30年以上前のウルグアイラウンド農業交渉以降だけでも、かなり農業へのてこいれは行われていますし、それは一定の成果を上げたと思うとはいえ、それにしても、現在、未来的と言っても、大幅な支援・補助がなくては成り立たないような新農法新栽培法や緑化法はまだまだファンタジー的で将来経営・財政的にもやや?と言えます。さらに、従来式の無機・有機農法等も含め、小規模から大規模までそれらは大なり小なり根群域の水分環境管理、溶質類管理、環境負荷性能に多くの問題を抱えがちです。しかし、対応する給水法などの技術やコストのハードルが実はとても高くおざなりにされがちです。地下水質等心配すらされていないケースも多々あると思います。 また、AIにしてもIoTにしても優れた緑化(生育・水分養分吸収)インフラの下に展開することにより高性能を発揮すると言え逆は有りません。
余談ですが、最近、テレビ番組(下町…)は楽しく見させていただきましたしそれが農業にフォーカスしているのは当方としてはうれしいですが、一般に現在の準天頂衛星類を使ったトラクタのナビゲーションというのも万能ではないらしく、聞くところですが、現在”精密ガイダンス(誘導)”といったレベルではなかなか困難箇所があるらしいです。←ハイテクで速攻簡単とかでなくとても難しい(深い)ということですよ!なんだかんだで、対応能力では、人間というのは偉いです!
また、都市緑化や建物緑化というのもなかなか維持が大変なものだといえます。
水やり&ハイテク化はよいとして、その維持を含めたコスト、環境性能がより明確に求められるようになってくるのではないでしょうか。