別の栽培なので病気などの拡散には強そうですが、土壌の保水性も限られるし、何かと管理は難しそうですね。
そこでですが、この場合でも便利なのが、薄くて特殊な性能のSIMERUS水やりテープ 多少の水量変化でも安定給水できます。何せ構造もとても簡単です。それで、ごく少ない土壌で衛生的、節水で肥料・農薬も精密調節ができる優れものとなります、実質廃水なしです。
※備えあれば憂いなしです…特に夏場対策(長期間化等も)!
”昔から”弊社への問い合わせ”で、典型的なものとして、夏休み前などに”何日もつかどうか 教えて!”などのご質問があります。この点、申し訳ないのですが、弊社からの答えとしては、”生育条件環境条件などにより非常に大きな違いがあるので一概に答えようはありません“です。
”ではどうすればよいか”ですが、弊社としては、ちょっと余裕をもって、ご自身でSIMERUSをテストしていただいていろいろな準備していただいたほうが無難ということは言えます。→工夫を考えたり試すための時間も重要と思います。
SIMERUSならではの給水の(大幅も含め)期間増大などのテクニックについては、各種記事などにできるだけ記載しているつもりです。ご参考下さい。追:根の生育による植え替え(根の劣化防止でもあります)なども上手な管理には必要と思います(記事有)。
SIMERUS水やりテープ 3大活用
見栄えということについては、①と②(①のほうは考え方にもよります)のほうがレギュラーの③よりいいかもしれません。
①②ペットボトルが実質見えない管理もできます
①PET植木鉢タイプ
↑比較的小型の植物に
↑②と同じに(PET給水タンク式)給水期間、鉢数は増加できます。
↑記事クイックLink
↑土壌を入れたペットボトル鉢の下側キャップ 内側隙間は狭く
土壌は隙間から水受けには漏れ落ちません
また、経験的に、根が外にはみ出してくるというのもありません。
②簡単にできる底面給水機能付き(改造)植木鉢
ある程度大きくなるものまで対応できます。
↑水をよく消費するキュウリなども十分大きくなっています。また、PET給水タンク増設などで簡単に給水量が増強できるのも分かります。
↑記事クイック Link
これも土が漏れ出さないようにする&根が外に出にくくする工夫は簡単です。
③本来の使い方(いろんな栽培に、万能的!)
当たり前ですが、留守の時などに限定的に使うというのもできます
小さなものから大きなものまで
↑水はPETタンクから漏れません(これは鳥の水やり器などと同じ原理、マリオットの原理)、※この方法では、PETボトルの容量や本数で元々給水総量は調節できます。
以下のリンクで説明書pdfをダウンロードできます。
SIMERUS-tape15(pdf説明書) link
↑PETボトル本数や容量の選択で大きなものにも対応
比較的大きな鉢(PETボトル複数セットで直径30cm程度目安→ベランダなどで一人で動かせる程度、原理的にはそれ以上も可能)やプランタでも小さな鉢でも、主に~1.5L以下のPETボトルを活用出来ます(強度の高いものであれば、2L程度も可能)
PETボトルのキャップ側部分を”挿す”という感じでなく、”浅い穴を掘りそこにセットする” あるいは ”キャップ部分を浅く埋める”といった感じにセットします。だから簡単。
それでは、風で飛びやすい倒れやすい?飛んだり倒れたら?夏場熱水になったら?
→大丈夫、ホームトップ(本ページ上)から 、製品一覧・購入のSIMERUS水やりテープの欄等に詳しい説明があります。
↑製品一覧・購入Link
特に注意;本来の使い方とPET植木鉢式(あるいは植木鉢類改造式)では、SIERUS水やりテープの白黒の面が逆転します。つまり黒の面が土壌に接触するようにします。
上のpdf説明書を参照いただければわかりやすいですが、
PET植木鉢方式での使用を含め、PETボトルキャップ部分には水の適切な移動のためSIMERUS水やりテープを挟み込み緩くセットし固く締め付けない。←キャップ部の穴あけ加工は不要です。これがとても便利です。←細い隙間なので土壌も漏れない崩れない。また本来の使い方の場合も水が漏れません(マリオットの原理)。
なお、勘違いしやすいかもしれませんが、”自動給水(量)調節”というのは、毎日同じ水量をタイマー的に自動給水するものではありません。天気などにより水の減り方は違います(SIMERUS水やりテープの場合、土壌の乾湿に応じて水量調節されます)。したがって、季節等の条件により、水のもつ日数はかわります。
もちろん、花も栽培できます。
アイスプラント栽培等にも使えます。
左は大きくなりすぎ?
注意事項(ご了承お願いします)
①~③のいずれの使用法においても、SIMERUS水やりテープを途中で切断などをして使用した場合、それは明らかに正常な製品使用法とは言えず、機能も保証できません。この点あらかじめお断り申し上げます。つまり、上記①②の使用法は、③の説明書にあるような本来の使用法に準じたものに限らせていただきます。
ご留意ください
弊社SIMERUS水やりテープなど各製品は、弊社購入インタネットサイト、Amazon(SIMERUS水やりテープ2パック売りのみ)、もしくは、ファックス等での弊社直接のご注文の販売(直販のみ)となっております。
お願い
本サイトには、かなり多数の解説ページ等がありますが、それらの切り替えには、
上のメニューバーの検索(ただし難しい検索の機能はないです)
↑検索は各ページ上メニューバーにあります
あるいはブラウザの戻るボタンなども使っていただくのもいいとして、まずは記事一覧メニューをお勧めします
↑記事一覧Link
家庭栽培向け その他製品
水面を設定する(逆に設定しないタイプもあります)底面潅水に対応した関連製品、楽々底面給水シートもあります
↑製品一覧・購入Link
製品一覧・購入からもご覧になれますが、以下のリンクで素早く記事が見れます
↑記事クイックリンク 水面を設定するタイプの使い方
色々な栽培に使えます
併用する簡易水タンクの例
↑記事クイックリンク 水面を設定しないタイプの使い方
どちらかというと花卉類(水消費が少ないもの)向け
↑普通SIMERUS水やりテープをセットしたPETボトルを給水タンクとして併用します
他の給水方法との比較-FAQなどにも詳しく載っています。
各種特集記事多数掲載されています
ご連絡:プロ様向けのワグナーポッド(改)などの情報については適宜お問い合わせください。
これも適宜アップする予定にはなっております(2020年度)。 ただし、例の世界的な感染症で、発表予定の国際学会開催等が遅れるなどもあり、いろいろと遅れ遅れになるかもしれません、ご容赦ください。なお、皆様方もくれぐれもご自愛ください。
国際宇宙ステーション/JAXA
月面や火星面での水やり、さらに、このような場所(マイクログラビティ)での使用も想定しています。他の大抵の水やりのようには水滴がはじけ飛ばないとか、高度の節水性などに優れています!
※このHPは見やすくするためかなり頻繁に工事しています。ご容赦ください。
HP改良について、全てに対する準備は実質無理ですが、最近かなり需要・要望の多いスマホ&パッド類への対応は進めております。ただし当方の使っているHP作成ソフトの特性もありますので、いわゆる最新鋭高機能専用ソフト活用などからしたら十分ではないかもしれません。その点はお詫び申し上げます、ご容赦くださいませ。
※なお、新着記事などについては、適宜、追加・更新して皆様の植物栽培生活の向上に少しは貢献するような内容を追加していくように心がけています。
一応、現時点(春~夏)では、夏に向けて(夏休み時期含む)記事が多いでしょうが、夏終わりから秋~冬への栽培も葉物、根菜、花卉(花)などとっても多種多様で面白く、また、”夏に較べりゃ虫少なく やっぱり楽”なので結構有利かもしれません。
※スプラウトなどは年中栽培できます!あれらは凄いですね。
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最新更新日 2021/1/25