紙製ポッドの活用、過剰水やりによる果実の割れご注意(7/14-20)

材料

紙製のキャップ付き容器(ボトル、ポッド)です。0.5L(高さ10cm強)と1.0L(高さ20cm強)

勿論キャップ内側の栓は取り除いて、中身を消費してから洗浄して使用します。

製品は、皆様よくみるだろうヨーグルト風の飲み物・銘柄のものです。この説明では、大体サイズは写真の例のようなものと考えて記事を書いています。


参考資料pdf

SIMERUS水やりテープの装着状況です。

秋向けの中玉トマトの鉢にセットしてみました。


鉢としての使い方-すべり止め-

※多少ハサミやカッターを利用した加工が必要です。安全には十分注意して作業を行ってください。なお、切りやすさから言えば、この紙のものの方が、PETより簡単と思います。

また、ビニルテープなど適宜用意をします。

※必要ならPETボトル材料(特に、今回、1L直径約8cmのもの)も活用できます。

写真のように、容器の角に1周ビニルテープを巻きます。

さらには少し角度をずらして載せたほうがいいようです。


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 底面給水鉢としての使い方

この紙容器を植木鉢代わりに使うには、水やりテープをこのように使います。プラ製などさびないタイプのクリップ類で端を止めておくとセットがより楽になります。

表裏が、上述の給水タンク(給水器)としての使い方とは逆なので注意して下さい。

給水器としての使い方の場合(表裏が逆)

水受けと鉢の深さの目安は10cmとします。下の水受けにはPET材質(深さは同じく10cm 1L直径約8cmのものを使用)でも水位が見えて便利です。

土壌を充填し湿らせ、水受けに、キャップ部分が漬かる程度の水深までに水を入れ、例では、スプラウトを播種しています。数日で、発芽しています。


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給水専用タンクを使う方式

 

給水タンク自体には、紙製ボトルを使わないでください。写真のようなキャップのしっかりしたPETボトルにしてください。
理由は、紙ボトルのキャップがやや弱くて空気漏れが発生しやすいからです
(つまり洩れます)

また、適当な手段でレンズ効果抑止(さらには冷却)の遮光などを行います。

また、水面に設置するための台を作ります(5cm高さ位が適当、強度の問題で紙パックの底の方を使います)※上述の例の水溜用(水受け)とは意味が違ってきますので高さも違います。

水が浸入できるように口をあけておきますが、紙ポッドをカッターやハサミで加工した切り口が水に漬かりっぱなしになるので強度が低下する場合、以下のPET利用の方法を参考にしてください。

ハーブを植えてみました(トマト類はややしんどい(植え替え必要)と思います)。

また、下の台の強度が十分でない場合、PETの材料(例はPET1.0L直径約8cmのもの)で台を作って使用します。

なお、全体の給水量の調整法(水位の上げ下げなど)や加工法などは、上記ので示した各記事などに詳しくありますのでご覧ください。


 

北側の観葉と花の例です。元気で水やりの手間はほとんどなしです。

とまとも、だいぶん長くなってきましたが、下の茎は折りたたんで、ヘビのようになっています。もちろん、上の方は、新たな果実が突き出しています。8月中旬位までの栽培を予定しています。また、トマトもそうですがスプラウトや大葉には困っていません。


気象も安定しない時期は特に、玉割れ(実割れ)が起きやすい

上の写真はギリギリで耐えていますが、梅雨の時期なども給水を多くし過ぎると果実割れ(玉割れ)しやすいです。これは、梅雨が明けても、梅雨のない北海道でも、気を付けるべきことです。

例えば、この写真のように、SIMRUS底面潅水でも、急激に液肥を多量にやった(そして天気も悪かった)場合、かなり割れが進みました。←ついでに葉水もやったというのもあります。

メロンやその他でもそうですが、ある程度大きくなった、外側の皮が硬くなっているとき、多量の水分を補給すると実が割れてしまいますので注意が必要です。

※SIMRUSの場合の対策(原則的に、一時的の過湿化を避ける)

固形肥料の追肥:土に混入させ、少しずつ、何度かに分けて、土壌自体にじょうろなどで湿らせてやり養分を広げるでいいでしょう。

液肥:基本は、少しずつ、何度かに分けて、土壌自体にじょうろなどで供給してやることで構いませんが、以下のような方法もあります。

PETボトルで給水するレギュラー(SIMERUS水やりテープの本来の使い方)の場合: ペットボトルに薄めた液肥を充填する、ゆっくり給水する(緑にならないように遮光にも注意)。※水面を設定しない底面給水の場合のPETタンクも同じ

水面設定式:下の水面に液肥などをちょっとずつ何回かに分けて供給するのが基本です。

注意事項:元々下の水受けに溜まっている水容量などから、それで適切に希釈されると考えて原液を直接追肥で使用するというのは、EC(電気伝導度)や窒素センサー(各数万円はします、パックテストと言われる使い捨てのものでも結構な価格になります)などをお持ちであり、かつ、養液栽培的なことまでの詳しい知識がない限り実施しないことをお勧めします(こういう方法は当然自己責任と考えてください、また、プロ向けの方法です)。