お願い-重要事項が多数- 初めにご一読ください(後で辞書代わりでもいいです)

共通の留意事項いずれのSIMERUS製品でも非常にゆっくりの給水なので、播種や定植時には、じょうろなど他の方法で、土壌全体を湿らせておくのが手っ取り早く準備でき便利です。なお、水分が十分広がるまで待っておくこともできますが数日かかる場合があります。

重要事項 1/3

-お願い- 重要であり少し詳しめに書いています 重複する記述もあります。

※以下 初めに一読を推奨ですが、実際の作り方に興味がある方も多いだろうし

長いので 最低赤色のタイトルをざっと見ておくなどがお勧めですが、後でメニューバーの 検索機能なども併用して、例えば、”肥料”とか”施肥”とかのキーワードで必要な項目をピックアップしていってもいいと思います。

もちろん、ホームページの記載や記事メニューの各記事で読んだことのある内容は、飛ばし読みでも問題ありません。
つまり、ここからいきなり、記事menuカテゴリー選択をしていろんな記事にジャンプしてもかまいませんが、初めての方向けに、以下に記事が続きます。一読を推奨します。

肥料・農薬に関する記事もあります

記事メニュー FAQと解説全般


記事の日付について(例2019/2/16)

記事内容メインテナンス時期と記事順番読みやすさの都合でつけています。これは、記事掲載に”WordPress”の投稿機能を利用しており、それに対応した操作をしているためです。つまり、検索エンジンによっては、異なる作成や公開年月日が出てもそれは問題ありません。その点お気になされる方もご安心ください。


お勧めします<ペットボトル植木鉢・菜園>

★ペットボトルや植木鉢、プランターでも”土壌を軽く湿らせる” それが基本

★また、だれにでも準備できるようなアクセス容易なカタチで そして水が長持ち

★一般的な野菜や花などの栽培全般を対象として考えています 幅広い植栽へ


土耕が有利かも(意外に?)
通常の培土でご使用いただけます。

普通の植木鉢やプランター底面潅水(給水)化する方法、さらに底面潅水で問題になりやすい過湿を安定して避ける方法(記事)もあります。スプラウトの発芽などでも、土壌を使った方が、生育が良いという傾向も見かけられました(ブログなどで追跡記事を予定しています、工事中)。このホームページや各種記事にも写真などがありますが、スプラウト土耕栽培は栽培⇒生育・収穫もはやく便利だと思います。春夏秋冬そこから始めるのもお勧めです。

スプラウト栽培にも便利、もちろん野菜や花の栽培にも便利

↑写真の左:スプライト栽培(説明書等で)指定された方法、右:土壌(通常の培養土)を使った方法


簡単から始めよう いろいろのバリエーション

そして大抵の画像はクリック・タップで拡大表示できます。

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 スプラウト SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 イチゴ

この方法での土耕スプラウト栽培等でも”毎日の水替え”というのも特に要りません(大体のところ、スプラウトだったら食べれる大きさまで生育するまで水が長持ちます←季節や周辺環境にはよります、時々は見てやりましょう)。

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ SIMERUS水やりテープ底面給水植木鉢 SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 ミニトマト

ペットボトル植木鉢ばかりでなく鉢やプランターも同じように底面潅水式やタンク付き連続的自動給水にできます個人様向け&底面潅水…の記事)。

SIMERUS水やりテープ底面給水プランタ 栽培例   SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 レタス

夏場に向けては給水タンクの本数を増やすなどの強化を行えばよいでしょう。

また、水面を設定するタイプや反対に水を張らないタイプの底面潅水などもあります(製品一覧や記事一覧-各製品詳細等参照)。他の方法を含めた特徴の比較記事もあります(記事一覧-FAQ)。

楽々底面給水シート 広告


基本それ以外要らないペットボトル植木鉢

土と水,ペットボトルとSIMERUS水やりテープのみ 

通常の培土でご使用いただけます。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。それでいて給水テープの効果で過湿対策もできていますので安心。つまり、土壌をリサイクルするにしても栽培後の処理が楽です。

SIMERUS底面潅水プランタ トマト SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 スプラウト SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 スプラウト ボックス SIMERUS水やりテープ式PETボトル植木鉢 花壇秋 SIMERUS水やりテープ式PETボトル植木鉢 イチゴ

SIMERUS底面潅水プランタ ダイコン SIMERUS底面潅水プランタ 栽培例 カブ ミニカブ 収穫 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 観葉

↑click 

カイワレ大根やレンズマメ、ブロッコリなどのスプラウトから、イチゴ類などのある程度大きくなる野菜類全般まで、また、トマトやキュウリなどは特にそうですが、大きくなったら他に植え替える手段も用意されています。

★考え方を変えると、種からの育苗(苗ポッド代わりに使う)にも最適です★

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 苗栽培 

実生トマト育苗


春夏秋冬500mLぐらいの”土耕ペットボトル”でスプラウト

それが最高!(以下に記事有り)といった風に個人的(弊社技術陣的)には思います。寒いときあまり苗売っていないので春夏秋冬スプラウト便利だと思いますよ。実際しょっちゅう食べています。

※寒い場合、ペットボトルをかぶせてマイクロ温室園芸というのも有りです。窓際だけでなく、冬場のベランダでも育ちます(※大阪府内の気候ではそうです)。

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト 窓際栽培 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト 室内栽培 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト PET防寒保温

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 PET花壇


長持ちで経済的なのは

キャップに取り付けるSIMERUS水やりテープは、外して繰り返し使用できます。

もちろん、ペットボトル植木鉢式でもSIMERUS水やりテープ本来の使い方でも、

PETボトル植木鉢 構造SIMERUS水やりテープ 標準使用法

つまり、一度購入すれば、経済的で、長持ちできます。飽きるまで!飽きても使えます!


面倒くさい? 鉢を作るのを含めて?水やりも?
土?と思うほど手間もかかりません 鉢底石も鉢穴用のネットも不要 安価

※この方法では鉢底石は要りません:むしろ水の伝達に不都合です。鉢底の石と土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。それでいて給水テープの効果で過湿にもなりません。土壌をリサイクルするにしても栽培後の処理が楽です。

なお、ペットボトル鉢を作るのは、基本ペットボトルを半分に切るだけです。また、SIMERUS水やりテープの本欄の使い方なら加工自体が要りません、水やりテープを組み込むだけです。特別な、穴あけ加工は全く必要ないだけでなく、給水テープをキャップ隙間から引き込み、過湿にならない自動給水管理ができます。


水が長持ち数日連続給水(より長期化も可能)※センサーもいらない←給水テープ自体がセンサー

他のサイトなどでペットボトルを半分に切るだけの方法(SIMERUS水やりテープを使わないタイプ)も紹介されていますが、結構過湿になりやすいとか、逆に十分な給水ができないとか、水やりがやっぱり手間で面倒くさいだとかとは違います。

このSIERUS水やりテープとペットボトルを利用した方法土壌を軽く”しめらせる”が原則です。

例えば、ペットボトル栽培でも畑等でも、土を使っている場合、過湿土壌よりは空気も多く適度軽く湿った土壌のほうが、土壌空気も多く嫌気的還元的環境でもなく一般に健康的ですし、汚水も出にくく周辺の環境を汚すことも少なくなります。

※好気性や嫌気性菌などの活動も複雑で、また、還元的状況への対応などでも例えば水稲(過湿でもOK)では事情が違います。

この弊社の紹介するペットボトル鉢式栽培・菜園や底面潅水方法はあくまで”土栽培・土耕です”:鉢底石不要(※使用不可)で過湿になりません、その分土壌の容量も増えます- また土壌の後処理で土壌と石が混じりませんので楽です。給水テープの効果で過湿にもならない。

長期化の方法は、記事カテゴリー 個人向け… 記事にあります。


植え替えも簡単に可能で安心なペットボトル菜園

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ②

工夫次第でいろんな野菜の栽培(PET1.5Lでも)

例は、セルリ(セロリ)12月初旬現在、高さ29cm幅50cm以上 なお、栽培してみればよく分かりますが、雨避けの条件だったら特に、大きな野菜は冬でも結構水を吸うので給水が結構多く必要です。なお、一般論となりますが、おいしくするには過湿にしない(と同時に生育を妨げない程度は軽く湿らせる)水管理を心がけます(←植物の生理的に水も減りにくくなるのでむしろ手間は少なくなるご利益あり!)。なお、そこ(水管理)をあまりシビアに考えなくても下記で紹介する方法などで簡単に実現できると思います。


このようにアレンジもいろいろ

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 アレンジ SIMERUS底面給水鉢 アレンジ① SIMERUS底面給水鉢 アレンジ② SIMERUS底面給水鉢 アレンジ③

もちろん、花や観葉植物にも使えます。


給水が藻やコケ類で緑になるのを防ぐ(遮光も簡単)

そのためにも下部にカバーを被せることをお勧めしますが、例えば、使っていない鉢やプランタ、箱などを(覆いがわりとして)使って、簡単に飾り付けもできます。また、そうすると水位も簡単に確認でき、再注水も簡単です。倒れ防止にもなります。 つまり、底面潅水専用の鉢やプランタなどに比べ色々なカラーや形も選べ、実質的コストもかなり財布にも優しくなるといえるでしょう。100均の鉢などでも十二分に活用できます。

アルミテープ SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例

SIMERUS底面給水プランタ 栽培例

例えば靴下の古いもので

記事メニュー カテゴリー 個人向け・底面潅水プランタ-化…..等 を参照


重要事項2/3

施肥などについて

生育状況、肥料の説明書なども参考に適切に(心持ち少なめに)施肥するのが原則です。弊社の製品適用では普通の利用で全般に水損失がほとんどないので肥料も農薬も無駄なく効く傾向なのでなおさらです。弊社の栽培例では、特にスプラウトなどは培地の栄養分だけで育てています。 つまり、ここでは、過剰施肥が栽培時意図的に必要になるような特殊な植物については対応していません。肥料流亡なども考慮すれば、そのようなものは、現代的には、外部環境負荷の問題にも十分な注意が必要です。


種の安全にもご注意

スプラウトは有機栽培で薬剤消毒などをしていない専用の種を使っています。なお、スプラウトも土耕でやや味が違うかもしれません(個人の感想です)。


倒れて水がこぼれても困らない場所に設置して下さい

(特に室内、お子様やペットなどにも配慮を)

仮に、(冬季用の)温度維持用の覆いをつけていなくてもいずれにせよ、本方法は、倒れると水がこぼれる構造になっています。そのため箱などに入れて固定する。幼児の手の届かない場所に設置する、ペットが近づけないようにするなどの配慮をお願いします(幼児でもペットでも内部の水を飲んでしまうなどは危険ですので避けてください)。


水やりの必要性

要らないように思われるかもしれませんが、実は一年中要ります。なんだかんだ言ってもサボテン類でさえ?

春~夏、秋でも当然そうですが、冬でも水やりが要るものは多いですし実際育ちが違いますよ。土耕式なので土のキャラクターが活かせます。また、土?と思うほど手間もかからないですし「(ご当地の、地場・地産の)土で栽培したブランド野菜の栽培」等もやりやすいです。

PET花壇秋野菜 PETエアコン上 PETベランダ花や観葉

実際ペットボトル活用は意外に便利

 PETアレンジ PET野菜栽培 PETイチゴ

イチゴの苗増殖にも便利   また、ペットボトル自動給水器は繰り返し使えます。


SIMERUS水やりテープの使い分けも考えましょう。また、使い方でテープの裏表に注意(黒の面が土壌側)

簡易ハウスや雨除けなどを含め普通の土壌の畑の水やり、家庭菜園、庭栽培等への簡単な自動調節水補給には、SIMERUS水やりテープ本来の使い方が好適です(ペットボトル自体が給水のタンクになる←製品一覧など参照下さい)。pdf説明書有

 

↑製品一覧や記事一覧メニューから

つまり、

本来の使い方 PETボトル自体を給水用タンクにして自動調節給水する。PETボトル加工は要らない。適当なサイズの水を入れたPETボトルに対して、緩くセットしたキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が外、端は内側)、キャップ部分を下に植物の植わった土壌(鉢、プランター)に浅い穴をあけテープが接触するように埋める。乾湿に応じ自動調節給水される。長期間給水には、PETボトルの大きいものを使うか本数を増やす。

PETボトル植木鉢 PETボトル自体が自動給水植木鉢になる。PETボトルを簡単にき切り分ける。PETボトルを真ん中で切り、給水用の水受け皿と、下に緩くキャップ部をセットする(土壌用)容器に切り分ける。緩くセットするキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が、上・容器内側←本来の使い方と反対面)、給水を入れた水受け皿にはめ込みセット、そして水やりテープ末端を水漬する。土壌を充てんし植物を植える。なお、給水タンク追加式で長期間給水化への改造も可能。

上の2つの方法では、PETボトルキャップは水の適切な移動のため緩くセットし固く締め付けない。

 

そして、底面潅水化では(一般の植木鉢やプランターを使って)

※これも黒の面が土壌側に接触する(土をこぼさないためのウエットティッシュ等の敷設はOK)


※本来の使い方なら畑・家庭菜園(露地&雨除け条件)でさえも使えます(1.5LのPETボトル×複数などで)。

つまり、大きな野菜プランターや大きな鉢、土嚢(どのう)栽培や培養土を入れたビニールなどの袋栽培など、結構容量のあるものだったら、当然ですが本来の使い方のほうをお勧めします。


SIMERUS水やりテープの本来の使い方とPETボトル植木鉢型 その違い 詳細

本来の使い方 PETボトル自体を給水用タンクにして自動調節給水する。PETボトル加工は要らない。適当なサイズの水を入れたPETボトルに対して、緩くセットしたキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が外、端は内側)、キャップ部分を下に植物の植わった土壌(鉢、プランター)に浅い穴をあけテープが接触するように埋める。乾湿に応じ自動調節給水される。長期間給水には、PETボトルの大きいものを使うか本数を増やす。

PETボトル植木鉢 PETボトル自体が自動給水植木鉢になる。PETボトルを簡単にき切り分ける。PETボトルを真ん中で切り、給水用の水受け皿と、下に緩くキャップ部をセットする(土壌用)容器に切り分ける。緩くセットするキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が、上・容器内側←本来の使い方と反対面)、給水を入れた水受け皿にはめ込みセット、そして水やりテープ末端を水漬する。土壌を充てんし植物を植える。なお、給水タンク追加式で長期間給水化への改造も可能。

なお、両方のやり方とも、PETボトルキャップは水の適切な移動のため緩くセットし固く締め付けない。


植物による特性の違いについて、あるいは、培土の違い等留意点

(特に多種類のプランターや(ペットボトル)植木鉢に対応する場合)

★材料の準備も楽:鉢底石は不要

※通常の培土でご使用いただけます。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。そして給水テープの効果で過湿にもなりません。鉢底石と土壌が混じらないので後も楽です。

★後片付け(含む土のリサイクル)も石と土壌が混ざらないので楽

★土壌は通常の培養土が好適です、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合があります。

※礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。

※PETボトル植木鉢は、基本的に、キャップ部分になかなかうまく充てんできないあまり大きな粒子のものは苦手、その場合、ウエットティッシュ類等併用で、給水テープと粒子の接触をできるだけよくしてやります。

※ウエットティッシュ類が好適:湿らせてもある程度強度のあるものということです。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでは湿らせた場合強度が足りません。また、特に断っていませんが、ここでいうウエットティッシュというのは、可燃性のものをお勧めします。

野菜や花などの栽培を対象として考えています。また、軽く湿らせるを基本に考えます。底面潅水式なのに加湿にならない工夫がされています。

つまり、過湿を防ぐ、(遮光も合わせて)土壌や給水がコケや藻で緑色になりにくい、カビ類も生えにくい→健全な生長、安全性にもつながります。

幅広い植生・植栽に対応できますが、ここで示している方法は、一般的な範囲での土壌水分をコントロールした(軽く土壌を湿らせる)土耕栽培であり水耕栽培(養液栽培)ではありません。雨がかかる条件か からない条件かは、基本問題になりません。

なお、ハスなども典型例ですが、あまり特殊な植栽・植生の栽培条件の場合は別途ご検討ください。逆に、近年よく見かけつつあるような、”野草”の栽培はSIMERUSシリーズでは10年弱ずっとやっています。水やりテープでも十分対応可能と思います。

野草栽培(屋上緑化など)用の大型プランター


植生により水が要る場合、要らない場合、水が要る植物、要らない植物

土壌水分の乾湿状況等の影響(反応)が、それぞれ極度に異なる植生の場合にはそれらにそれぞれ給水するには注意が要ります(分ける必要もあります)

基本個別に;乾燥⇒水位を下げる、湿潤⇒水位を上げる。また、培土の違いによっても給水性能は異なってきます。通常市販の(植物栽培用の)培土が望ましく、砂質土壌や粒状土などではうまく給水されない場合がありますので注意してください。なお、ペットボトル植木鉢以外の記事、改良型底面潅水式などでも事情は同じです。

より詳細には、当然ではありますが、同じ植物でもサイズによっても気象状況によっても給水量は違ってきますなど様々な要因が絡み合います。

例えば、ゴールデンウイーク前後に苗を植えた直後だったら、あまり1日当たりの必要水量は少なく水も長持ちでしょうが、それが大きくなり、蒸発散で水が消費されやすくなる夏には、たくさん水を消費します、カテゴリー 個人… の記事にあるような連続給水の準備が必要になるかもしれません。


重要事項3/3

 

SIMERUS水やりテープ式のアドバンテージ
<特製の薄型親水性不織布を使用した植物用給水テープ>
以下の簡単準備簡単栽培の方法には、弊社SIMERUS水やりテープが必要です。それを使うからこそ理想に近づけた水管理ができますし、手間も大幅に少なくできます。

 SIMERUS水やりテープは表が黒(土壌への給水面、土壌との接触面)、裏が白色になっています

SIMERUS水やりテープなどの弊社の不織布利用の給水方法では、基本的に水位を一定にすると乾湿に合わせた、毛細管効果利用の、自動給水量調節機能もより安定で精密になります。

土壌を健康的に”連続的に軽く適度に幅広く湿らせる”ということは基本になります。コストも手間も最小で、、、 大抵の野菜類などの水管理の原則といえるでしょう。シャキシャキになるし、ふやけた感じも少なく、無駄水(肥料、農薬)でにくくなります。同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。


SIERUS水やりテープ式のペットボトル植木鉢
作りやすく、極限的に簡易+自動調節給水性能とのバランス

※以下の記事にあるように、ペットボトル底部分を水受け皿にすると、段々と水位が変化し、通常だったら給水性能が落ちてしまいますが、本方法では、土壌の乾湿の度合いによってかなりの部分が打ち消しあい問題はありません(キャップ底から0~-3~-4cm程度まで、水位が低くなるとやや少なめにはなります→これは、給水量の全般的調節に使います)。

水を継ぎ足す場合、大体平均的に-0.5~-4cmの範囲になるように適時水を足してやってください。

なお、関連記事(カテゴリー 個人向け…)にあるような水位一定、長期連続給水のセッティングにするとこの問題は全くなくなります。つまり、弊社製楽々底面給水シートの水面を設定するタイプと同様の効果です

この方法は、倒したり降雨の影響などがない限り、水が漏れませんし、水面設定高さ(キャップ上端高さから0(給水量大)~-4cm(給水量小))により最大給水能力も大幅に高くできますが、さらに、より安定して長期連続給水にするかも選択できます。


給水能力の調整能力強化(連続自動給水化)

これらの加工法など(給水レベルを変えたい場合の水位設定の調整、また安定的連続的に行いたい)については、記事メニュー カテゴリー 個人向け… 改良型新底面給水…給水能力強化 を参考にしてください。


<似て非なるもの①>

一般に、弊社以外の製品利用などで、親水性がある紐類や部厚い給水用テープ(商品名で有り)では、高さなどのセッティングにより必ずしも高性能は出るとは言い難いですし、ペットボトル植木鉢土耕菜園式だと一般に穴あけ加工など確実に手間が増えます。

<似て非なるもの②>

なお、一番簡単なペットボトルぶつ切り(にしただけ)土耕鉢植えで、下は底水式(キャップを緩めて土の下が水につかっている)かじょうろで水やりというのは、学校学習向け等(ペットボトル植木鉢)で見かけますが、実際のところじょうろ管理の手間は大変だし、底水式だったら特に過湿になりやすく生育によいかどうかわかりません

<似て非なるもの③>

これは、本来のSIMERUS水やりテープの使い方、つまり、ペットボトルを給水タンクにして、給水テープをキャップにセットした状態のことを言っています。

同じだと言われがちのことなのですが、これも似て非なるものであり、SIMERUS水やりテープをセットしたペットボトルの給水は、いわゆる 三角ノズル・穴あきノズル(ドリップ・点滴式)とは、全く異なる方法です。

ドリップ式水やりのキャップを付けたペットボトルなどについては、カテゴリー FAQと解説全般の記事 水やりのコツとは言いますが(特に家庭では? 2019改訂版)ドリップ・点滴灌漑、自動給水を参考にして下さい。なぜ、うまくいかないことがよくあるのかなどを詳しく説明しています。

解説一例Click!


余談ですが、弊社の提案している土壌を軽く連続に湿らせる方法であれば、ペットボトルの水受けの水位変化を物差し類で観測することにより、正確に植物への給水量が割り出せます。これは、水がこぼれないシステムであり正確に水を継ぎ足すこともできるし正確です、うまくやれば、水位変化などとインタネットなどでもすぐ探せるアメダスの雨量観測結果などから、植物に対する雨の貢献度さえもある程度推測できます。あと、昼と夜の水消費の違いなどなど。つまり、お天気の結果と合わせグラフになどすれば、場所や種類等に応じてのいろいろなことが結構奥深く分析できます。つまり、もろに、夏休みの理科宿題向けですね。スプラウトなら最短1週間以下でできるかも!←都合がよい?

これのいくつかのパターンは、自身で実行し2019夏場にライブ的に特集記事化してみようかとも考えています。水質チェックなどもできそうですね←きりがない!

それはさておき、

弊社購買サイトなどにもありますが、厚さ約0.2mm弱のこのテープは15枚入り(あるいは、15枚2つセット)販売でお分けしており1枚当たり60円弱(2019/2現在、ペットボトルだと1本に1枚必要です)になります。なお、写真のように増やしていけば、水やりテープ枚数は、すぐに数十枚使うことになると思います。15枚や30枚はご準備いただけられたら幸いです。なお、SIMERUS水やりテープは中性洗剤などでの洗浄も可能で、繰り返し使えますので栽培終了時に頻繁に交換する必要はありません。弊社のテスト例では数年間使い続けたというのもたくさんあります。 記事はいろいろな水やりや温湿度管理のノウハウを書き表したものですが、良好な生育には、土壌水分、温度、湿度等のバランスはとても重要になります。そのため、以下は弊社製のSIMERUS水やりテープ使用の場合を想定した記述となっており、他の目的に転用したり異なる給水材質を用いた場合、多分、バランスが崩れ、思わぬ結果になる可能性があります。ご注意ください。


キャップに取り付けたSIMERUS水やりテープは、外して繰り返し使用できます。もちろん、ペットボトル植木鉢式でもSIMERUS水やりテープ本来の使い方でも、

根が極度に集中するなど、あまり極端な使い方をすると劣化が早くなるので受け替えの方法などに関する記事(カテゴリー ペットボトル土耕栽培 解説 等)を参考にしてください。また、あまり、PETボトルキャップ内側に土壌がかんだ状態でSIERUS水やりテープを装着しないこと。

PET構造

つまり、一度購入すれば、経済的で、長持ちできます。飽きるまで!飽きても使えます!


なお、弊社製品を使用した条件でも条件が多岐にわたるため効果を必ずしも保証するものではありませんこともお断り申し上げます。 弊社製SIMERUS水やりテープ利用ではそれ自体の仕様でかなりの部分節水・最適化されますのでかなり楽ですが、俗にいう”水やり**年(水やりはとても難しい)”という説にもご留意ください。

さらに、(電子工学の工作系雑誌などでもとりあげられているし、弊社でも使わないわけでもないですが)この点はIoTやSoC(System on a chip)やセンサ、AI類による管理・制御とすれば簡単に解決するとは言い難いです(”手段や管理等”により無理筋になると思います、記事一覧FAQ等)。