srg のすべての投稿

お願い-重要事項が多数- 初めにご一読ください(後で辞書代わりでもいいです)

共通の留意事項いずれのSIMERUS製品でも非常にゆっくりの給水なので、播種や定植時には、じょうろなど他の方法で、土壌全体を湿らせておくのが手っ取り早く準備でき便利です。なお、水分が十分広がるまで待っておくこともできますが数日かかる場合があります。

重要事項 1/3

-お願い- 重要であり少し詳しめに書いています 重複する記述もあります。

※以下 初めに一読を推奨ですが、実際の作り方に興味がある方も多いだろうし

長いので 最低赤色のタイトルをざっと見ておくなどがお勧めですが、後でメニューバーの 検索機能なども併用して、例えば、”肥料”とか”施肥”とかのキーワードで必要な項目をピックアップしていってもいいと思います。

もちろん、ホームページの記載や記事メニューの各記事で読んだことのある内容は、飛ばし読みでも問題ありません。
つまり、ここからいきなり、記事menuカテゴリー選択をしていろんな記事にジャンプしてもかまいませんが、初めての方向けに、以下に記事が続きます。一読を推奨します。

肥料・農薬に関する記事もあります

記事メニュー FAQと解説全般


記事の日付について(例2019/2/16)

記事内容メインテナンス時期と記事順番読みやすさの都合でつけています。これは、記事掲載に”WordPress”の投稿機能を利用しており、それに対応した操作をしているためです。つまり、検索エンジンによっては、異なる作成や公開年月日が出てもそれは問題ありません。その点お気になされる方もご安心ください。


お勧めします<ペットボトル植木鉢・菜園>

★ペットボトルや植木鉢、プランターでも”土壌を軽く湿らせる” それが基本

★また、だれにでも準備できるようなアクセス容易なカタチで そして水が長持ち

★一般的な野菜や花などの栽培全般を対象として考えています 幅広い植栽へ


土耕が有利かも(意外に?)
通常の培土でご使用いただけます。

普通の植木鉢やプランター底面潅水(給水)化する方法、さらに底面潅水で問題になりやすい過湿を安定して避ける方法(記事)もあります。スプラウトの発芽などでも、土壌を使った方が、生育が良いという傾向も見かけられました(ブログなどで追跡記事を予定しています、工事中)。このホームページや各種記事にも写真などがありますが、スプラウト土耕栽培は栽培⇒生育・収穫もはやく便利だと思います。春夏秋冬そこから始めるのもお勧めです。

スプラウト栽培にも便利、もちろん野菜や花の栽培にも便利

↑写真の左:スプライト栽培(説明書等で)指定された方法、右:土壌(通常の培養土)を使った方法


簡単から始めよう いろいろのバリエーション

そして大抵の画像はクリック・タップで拡大表示できます。

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 スプラウト SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 イチゴ

この方法での土耕スプラウト栽培等でも”毎日の水替え”というのも特に要りません(大体のところ、スプラウトだったら食べれる大きさまで生育するまで水が長持ちます←季節や周辺環境にはよります、時々は見てやりましょう)。

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ SIMERUS水やりテープ底面給水植木鉢 SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 ミニトマト

ペットボトル植木鉢ばかりでなく鉢やプランターも同じように底面潅水式やタンク付き連続的自動給水にできます個人様向け&底面潅水…の記事)。

SIMERUS水やりテープ底面給水プランタ 栽培例   SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 レタス

夏場に向けては給水タンクの本数を増やすなどの強化を行えばよいでしょう。

また、水面を設定するタイプや反対に水を張らないタイプの底面潅水などもあります(製品一覧や記事一覧-各製品詳細等参照)。他の方法を含めた特徴の比較記事もあります(記事一覧-FAQ)。

楽々底面給水シート 広告


基本それ以外要らないペットボトル植木鉢

土と水,ペットボトルとSIMERUS水やりテープのみ 

通常の培土でご使用いただけます。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。それでいて給水テープの効果で過湿対策もできていますので安心。つまり、土壌をリサイクルするにしても栽培後の処理が楽です。

SIMERUS底面潅水プランタ トマト SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 スプラウト SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 スプラウト ボックス SIMERUS水やりテープ式PETボトル植木鉢 花壇秋 SIMERUS水やりテープ式PETボトル植木鉢 イチゴ

SIMERUS底面潅水プランタ ダイコン SIMERUS底面潅水プランタ 栽培例 カブ ミニカブ 収穫 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 観葉

↑click 

カイワレ大根やレンズマメ、ブロッコリなどのスプラウトから、イチゴ類などのある程度大きくなる野菜類全般まで、また、トマトやキュウリなどは特にそうですが、大きくなったら他に植え替える手段も用意されています。

★考え方を変えると、種からの育苗(苗ポッド代わりに使う)にも最適です★

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 苗栽培 

実生トマト育苗


春夏秋冬500mLぐらいの”土耕ペットボトル”でスプラウト

それが最高!(以下に記事有り)といった風に個人的(弊社技術陣的)には思います。寒いときあまり苗売っていないので春夏秋冬スプラウト便利だと思いますよ。実際しょっちゅう食べています。

※寒い場合、ペットボトルをかぶせてマイクロ温室園芸というのも有りです。窓際だけでなく、冬場のベランダでも育ちます(※大阪府内の気候ではそうです)。

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト 窓際栽培 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト 室内栽培 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト PET防寒保温

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 PET花壇


長持ちで経済的なのは

キャップに取り付けるSIMERUS水やりテープは、外して繰り返し使用できます。

もちろん、ペットボトル植木鉢式でもSIMERUS水やりテープ本来の使い方でも、

PETボトル植木鉢 構造SIMERUS水やりテープ 標準使用法

つまり、一度購入すれば、経済的で、長持ちできます。飽きるまで!飽きても使えます!


面倒くさい? 鉢を作るのを含めて?水やりも?
土?と思うほど手間もかかりません 鉢底石も鉢穴用のネットも不要 安価

※この方法では鉢底石は要りません:むしろ水の伝達に不都合です。鉢底の石と土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。それでいて給水テープの効果で過湿にもなりません。土壌をリサイクルするにしても栽培後の処理が楽です。

なお、ペットボトル鉢を作るのは、基本ペットボトルを半分に切るだけです。また、SIMERUS水やりテープの本欄の使い方なら加工自体が要りません、水やりテープを組み込むだけです。特別な、穴あけ加工は全く必要ないだけでなく、給水テープをキャップ隙間から引き込み、過湿にならない自動給水管理ができます。


水が長持ち数日連続給水(より長期化も可能)※センサーもいらない←給水テープ自体がセンサー

他のサイトなどでペットボトルを半分に切るだけの方法(SIMERUS水やりテープを使わないタイプ)も紹介されていますが、結構過湿になりやすいとか、逆に十分な給水ができないとか、水やりがやっぱり手間で面倒くさいだとかとは違います。

このSIERUS水やりテープとペットボトルを利用した方法土壌を軽く”しめらせる”が原則です。

例えば、ペットボトル栽培でも畑等でも、土を使っている場合、過湿土壌よりは空気も多く適度軽く湿った土壌のほうが、土壌空気も多く嫌気的還元的環境でもなく一般に健康的ですし、汚水も出にくく周辺の環境を汚すことも少なくなります。

※好気性や嫌気性菌などの活動も複雑で、また、還元的状況への対応などでも例えば水稲(過湿でもOK)では事情が違います。

この弊社の紹介するペットボトル鉢式栽培・菜園や底面潅水方法はあくまで”土栽培・土耕です”:鉢底石不要(※使用不可)で過湿になりません、その分土壌の容量も増えます- また土壌の後処理で土壌と石が混じりませんので楽です。給水テープの効果で過湿にもならない。

長期化の方法は、記事カテゴリー 個人向け… 記事にあります。


植え替えも簡単に可能で安心なペットボトル菜園

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ②

工夫次第でいろんな野菜の栽培(PET1.5Lでも)

例は、セルリ(セロリ)12月初旬現在、高さ29cm幅50cm以上 なお、栽培してみればよく分かりますが、雨避けの条件だったら特に、大きな野菜は冬でも結構水を吸うので給水が結構多く必要です。なお、一般論となりますが、おいしくするには過湿にしない(と同時に生育を妨げない程度は軽く湿らせる)水管理を心がけます(←植物の生理的に水も減りにくくなるのでむしろ手間は少なくなるご利益あり!)。なお、そこ(水管理)をあまりシビアに考えなくても下記で紹介する方法などで簡単に実現できると思います。


このようにアレンジもいろいろ

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 アレンジ SIMERUS底面給水鉢 アレンジ① SIMERUS底面給水鉢 アレンジ② SIMERUS底面給水鉢 アレンジ③

もちろん、花や観葉植物にも使えます。


給水が藻やコケ類で緑になるのを防ぐ(遮光も簡単)

そのためにも下部にカバーを被せることをお勧めしますが、例えば、使っていない鉢やプランタ、箱などを(覆いがわりとして)使って、簡単に飾り付けもできます。また、そうすると水位も簡単に確認でき、再注水も簡単です。倒れ防止にもなります。 つまり、底面潅水専用の鉢やプランタなどに比べ色々なカラーや形も選べ、実質的コストもかなり財布にも優しくなるといえるでしょう。100均の鉢などでも十二分に活用できます。

アルミテープ SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例

SIMERUS底面給水プランタ 栽培例

例えば靴下の古いもので

記事メニュー カテゴリー 個人向け・底面潅水プランタ-化…..等 を参照


重要事項2/3

施肥などについて

生育状況、肥料の説明書なども参考に適切に(心持ち少なめに)施肥するのが原則です。弊社の製品適用では普通の利用で全般に水損失がほとんどないので肥料も農薬も無駄なく効く傾向なのでなおさらです。弊社の栽培例では、特にスプラウトなどは培地の栄養分だけで育てています。 つまり、ここでは、過剰施肥が栽培時意図的に必要になるような特殊な植物については対応していません。肥料流亡なども考慮すれば、そのようなものは、現代的には、外部環境負荷の問題にも十分な注意が必要です。


種の安全にもご注意

スプラウトは有機栽培で薬剤消毒などをしていない専用の種を使っています。なお、スプラウトも土耕でやや味が違うかもしれません(個人の感想です)。


倒れて水がこぼれても困らない場所に設置して下さい

(特に室内、お子様やペットなどにも配慮を)

仮に、(冬季用の)温度維持用の覆いをつけていなくてもいずれにせよ、本方法は、倒れると水がこぼれる構造になっています。そのため箱などに入れて固定する。幼児の手の届かない場所に設置する、ペットが近づけないようにするなどの配慮をお願いします(幼児でもペットでも内部の水を飲んでしまうなどは危険ですので避けてください)。


水やりの必要性

要らないように思われるかもしれませんが、実は一年中要ります。なんだかんだ言ってもサボテン類でさえ?

春~夏、秋でも当然そうですが、冬でも水やりが要るものは多いですし実際育ちが違いますよ。土耕式なので土のキャラクターが活かせます。また、土?と思うほど手間もかからないですし「(ご当地の、地場・地産の)土で栽培したブランド野菜の栽培」等もやりやすいです。

PET花壇秋野菜 PETエアコン上 PETベランダ花や観葉

実際ペットボトル活用は意外に便利

 PETアレンジ PET野菜栽培 PETイチゴ

イチゴの苗増殖にも便利   また、ペットボトル自動給水器は繰り返し使えます。


SIMERUS水やりテープの使い分けも考えましょう。また、使い方でテープの裏表に注意(黒の面が土壌側)

簡易ハウスや雨除けなどを含め普通の土壌の畑の水やり、家庭菜園、庭栽培等への簡単な自動調節水補給には、SIMERUS水やりテープ本来の使い方が好適です(ペットボトル自体が給水のタンクになる←製品一覧など参照下さい)。pdf説明書有

 

↑製品一覧や記事一覧メニューから

つまり、

本来の使い方 PETボトル自体を給水用タンクにして自動調節給水する。PETボトル加工は要らない。適当なサイズの水を入れたPETボトルに対して、緩くセットしたキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が外、端は内側)、キャップ部分を下に植物の植わった土壌(鉢、プランター)に浅い穴をあけテープが接触するように埋める。乾湿に応じ自動調節給水される。長期間給水には、PETボトルの大きいものを使うか本数を増やす。

PETボトル植木鉢 PETボトル自体が自動給水植木鉢になる。PETボトルを簡単にき切り分ける。PETボトルを真ん中で切り、給水用の水受け皿と、下に緩くキャップ部をセットする(土壌用)容器に切り分ける。緩くセットするキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が、上・容器内側←本来の使い方と反対面)、給水を入れた水受け皿にはめ込みセット、そして水やりテープ末端を水漬する。土壌を充てんし植物を植える。なお、給水タンク追加式で長期間給水化への改造も可能。

上の2つの方法では、PETボトルキャップは水の適切な移動のため緩くセットし固く締め付けない。

 

そして、底面潅水化では(一般の植木鉢やプランターを使って)

※これも黒の面が土壌側に接触する(土をこぼさないためのウエットティッシュ等の敷設はOK)


※本来の使い方なら畑・家庭菜園(露地&雨除け条件)でさえも使えます(1.5LのPETボトル×複数などで)。

つまり、大きな野菜プランターや大きな鉢、土嚢(どのう)栽培や培養土を入れたビニールなどの袋栽培など、結構容量のあるものだったら、当然ですが本来の使い方のほうをお勧めします。


SIMERUS水やりテープの本来の使い方とPETボトル植木鉢型 その違い 詳細

本来の使い方 PETボトル自体を給水用タンクにして自動調節給水する。PETボトル加工は要らない。適当なサイズの水を入れたPETボトルに対して、緩くセットしたキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が外、端は内側)、キャップ部分を下に植物の植わった土壌(鉢、プランター)に浅い穴をあけテープが接触するように埋める。乾湿に応じ自動調節給水される。長期間給水には、PETボトルの大きいものを使うか本数を増やす。

PETボトル植木鉢 PETボトル自体が自動給水植木鉢になる。PETボトルを簡単にき切り分ける。PETボトルを真ん中で切り、給水用の水受け皿と、下に緩くキャップ部をセットする(土壌用)容器に切り分ける。緩くセットするキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が、上・容器内側←本来の使い方と反対面)、給水を入れた水受け皿にはめ込みセット、そして水やりテープ末端を水漬する。土壌を充てんし植物を植える。なお、給水タンク追加式で長期間給水化への改造も可能。

なお、両方のやり方とも、PETボトルキャップは水の適切な移動のため緩くセットし固く締め付けない。


植物による特性の違いについて、あるいは、培土の違い等留意点

(特に多種類のプランターや(ペットボトル)植木鉢に対応する場合)

★材料の準備も楽:鉢底石は不要

※通常の培土でご使用いただけます。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。そして給水テープの効果で過湿にもなりません。鉢底石と土壌が混じらないので後も楽です。

★後片付け(含む土のリサイクル)も石と土壌が混ざらないので楽

★土壌は通常の培養土が好適です、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合があります。

※礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。

※PETボトル植木鉢は、基本的に、キャップ部分になかなかうまく充てんできないあまり大きな粒子のものは苦手、その場合、ウエットティッシュ類等併用で、給水テープと粒子の接触をできるだけよくしてやります。

※ウエットティッシュ類が好適:湿らせてもある程度強度のあるものということです。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでは湿らせた場合強度が足りません。また、特に断っていませんが、ここでいうウエットティッシュというのは、可燃性のものをお勧めします。

野菜や花などの栽培を対象として考えています。また、軽く湿らせるを基本に考えます。底面潅水式なのに加湿にならない工夫がされています。

つまり、過湿を防ぐ、(遮光も合わせて)土壌や給水がコケや藻で緑色になりにくい、カビ類も生えにくい→健全な生長、安全性にもつながります。

幅広い植生・植栽に対応できますが、ここで示している方法は、一般的な範囲での土壌水分をコントロールした(軽く土壌を湿らせる)土耕栽培であり水耕栽培(養液栽培)ではありません。雨がかかる条件か からない条件かは、基本問題になりません。

なお、ハスなども典型例ですが、あまり特殊な植栽・植生の栽培条件の場合は別途ご検討ください。逆に、近年よく見かけつつあるような、”野草”の栽培はSIMERUSシリーズでは10年弱ずっとやっています。水やりテープでも十分対応可能と思います。

野草栽培(屋上緑化など)用の大型プランター


植生により水が要る場合、要らない場合、水が要る植物、要らない植物

土壌水分の乾湿状況等の影響(反応)が、それぞれ極度に異なる植生の場合にはそれらにそれぞれ給水するには注意が要ります(分ける必要もあります)

基本個別に;乾燥⇒水位を下げる、湿潤⇒水位を上げる。また、培土の違いによっても給水性能は異なってきます。通常市販の(植物栽培用の)培土が望ましく、砂質土壌や粒状土などではうまく給水されない場合がありますので注意してください。なお、ペットボトル植木鉢以外の記事、改良型底面潅水式などでも事情は同じです。

より詳細には、当然ではありますが、同じ植物でもサイズによっても気象状況によっても給水量は違ってきますなど様々な要因が絡み合います。

例えば、ゴールデンウイーク前後に苗を植えた直後だったら、あまり1日当たりの必要水量は少なく水も長持ちでしょうが、それが大きくなり、蒸発散で水が消費されやすくなる夏には、たくさん水を消費します、カテゴリー 個人… の記事にあるような連続給水の準備が必要になるかもしれません。


重要事項3/3

 

SIMERUS水やりテープ式のアドバンテージ
<特製の薄型親水性不織布を使用した植物用給水テープ>
以下の簡単準備簡単栽培の方法には、弊社SIMERUS水やりテープが必要です。それを使うからこそ理想に近づけた水管理ができますし、手間も大幅に少なくできます。

 SIMERUS水やりテープは表が黒(土壌への給水面、土壌との接触面)、裏が白色になっています

SIMERUS水やりテープなどの弊社の不織布利用の給水方法では、基本的に水位を一定にすると乾湿に合わせた、毛細管効果利用の、自動給水量調節機能もより安定で精密になります。

土壌を健康的に”連続的に軽く適度に幅広く湿らせる”ということは基本になります。コストも手間も最小で、、、 大抵の野菜類などの水管理の原則といえるでしょう。シャキシャキになるし、ふやけた感じも少なく、無駄水(肥料、農薬)でにくくなります。同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。


SIERUS水やりテープ式のペットボトル植木鉢
作りやすく、極限的に簡易+自動調節給水性能とのバランス

※以下の記事にあるように、ペットボトル底部分を水受け皿にすると、段々と水位が変化し、通常だったら給水性能が落ちてしまいますが、本方法では、土壌の乾湿の度合いによってかなりの部分が打ち消しあい問題はありません(キャップ底から0~-3~-4cm程度まで、水位が低くなるとやや少なめにはなります→これは、給水量の全般的調節に使います)。

水を継ぎ足す場合、大体平均的に-0.5~-4cmの範囲になるように適時水を足してやってください。

なお、関連記事(カテゴリー 個人向け…)にあるような水位一定、長期連続給水のセッティングにするとこの問題は全くなくなります。つまり、弊社製楽々底面給水シートの水面を設定するタイプと同様の効果です

この方法は、倒したり降雨の影響などがない限り、水が漏れませんし、水面設定高さ(キャップ上端高さから0(給水量大)~-4cm(給水量小))により最大給水能力も大幅に高くできますが、さらに、より安定して長期連続給水にするかも選択できます。


給水能力の調整能力強化(連続自動給水化)

これらの加工法など(給水レベルを変えたい場合の水位設定の調整、また安定的連続的に行いたい)については、記事メニュー カテゴリー 個人向け… 改良型新底面給水…給水能力強化 を参考にしてください。


<似て非なるもの①>

一般に、弊社以外の製品利用などで、親水性がある紐類や部厚い給水用テープ(商品名で有り)では、高さなどのセッティングにより必ずしも高性能は出るとは言い難いですし、ペットボトル植木鉢土耕菜園式だと一般に穴あけ加工など確実に手間が増えます。

<似て非なるもの②>

なお、一番簡単なペットボトルぶつ切り(にしただけ)土耕鉢植えで、下は底水式(キャップを緩めて土の下が水につかっている)かじょうろで水やりというのは、学校学習向け等(ペットボトル植木鉢)で見かけますが、実際のところじょうろ管理の手間は大変だし、底水式だったら特に過湿になりやすく生育によいかどうかわかりません

<似て非なるもの③>

これは、本来のSIMERUS水やりテープの使い方、つまり、ペットボトルを給水タンクにして、給水テープをキャップにセットした状態のことを言っています。

同じだと言われがちのことなのですが、これも似て非なるものであり、SIMERUS水やりテープをセットしたペットボトルの給水は、いわゆる 三角ノズル・穴あきノズル(ドリップ・点滴式)とは、全く異なる方法です。

ドリップ式水やりのキャップを付けたペットボトルなどについては、カテゴリー FAQと解説全般の記事 水やりのコツとは言いますが(特に家庭では? 2019改訂版)ドリップ・点滴灌漑、自動給水を参考にして下さい。なぜ、うまくいかないことがよくあるのかなどを詳しく説明しています。

解説一例Click!


余談ですが、弊社の提案している土壌を軽く連続に湿らせる方法であれば、ペットボトルの水受けの水位変化を物差し類で観測することにより、正確に植物への給水量が割り出せます。これは、水がこぼれないシステムであり正確に水を継ぎ足すこともできるし正確です、うまくやれば、水位変化などとインタネットなどでもすぐ探せるアメダスの雨量観測結果などから、植物に対する雨の貢献度さえもある程度推測できます。あと、昼と夜の水消費の違いなどなど。つまり、お天気の結果と合わせグラフになどすれば、場所や種類等に応じてのいろいろなことが結構奥深く分析できます。つまり、もろに、夏休みの理科宿題向けですね。スプラウトなら最短1週間以下でできるかも!←都合がよい?

これのいくつかのパターンは、自身で実行し2019夏場にライブ的に特集記事化してみようかとも考えています。水質チェックなどもできそうですね←きりがない!

それはさておき、

弊社購買サイトなどにもありますが、厚さ約0.2mm弱のこのテープは15枚入り(あるいは、15枚2つセット)販売でお分けしており1枚当たり60円弱(2019/2現在、ペットボトルだと1本に1枚必要です)になります。なお、写真のように増やしていけば、水やりテープ枚数は、すぐに数十枚使うことになると思います。15枚や30枚はご準備いただけられたら幸いです。なお、SIMERUS水やりテープは中性洗剤などでの洗浄も可能で、繰り返し使えますので栽培終了時に頻繁に交換する必要はありません。弊社のテスト例では数年間使い続けたというのもたくさんあります。 記事はいろいろな水やりや温湿度管理のノウハウを書き表したものですが、良好な生育には、土壌水分、温度、湿度等のバランスはとても重要になります。そのため、以下は弊社製のSIMERUS水やりテープ使用の場合を想定した記述となっており、他の目的に転用したり異なる給水材質を用いた場合、多分、バランスが崩れ、思わぬ結果になる可能性があります。ご注意ください。


キャップに取り付けたSIMERUS水やりテープは、外して繰り返し使用できます。もちろん、ペットボトル植木鉢式でもSIMERUS水やりテープ本来の使い方でも、

根が極度に集中するなど、あまり極端な使い方をすると劣化が早くなるので受け替えの方法などに関する記事(カテゴリー ペットボトル土耕栽培 解説 等)を参考にしてください。また、あまり、PETボトルキャップ内側に土壌がかんだ状態でSIERUS水やりテープを装着しないこと。

PET構造

つまり、一度購入すれば、経済的で、長持ちできます。飽きるまで!飽きても使えます!


なお、弊社製品を使用した条件でも条件が多岐にわたるため効果を必ずしも保証するものではありませんこともお断り申し上げます。 弊社製SIMERUS水やりテープ利用ではそれ自体の仕様でかなりの部分節水・最適化されますのでかなり楽ですが、俗にいう”水やり**年(水やりはとても難しい)”という説にもご留意ください。

さらに、(電子工学の工作系雑誌などでもとりあげられているし、弊社でも使わないわけでもないですが)この点はIoTやSoC(System on a chip)やセンサ、AI類による管理・制御とすれば簡単に解決するとは言い難いです(”手段や管理等”により無理筋になると思います、記事一覧FAQ等)。

SIMERUS式の底面給水;この方法では鉢底石は要りません むしろ水の伝達に不都合です

留意事項:いずれのSIMERUS製品でも非常にゆっくりの給水なので、播種や定植時には、じょうろなど他の方法で、土壌全体を湿らせておくのが手っ取り早く準備でき便利です。なお、水分が十分広がるまで待っておくこともできますが数日かかる場合があります。
この弊社の紹介するSIMERUSでのペットボトル鉢式栽培・菜園や底面潅水方法はあくまで普通の培土を用いた”土栽培・土耕です”:それでも鉢底石などがなくても過湿になりませんので無駄なく後片付けも簡単・安心です。

追記:ここで示した各方法でも、後片付けが便利な「燃やせる土(可燃物として捨てられる培土)」にも対応できますが、水位設定等をややシビアに調節すべき傾向もあると考えています(培土メーカーさんによっても結構違いがありますが、段々と性能がいいものが出てくると思います)。

基本 土と水 ペットボトルとSIMERUS水やりテープがあれば、栽培のスタートが可能です。 鉢底石はいりません。むしろ給水の障害となります。それで過湿が心配と思ってもそうはならず給水テープの効果で過湿対策も自動的にできてしまい安心です。

※通常の培土でご使用いただけます。なお、土壌の下面を直接水に漬ける通常タイプの底面潅水(腰水)は植物にとって過湿など良くないと考えます。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。鉢底石と土壌が混じらないので後も楽です。

<SIMERUS水やりテープを使ったペットボトル植木鉢作成は、基本、ペットボトルを2つに切り分けるだけ。余計な穴あけ作業は全く要りません。鉢底の意思も不要で、それでいて過湿にもなりません>楽々も重要です

いわゆる”軽く湿らせる”を基本コンセプトにしています。基本、以下の写真のペットボトル植木鉢底のキャップは、緩めてセットしますが、水没させません(水没させると一般に過湿になってしまいます)。この工夫で水やりテープの性能を活かして適切量給水されます。また、仮に上から散水や降雨などの水があっても下部へ排水されます。なお、以下は培土を詰めているだけです。 つまり、ほんの少しの投資(1本60円弱)が大幅に栽培や緑化の可能性をふくらませます。

14cm幅(幅7cm×2 ミシン目入り)長さ37cmが4枚

※14cm×37cmが4枚、もしくは7cm×37cmが8枚とれます。



水面を設定しないタイプ
より詳細は、水を張らない底面灌水(楽々底面給水シート式)
あるいは、2021年各種栽培法 比較記事5/23有
楽々底面給水シート セット法 楽々底面給水シート 完成写真

構成要素のクローズアップ
鉢底石は使いません。
楽々底面給水シート 部品 楽々底面給水シート 底面部

水面を設定するタイプ
より詳細は、水面設定の不織布底面灌漑(楽々底面給水シート式)
あるいは、2021年各種栽培法 記事⑤⑥と5/23栽培記事

楽々底面給水シート 水面設定鉢
楽々底面給水シート 水面設定方法


楽々底面給水シート 水面敷設用 大型鉢用 楽々底面給水シート 水面設定 クローズアップ 楽々底面給水シート 水面設定鉢詳細

ペットボトルと厚さ約0.2mmの弊社製SIMERUS水やりテープの特徴を活かした超簡単なベランダ・窓際野菜栽培

ここでの方法では鉢底石は全く不要です(それでいて過湿対策もできています)。

野菜だけでなく観葉植物や花の栽培にも

500mL、2Lペットボトル例 観葉と花

花 2L(右上)は材料の薄い(いわゆるペランペラン)ペットボトルですが十分使えます。

スプラウト栽培 500mL ペットボトル例

カイワレ大根やブロッコリなどのスプラウトにも

給水の手間少なく土を使った栽培で 窓際などで冬場でもかなりの種類の野菜が楽しめます。特にスプラウトなどは年中栽培出来ます(スプラウト栽培でさえも個人的感想を言えば、軽く湿らせてシャキシャキの効果は出ていると思います)。


※キッチンペーパーやスポンジ類を培地にするイメージの強いスプラウト栽培ですが、もちろん培養土でも育てられます。

また、土壌表面に種を播き、ラップなどで覆って乾燥を防止し発芽させることができます(発芽して根がついたころに覆いをとる、これで土があまりつきませんが、念のため食べる前には水洗浄してください)。

なお、栽培の度にいちいち土壌を入れ替える必要もありません。表層部をスプーンなどで削って、土を少し足し次の栽培を行っています。なお、たまに全部の土を入れ替えるのもいいかもしれませんし、土壌を(一度ざっと水を通してから)乾燥させてしまうのもいいと思います(一種のイヤ地対策)。※スプラウト栽培に対する要注意点には、”種子消毒他”の記事が下にあります。


つまり、-水耕栽培ではありません-

”地産のこだわりの土など”も使える本格的土耕栽培です。

※砂や礫、粘土などで十分な性能が出ない場合は考えられます。一般的培養土の利用をお勧めします。

※礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。

※PETボトル植木鉢は、基本的に、キャップ部分になかなかうまく充てんもできないあまり大きな粒子のものは苦手、その場合、ウエットティッシュ類等併用で、給水テープと粒子の接触をできるだけよくしてやります。

※ウエットティッシュ類が好適:湿らせてもある程度強度のあるものということです。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでは湿らせた場合強度が足りません。また、特に断っていませんが、ここでいうウエットティッシュというのは、可燃性のものをお勧めします。

特殊なフィルターや専用土壌なども必要なく、ホームセンターで売っている培土でも十分活用できます。つまり準備するコストはトータルでかなり安価と思いますしPETボトル加工などの手間も少ないと思います(弊社SIMERUS水やりテープはもちろん要ります(※強く推奨、これにぴったりです)が、、、購入をご検討ください、なお、他の給水を伝達する式の水やり製品にはここでのやりかたで十分な性能があるかどうかは全く不明です←多分できないです)。

もちろん自動給水で、弊社が提唱する軽く湿らせる水管理

つまり、直接土壌等を水浸させる”底面潅水(腰水)”とちがって、過湿にはなりません。

シャキシャキ野菜を目指しましょう。

※この記事によく似たようにも見える、(特別な土壌材料他などを加えた)腰水や水耕式等の記事がWeb等にあることは存じていますが、これは、それより植物にも優しく準備段階の加工もしやすい全く新しいアイデアと考えていただければ幸いです。給水専用テープで自動給水プランタ自体の出来不出来が少なく性能が安定するというのもメリットです(弊社技術顧問より)。

加工などの準備と植え方等(その 1/3)

閲覧初めての場合、一度記事一覧メニューで記事切替の方法を参照してください。

←リンクClick


リサイクル式で簡単準備

基本的な構成 とても簡単

かなり栽培終わりに近い成長した状態 ここからでもいろいろメンテ出来ます(記事カテゴリー、ペットボトル植え替え植え直し、遮光等…記事参照)

経験的には、根が、外にはみ出してくるというのもありません。


★材料の準備も楽:鉢底石は不要

★後片付け(含む土のリサイクル)も石と土壌が混ざらないので楽

★土壌は通常の培養土が好適、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合がありますので注意

※礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。

※PETボトル植木鉢は、基本的に、キャップ部分になかなかうまく充てんもできないあまり大きな粒子のものは苦手、その場合、ウエットティッシュ類等併用で、給水テープと粒子の接触をできるだけよくしてやります。

※ウエットティッシュ類が好適:湿らせてもある程度強度のあるものということです。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでは湿らせた場合強度が足りません。また、特に断っていませんが、ここでいうウエットティッシュというのは、可燃性のものをお勧めします。

 

ワイングラスみたい?

既にかなり食べてます

カイワレ大根やブロッコリなどのスプラウトにも

準備するのは、ペットボトル(500ml~2Lが中心、洗浄したもの)写真は主に1リットルの炭酸水のボトルを使用したものです

なお、スプラウト栽培には、500mL程度のペットボトルで播種日をずらして連続的に生育させて収穫することがおすすめです。

お勧め:よほど特殊な形状のものを除き、大きなくびれがないペットボトルで(円断面、多角形断面、四角形断面でも構わない)で作成できます。ただし、容積のわりに背が低いボトルでは水受け(高さ)が低くなることにより必要な水深を確保しにくいので注意が必要です。

各種断面のペットボトル(500mL例)

なお、どちらかというと炭酸飲料系のペットボトル(そして円断面)のほうが、(炭酸ガスに耐える)特性上強度があり、加工もしやすいです(もちろん、材料のうすいペットボトルでもできます)。ただし、1Lなどでよく見かけますが、容積のわりに背が低いボトルは水受けの水深(高さ)を確保しにくいので注意が必要です。

※くびれ部分の大きいPETボトルではうまくいかない場合があります。また、一部のボトルでは、水受けの方に、ポッド(鉢)部分が、すっぽりとはまり込んでしまうものがあります。”その2”に対策があります。

野菜栽培用などの培土(ホームセンターで売っているもので十分 +必要なら追肥用粒状肥料←遅効性のほうが使いやすい)

※農薬や肥料について

この方法では、ペットボトル下半分で水をためます。したがって、水の損失はとても少ないです。猫も犬もその水を飲めば危険とは言えます。その点は、”飲めないように”注意してあげてください。また、そのように損失の少ないことから肥料、農薬とも最小限にとどめることをお勧めします。なお、土壌に散布するもの、葉に散布するもの等、日本で通常購入できる農薬はある程度時間がたつと分解や安全なまで薄れてゆくものが大半でしょうが、いずれにせよ使用法をよく把握し正しく安全に使ってください。

※衛生面の問題は、個人で栽培したものを食べる場合などでは、自己責任ということになりますが、いずれにせよ安全のため、市販の実績のある培土を使用するなどの対策を行ってください。生食の食中毒対策を考えるなら、特に、土壌や容器に有害細菌が繁殖していないことなどなど気を付けるべきことはたくさんあります(土のリサイクルなどの記事があります-記事一覧から)。

※間違いやすい点、この方法では鉢底石は全く不要です(それでいて過湿対策もできています)。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。そして給水テープの効果で過湿にもなりません。鉢底石と土壌が混じらないので後も楽です。

※肥料について、粒状肥料についても基本同じですが、液肥は特に濃度ややりすぎに注意してください、藻やコケ対策の遮光の必要性も高まります。また、近年の野菜の低窒素化や低カリウム化の流れ(いわゆる機能性野菜)からいっても(成分配合なども含め)適切にご使用ください。水受けの水が、真緑になったりしても気持ちも悪いですし、その分、肥料成分が、藻やコケ類に取られただけなので無駄です。

種子(あるいは苗)スプラウト類を除き種から生育させるのは結構時間がかかりますので、余裕をもって(気長に)栽培してください。また、実際のところ、いくら軽く湿らせる式でも播種時の気温や種の品質などにもよりますから、”全滅”を避けるため、複数のポッドで準備したほうが安心です。播種する数も間引きするつもりで多めにまいたほうがいいです。苗からだったら早いですよ(苗からでもうまく育つか見切りは適宜したほうが良いといえます)。葉物などの野菜苗類は9月から10月ぐらいだったらホームセンターなどでよく売っています。写真例では、パセリが苗から(安かったものから)です。苗(定植)と種(播種、実生)を同じ時期に始め収穫時期を違えたり、順番に、複数のポッドで時期をずらしながら栽培を始めてることにより、切れ目少なく連続的に収穫するのも楽しいと思います。

※このペットボトルポッド式栽培にしても、各種条件により栽培の成果を保証するものではありません。

弊社SIMERUS水やりテープ(他のものではおそらくうまくいきません(その2に関係)、

はさみなどペットボトルを切る道具、(必要なら)ビニルテープ類その2に関係、例えば、風の影響などで鉢の方の切り口で茎が傷つく場合も被覆に利用)

お子様への配慮などを含め、安全性により気をつけるなら以下のように、基本的には、PETボトルの切り口をビニルテープなどで被覆してやるのが安全であり、お勧めします。

なお、切り口をビニルテープなどで保護していない場合は、素手で、ペットボトル内側に手を突っ込まないで下さい(けがをする可能性が高いです)。なお、コケなどの除去のために内部を洗浄するには、例えば、柄の長いブラシ(歯ブラシ等)を適宜ご使用ください(細長いコップの洗浄と似ている)。また、薄めた漂白剤も効果があります(漂白剤の混じった水自体は給水には使わない)。

下部を遮光する(コケ・藻類の繁茂を防ぐ)ためのカバー 写真に示しているような箱でもよいです。また、アルミテープのような各種テープをボトルの外周に貼るのも有りです。ただし水位が確認できるように一部を透かしておいてください(360度1周ぐるりとは巻かない)。これは、緑色になる程度、光の当たり方などにもよります。写真でもカバーしていないものもありますし、多少薄く緑がかかったようなコケの発生は特に問題ではないでしょう。今回のペットボトル栽培では、あまり水受けに水をためないのでレンズ効果も出にくいでしょうが、ペットボトル火災の予防としても考えてください。あくまでも安全第一でお願いします!

ガムテープやアルミテープなどがいいでしょう

なお、基本的に倒れて水が漏れても困らない場所、さらには水受皿などがある場所、適度に陽のあたる場所を選んで設置してください(冬季などだったら窓際でも特に困らないと思います、これは北海道等のお客様が時々質問されます)。

意外に癒されるかもです

イチゴ(右)は1.5Lボトル

※イチゴは、多分1~2Lが適当でしょうが、とりあえず1.5Lとしました。

加工などの準備と植え方等(その 2/3)

加工について

ドリルはいりません。つまり(結構調節が難しくやや危険な)穴あけ作業は不要です。つまり、SIMERUS水やりテープ(厚さ約0.2mm幅15mm)だったら、うまい具合にキャップ部を緩めただけでテープを通せます(土は落ちません)。ここは大きなアドバンテージです。たくさん作るのも簡単ですね。

ペットボトルの大体中央高さ目安(いくつかトライして適宜調整してください)で、はさみなどで真っ二つに切って、キャップのある上部側が鉢相当、それをひっくり返して一番下になるキャップ部に水やりテープをセットする、そして培土を充てん、そして、ペットボトルの底側半分が水受けとなります(写真参照)。つまり写真のように、鉢部分をはめ込むように水受けにセットします。

↑中央高さカットで大体こんな感じです

1Lペットボトル


このように水受けと土壌の鉢を縦のテープで固定するのは構いません。

 Click!

倒れても水がこぼれにくくなることと、細長い筒などで容器を覆う(遮光する)などの場合、取り扱いに便利になります。

※植木鉢を下の水受けにあまりに強い力で押し込むと後で外せなくなりますので注意して下さい。


注意!

このはめ込みで、鉢(ボッド)と水受け部をビニルテープで固定するということはありません(再注水ができなくなります)。けがの防止のための切り口をビニルテープでカバーするのは別の作業です。

※500mL~2L程度まで特殊な形状を除いて大体同じ感じです(半分の高さぶつ切りで大体OK)。


※”水受け”の深さ(高さ)調整

(半分ぶつ切り方式で加工した場合、個々のPETボトルの水位があまりそろってなくてもいいのならこの作業は特に必要ないことがほとんどだと考えます)

水受けは以下の写真のように鉢をはめ込んでも水をためるだけの高さ(深さ)が要ります。ペットボトル形状により、キャップ下面より3~4cmになるように、水受け側の高さを調節してください。複数を作成する場合、この高さを同じにしておく方が、長期連続などでの管理が簡単にしやすいと思います(カテゴリー 個人向け・底面潅水… 、記事 底面潅水式水量増強….の記事参照)。

 

※大体、ペットボトル上下半分にぶつ切りの状態から始めると、この高さ調整の手間がかかることがない(そのままで特に問題がない)場合が多いです。


ペットボトル側のリング

ペットボトルのねじの部分に残るリング(写真では白)は、残しておいても、SIMERUS水やりテープの機能に問題はありません。


切り口の保護

さらに、切り口をビニルテープで覆っておくことは、お子様への配慮などを含め、安全性により気をつけるならけがの防止とは、使用者(人間)の安全と葉物野菜等の葉や茎の安全にもつながります。

 


以下、詳細な注意点

※PETボトルにくびれ部分があれば、それを少し避けて切る、そこ(くびれ)だけあとではさみで切り落とすなどで対応してください(二度手間になりますが、安全第一に)。つまり、基本くびれがあってもかまわないのですが、水受けに鉢部分をはめ込みやすいようにしてくださいということです。ただし、水受けは鉢をはめ込んでも水をためるだけの高さ(深さ)が要るので切りすぎには注意してください。

また、写真(例は2L)のように、下の方で、断面がやや大きく、水受けにポッド(鉢部分)全体がすっぽり落ち込みはまってしまう場合、いくつか対処法は有りますが、簡単な方法としては、左写真内のような支持台(例では高さ約8cm)をサイズが小さいペットボトルから切り出し内部にセットします。※注意;これをビニルテープで鉢に固定するのは使いやすいですが、完全に1周テープ巻きで止水すると水が入らなくなり給水できなくなります、ビニルテープ何枚かで適当にルーズに止めて大丈夫です

支持台により給水テープが縦に伸び、水位が大きくとれるようになっています。

※ドリル作業よりははるかに安全とは考えますが、切り始め(切り口)はカッターナイフなどで小さく開けてやると、あとはハサミで1周切れます。なお、ペットボトル専用のカッター(はさみ)もあるようです。マジックなどであらかじめ目印をつけておいたら切るのが楽です。

※土の深さ(鉢の高さ)を変えるのに、2つ以上の(同じサイズの)ペットボトルを切って組み合わせるのも”有り”です(あまり高くすると倒れやすくなります)。

※水受けの方は、上の鉢部分をセットした状態で給水テープが概ね4~5cm程度はつかるぐらいの深さが必要です(写真参照、キャップの黒の給水テープ上端高さから下へ4~5cm分)。

いずれにせよけがの無いように、安全には十分注意して作業してください。

※ペットボトルロケットを作るよりは、大分と簡単だとは思います。

加工などの準備と植え方等(その 3/3)

留意事項:いずれのSIMERUS製品でも非常にゆっくりの給水なので、播種や定植時には、じょうろなど他の方法で、土壌全体を湿らせておくのが手っ取り早く準備でき便利です。それは、土壌充填時、給水テープ黒面と土壌との接触を確実にするにも活用できます。なお、水分が十分広がるまで待っておく(つまり、それで接触も確認する)こともできますが数日かかる場合があります。

セッティング、うまく使うためには

給水テープ 横から見るとM字型にかける SIMERUS水やりテープ黒の面が土壌に接触する)また、ペットボトル植木鉢の下キャップの位置まで土壌を充てんし黒のテープ面とよく接触させる(基本大きな空隙を作らない)。大きな空隙があると水分が上手く伝わりません。

大きな空隙(すき間)が無いように詰める

土の充填について・簡単には

PET植木鉢自体ですくい取り充てんも

※空のとき、真上からのぞくとキャップの部分に給水テープの黒の面が見えます

まず、鉢部分をとりだし、汚れや水気がついていない状態にして、市販の袋の培養土などからPET植木鉢部分へ直接すくい取ることもできます。そのあと、多少上から押して、土を詰めてSIMERUS水やりテープ(キャップ内側の給水テープ黒色の面)との接触をよくしてやります。

そして、ゆっくりで構わないのだったら、下の水受けにたっぷり水を入れて水を自然に吸い上げさせます。そして、しばらく置いておき、土壌表面まで濡れた状態になるまで待ちます。

速く種まきなどをしたい場合などは、土壌表面からも水を撒いてやります。

また、土壌が沈んだ分だけ適宜土壌を足してやります。

重要 SIMERUS水やりテープは表が黒(土壌への給水面、接触面)、裏が白色になっています。間違ってセットするとちゃんと給水が行えません。

このキャップへの装着時:SIMERUS水やりテープの末端をプラスティックなどさびない材質のクリップなどで束ねておいても使いやすいです。※テープの中間はクリップしない。給水の邪魔になります。

重要:水受けは垂直に立てて使用して下さい。斜めになる場合正常な給水ができなくなることが考えられます。


参考 キャプ部分の再セット

植え替え以外の場合、掃除など何らかの理由で、下のキャップ部分を外した場合は以下の様に土壌との接触を保つリカバリーの方法があります。


※SIMERUS水やりテープをセットするペットボトルの先端・キャップの内側についた土壌の粒子などは取り除いてください。そのまま、テープを装着するとテープが損傷(切れてしまう)する恐れがあります。

また、特にこのペットボトル植木鉢の場合、植え替えの場合には

カテゴリー ペットボトル土耕栽培 強化・拡張に記事がありますので参考にしてください。


<手順は①~③>

①給水テープ上面が黒、キャップ(上下は凹)にM字型にかけ端は外に垂らす(大体左右同じ長さに)。※ここはSIMERUS水やりテープの本来の使い方と逆

②給水テープを挟み込みながらキャップを落ちない程度に緩く締める。

※ゆっくりと行うと自然に隙間に給水テープがうまくはさまってゆく。

③土壌を充てんする(播種、苗の定植をする)、給水をする(水受けに給水、早くするにプラス土壌表面からも、水受けの水があふれないように注意)。

<とても重要>

※SIMERUS水やりテープは表が黒(土壌への給水面、土壌との接触面)、裏が白色になっています そのため

土壌が給水テープ黒面と十分接触するようにする。つまり、空間をあけないように土壌は詰めなくてはなりません。水深がキャップ高さから4~5cm低くなっても両末端が水に浸るように垂らす(写真参照)。

これを守らないと正常な給水ができません。

そのうえで培土を追加してゆき植物を植える(定植する、播種する)。

※培土を充てんするため、上から水を流し込み培土を落とし込むのも効果的です。


通常のSIMERUS水やりテープのセットと逆の方向でセットします

通常のセットはこうです(製品詳細参照)

ペットボトル自体は水タンクで、外側の土と接触して給水する形式→この場合、黒の給水面(土壌と接触)は外側、両端はペットボトル水タンクに引き込む、キャップはは擦れない程度に緩めてある。なお、このようなセットで、ペットボトルを逆にしてもマリオットタンクの原理で、水がどぼどぼ大量に流れ出すことはありません。穴あきノズルなどとはまるで違います。


SIMERUS水やりテープの普通の使い方とは反対向けにとは 詳細
つまり、①末端を外に垂らす ②白黒の面が本来のセット法と裏表反対 にして
キャップを緩くねじ込みセットする(原則 水やりテープ端は両端とも外側に垂らす、黒の面が上になる、鉢の土壌と接触する)※キャップの隙間の土壌の粒子などは取り除いておく。
つまり、写真参照で、横から見るとM字型のイメージでかけることが原則

※両端が水につかるほうが給水には基本的に有利、なお、給水要求の絶対量が少ないものだったら片端でも構わない←冬の観葉植物など。これも原則注意して守らないと正常な給水ができません。

言葉遊びの蛇足的ですが、小文字のμ(ミュー)型と言えないこともない(水やりテープ片側漬けの場合)。
↑大文字のΜ(ミュー)型と言えないこともない(水やりテープ両側漬けの場合、まあ大文字エム型だから当然といえばそう)。

 <キャップのつけかた 以下はとても重要>

SIMERUS水やりテープも大事に使ってより長持ち

キャップはちょっと緩めておくのは絶対必要です(大体締まった状態から半周~1周弱分ぐらい。引っ張っても外れない程度)土は漏れない(特にフィルターなどは不要)、(雨や上からの散水など)余剰水は下部へ抜ける。通気もそうです。これも守らないと正常な給水ができません。正常な排水(あるいは、じょうろなどでの上からの注水)もできません。

※厚さ約0.2mmの水やりテープですが このセットの仕方に 慣れてくればなおさらですが、SIMERUS水やりテープ装着時、極度に強い力(いわゆる**力)でペットボトルキャップを締めあげるのはできるだけ避けてください。SIMERUS水やりテープにはそれにも耐える強度は有りますが、どうしても劣化は進みやすくなります。勿体ないです。

※多少隙間があり、カタカタと動く程度で、キャップを引っ張りとろうとしても外れない程度緩ませればいいということです。

水深4~5cm分連続給水できます


その気持ちはわかりますので書きますが、とりあえずできるだけ長期間化

旅行などで長持ちさせたい場合は、①一時的に水深を大きくする(水受けを満杯にしたりする。あくまでも一時的、植物に大抵よくないし、これからの季節ものと機関により足りない可能性がある)②記事一覧メニュー カテゴリー 個人向け….等 の記事などにありますが長期間連続給水式に改造してやる。 となります。

※間違いやすい点、この方法では鉢底石は全く不要です(それでいて過湿対策もできています)。ここでの方法(水深設定)はあくまで例外的です。

※水やりテープ両端とも垂らす。これは、深い水深設定でも基本同じです。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。そして給水テープの効果で過湿にもなりません。鉢底石と土壌が混じらないので後も楽です。逆に土が漬かる設定だと過湿になりやすいわけですね。

急に水分を増加させると収穫時季などでは、実が割れるなどの悪影響もあるので注意してください。


<やはり重要>

基本的に水受けの水深はペットボトルキャップまでにしてください。

記事一覧 個人向け・底面潅水…に関連記事あり

状況にもよりますが、(ロスが実質ないこともプラスに働き)数日間、連続給水できます(さらなる連続給水長期化も記事化検討中←夏季向け、春秋冬はそこまで要らないかもしれません?)。一番簡単な長期化の方法は、すぐに思いつくことではありますが、鉢部分まで4~5cm目安で水位をあげてやること(腰水)ですが、一般的に土壌過湿は植物類に悪い影響を与える傾向です、軽く湿らせるにも反します。旅行時などあくまで一時的な方法だと考えてください。

下の水受けには、ペットボトルキャップの高さ程度まで水を入れ、テープ端は水につかるようにしておく。栽培時、水が減ってくれば再給水する。


<とても重要、楽をするのと安心の両立のためにも?>

水受け皿(ペットボトル下部)への再注水は、鉢をとりはずし水受けに直接給水がベストですが、じょうろなどで上から水をやるのは特に構わないです(降下浸透して土壌にも水受けにも補給する、弊社でも-便利なので-やっています!ただし、この方法は遮光しないと苔・藻が生え易くなります)また、過剰な給水を避けるため水深には注意してください。また、これにより下の水受けから水があふれる(やりすぎ)ことも注意してください。

(雨などによるのを含め)水があふれない限りは肥料成分などによる汚れが出ることはありません(まさしく、ゼロエミッションです外部が汚れません)。

※水受けの水深は基本ペットボトルキャップまでの水深にしてください。過湿を防ぐことと、水に浮くような軽い土壌では、あまり水深があると土壌自体が浮く(あふれることも考えられるし、水やりテープとの接触が保てなくなる)というトラブルがあり得ますので注意してください。←言い方を変えれば、ここで示される普通の底水ではこういうリスクに常にさらされているということです。そういうのも含め底じき石も要るとはいえるのでしょう。

 

苗自体など、あるいは種子消毒などの使用農薬について、気になる方へ&塩害対策 土壌自体の安全性(食中毒対策)

通常の培土でご使用いただけます。

ここでいう土や土耕、土栽培や土壌、培土とはいわゆる栽培向けの通常の土壌であり、それらを使った場合の解説を行っています。

つまり、衛生面の問題は、個人で栽培し食べる場合は自己責任ということになりますが、いずれにせよ安全のため、市販の実績のある培土を使用するなどの対策を行ってください。生食の食中毒対策を考えるなら、特に、土壌や容器に有害細菌が繁殖していないことなどなど気を付けるべきことはたくさんあります。

また、カイワレ大根やレンズマメ、ブロッコリなどのスプラウト類の収穫の時も、土が残らないようにし、収穫物の洗浄も確実にしてください。記事一覧から、土壌のリサイクル利用などの留意点などの記事(記事一覧から)も参考にしてください。安全第一でお願いします。

 

なお、スプラウト栽培には、500mL程度のペットボトルで播種日をずらして連続的に生育させて収穫することがおすすめです。


本方法はあまりに給水ロスがないので逆に以下のような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれないので追記します。

ご自身で育苗された場合は別かもしれませんが、一般に販売されている苗については、トレーサビリティ記録(プロ用にはある)でもない限り農薬使用(種類・量)についてどうだということは基本的に言えない(わからない)というのが実態だとは思いますし、自分で分析するならともかく、これは売っている方を信用するほかないです(当方でも、各種栽培実験時にもホームセンターで買ったものも普通に使っていますが)、種子については、カイワレなど苗(スプラウト)の生食用などでその目的上種子消毒されていないもの(スプラウト専用!)以外は、強力な種子消毒用薬剤が使われている場合があります。

本ページでは農薬工業会の資料を主に参考にしています。そこで(安全性が確認された現在流通しているものを)基本適切に使用すれば安全面に顕著な問題は発生しないと考えています(使用後、分解・減少していきます、農薬工業会資料 抜粋)。基本、害虫や病気が発生しにくい環境を整え、低農薬や場合により無農薬管理を心がければよいのではないでしょうか。※市販のものにも効果の期間(や適用できる期間)などが書いてあります。また、なんにでも使用できそうなポピュラーなものでも適用できる範囲(植物の種類)が違う場合があるので注意が必要です。

それでも、本装置は、基本、水や肥料のロスが出ないわけですから逆にもしその点をシビアに気にされるのなら”適当な時期に余分な成分(農薬まじり等で水受けにたまったもの、土壌面上から洗い流すために流し水受けにたまる水)を一度排水してしまう←リーチングという”という対応で現実上十分だと思います。

塩害対策:本年(2018年)は全国的に台風など強風の被害があり、海岸から少し奥に入った場所にまで、苗がしおれるなどの(海水由来の)塩害の影響がみられました。このときリーチングで塩分を除去する(葉にもかけるのも考えじょうろなどを活用)ことも出来ます。

ただし、繰り返しになりますが、スプラウト専用の種子でも使用しない限り、スプラウト栽培しそれを食用にはしないのは厳守してください(この場合、使用土壌に農薬は残留していないのが当然重要です)。また、ここで弊社が示した例のうち、スプラウト栽培では、培地の少量の入れ替えなどはしますが、追肥はしていません。培土の養分で十分のようです。硝酸態窒素の問題などがあるので過剰施肥はお勧めしません。

なお、そうしなければ危険(”廃水をしょっちゅう排水しないなら危険、つまり底面や水受けでの貯留型は危険”)ということは一般論としては特になかったと存じます。そうでなければ、普通に売っている底面潅水プランタ類全般(あるいはプロ向けを含む養液(水耕)栽培類)なども全部アウトということになります。

この排水もいれれば今回提案の水やり方法も”ゼロエミッションではないのでは?”となるかもしれませんが、その点はしかたがありません。

逆に言えば普通の鉢植えなどの水やりは、程度の差こそあれ、農薬成分や肥料成分などを外界(河川などを含む外部環境)にどんどん流しているようになりがちということは指摘しておきたいと考えます。

閲読法 お知らせ他

読みやすいブラウズのために

★記事閲覧の連続スクロールモード(長い!)の解除★ 上の記事のタイトルをクリックします。そうすると、各記事個別表示モードになり最後の一覧(目次)にアクセスしやすくなります。

※記事によっては、個別モードにしても詳しく長いものがあるので、ページ一番下のカテゴリー別記事一覧にアクセスするにはご使用のブラウザなどで素早くスクロールしてください。

★本サイトのページ操作方法の詳細な解説(リンク)★

メニューの表示を大幅に変えました

上のメニューバーの検索(レンズマーク、ただし難しい検索の機能はないです)を使う前にも以下の記事を読んでおいたほうがより使いやすいかもしれません。

記事表示(巻物、個別)切替について便利な方法は、本ページ下のほうにまとめてあります(①記事モード…②便利で推奨)

なお、この切り替え機能説明は、ブログなどのカテゴリー別記事切替に慣れている方にはあまり問題はないだろうと思われる内容です。


現在の本サイトではパソコン、スマホ、パッド類でも基本操作はほぼ同じになっています。

表示位置について

メインメニューは(全ての)ページの一番上
トップページ例
カテゴリー別記事一覧は(全ての)ページの一番下へ統一

これは、どのページにも自動表示されますが、ページの長さなどにより使いにくい場合があります(ものすごく長いスクロールが必要になる場合があります)。


”記事一覧menuのボタン”の意味について

各ページの一番上のメインメニューについては

ホーム リンク←リンクClick

というように、(どのページにも一番上に表示される)メインメニュー内の ”記事一覧等menuページ” を簡単に呼びせるようにしてあります。これは、コンパクトなページであり、意図的に一番下暗色画面の”カテゴリー別記事のリスト”の項目へ容易にアクセスできるようにしています
つまり、言い換えると、メニューバー端の記事一覧メニューというボタンは、カテゴリー別記事一覧へのアクセスをよくする実質的にはショートカット(近道)用ボタンとしました。

(ホーム…..記事一覧等menu)式のメインメニュー表示スマホなどでは メニュー▼ の場合もあります。

スマホなどでは、記事カテゴリー選択がボタン式◎になることがあります(一部スマホで確認)これを選択すると以下のようにカテゴリーの中の最初の記事が表示されます。


各ページ下部(暗色・茶色部に表示される)の記事一覧メニューとは

カテゴリー別記事の照会方法・基本(初期状態、連続参照)

カテゴリー別記事を参照しようとするとデフォルト(初期)の状態では、そのカテゴリーの記事が全部つながって巻物のように長いページになっています。

その1 カテゴリーを選択すると

 

記事一覧 カテゴリー切替

 

その2 このようにそのカテゴリーの最初の記事が表示されますが、

カテゴリー記事個別化 カテゴリー表示 初期

その3 ページをスクロールして一番下に示されるカテゴリー別記事メニューは以下のように詳細表示に切り替わっています。
※注意 順番が逆になりますが、以下の簡単操作②の操作をあらかじめしない限りかなり長いスクロールになることになり、その場合、お使いの端末にもよりますが、スクロールバー類を併用したら楽に操作できます。

カテゴリー記事リスト フッター

真ん中の赤字のリスト(背景が暗色のところ)の、始め(一番上、丸囲み)が、記事カテゴリー選択、それより下(破線丸囲み)が、個々の記事へのリンクです。

これがページの全体の構成の説明になります。でも、記事が連続表示モードで読むには長すぎる場合も考えらえます。その場合、以下が参考になります。


①記事閲覧メニュー・モードの切り替え(原則的やり方)ただし②の簡単操作が推奨、感覚的にも使いやすいと思います。

(”巻物式、連続式”が初期値ですが”個別記事参照式”を推奨)

真ん中部分の暗い色(赤色)のリストに注目します。

カテゴリー選択と個別選択 フッター 詳細

<原則的切替方法>

連続表示モードにするには、一番上のカテゴリーの記事全部の連続表示モードをクリックします カテゴリー記事が連続に全部表示されます。

個別表示モードにするには、2番目以降の”それぞれの記事目次”をクリックします。すると、個別の記事が表示されます。


②お手軽・便利で推奨の方法

巻物表示での閲覧時⇔滅多やたら記事が連続するなあと思ったら その場で記事を切り替えやすい、個別記事表示に切り替え

閲覧中 クリック・タップ1回で個別の記事をお手軽に切り替える方法 

とりあえず記事を読んでいるとき、上に出てくる記事タイトルをクリック(タップ)してください。

カテゴリー記事個別化 切り替え表示

このフォントが大きく、ポイントしたら黄色に反転・下線するのが記事タイトルです。ここ(タイトル部分)をとりあえずクリック(推奨)!

そうすると、この黄色下線付きの表示は、通常の黒いフォントになり、それだけで個別記事の閲覧モードに入ります(推奨)。

つまり、カテゴリー全部記事の巻物から”個別記事ぶつ切り”で記事が選択できる意味ですが、このとき一番下の記事一覧、で表示されるについてページ切替←*** ***→のリンクも使えます。

つまり、読み終えたら、← →の記事に進んだり、あるいは、下の記事一覧からジャンプしたりがしやすくなります。

※巻物モードだと↓のカテゴリーメニュー表示は全記事をスクロールしなければ(長い長い連続巻物ページ最後の最果てまで)出てきません。半面、個別記事たったらスクロールするにしても記事1つ分だけのスクロールで以下のメニューは出てきます、シャキシャキ切り替えできるということですね。まあ、一度やってみると実感としてよくわかると思います(キーワードは、”記事タイトル部分をクリック”です)。

以下の図も参照にしてください。

詳しくは、記事一覧メニューから カテゴリー名と各記事名リスト


★記事一覧等メニューへ(リンク)

 

※本サイトは、WordPressが提供する各種のテーマ・ウィジット等の機能を組み合わせて構成しています。ここでの記事表示方式でも、それらを活用し準じたものとなっています。

記事の読み方(順番)について(ペットボトル植木鉢関連)・記事更新や追加の方針

これは特にペットボトル植木鉢関連記事を順番に読んでいくのに参考にしてください。

検索エンジンのサイト表示などにより、先ず、記事のページにアクセスされる方も多いと思いますが、一度、ホームページ(トップページ)に移動する(戻る)と簡単な解説記事(概要)がみられます。そこから、記事一覧カテゴリー選択などで記事を追っていくと見やすいと思います。

なお、大抵の(小さめの)画像は、クリック・タップし拡大表示することで見やすくなります。

↑クリック・タップで画像が拡大できます。

 

 

ベランダ、窓際、家庭菜園向け


記事の更新・新記事の掲載

HPの更新はかなり頻繁に行っています。記事メニューの各種解説記事なども結構修正や訂正を行っていますので最新版(その時点でブラウザに表示されるもの)を参照されることをお勧めします。過去に印刷(あるいは何らかのダウンロード等)したページやpdfは念のため最新版のものと比較されることをお勧めします。

※大抵は本筋にはあまり影響のない変更でありあまり神経質になる必要はないでしょうが、夏に向けた画像などを既存ページに追加で貼り込むなどはよくあります。なお、夏に向けた新栽培記事などは新たに、新記事として追加する予定です。

非常に大幅な記事改変や重要事項の場合は、記事メニュー カテゴリー ”お知らせ”でご連絡します。


リンク関係のはり方(もっとバンバン切り替えたい?)

以下の理由により、画像の拡大表示以外は、文章中自体にあまり(ほとんど)リンク(ハイパーリンク)を張っていません。※記事下部などには関連記事を順番に表示するためのものはあります。

これらは、上記のように、特にPETボトルや底面潅水の一連の記事を順番に見やすいくするためです。つまり、特に検索エンジンから直接(記事に)入ると、記事構成が分かりにくいこと→文章中リンクがそれを助長しかねないこと、さらに、結局記事カテゴリー一覧からのアクセスが後で見るのにも便利なことなどでそうしております。