カテゴリー別アーカイブ: FAQと解説全般(他の水やりの特長等)

水やりのコツとは言いますが(特に家庭では? 2019改訂版)ドリップ・点滴灌漑、SIMERUS自動給水の意味

読みやすいブラウズのために

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本ページは家庭向けですが、いろいろな方法について、やや詳しく書かれています。

SIMERUS水やりテープなどに代表されるSIMERUSシリーズでは、トマトなどの野菜などの上手な栽培にも”軽く湿らせる”で味のノリなどが過湿の場合とはやはり違ってきます。

土壌を健康的に”連続的に軽く適度に幅広く湿らせる”ということは基本になります。コストも手間も最小で、、、 大抵の野菜類などの水管理の原則といえるでしょう。シャキシャキになるし、ふやけた感じも少なく、無駄水(肥料、農薬)でにくくなります。同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。

つまり、軽く水ストレスを長期間安定的にかける栽培方法(安定じゃないと枯れてしまう?)ということになるとは言えますが以下のように他の水やり(潅水、給水)方法ではどうでしょうか。ここでは、主に 自動水やり と言われる方法(その問題点)に焦点を当てています。


もう少し(大幅に?)詳しく
SIMERUSでいう自動調節給水とは (個人向け商品を例に)

まあ、基本的には、SIMERUS製品群はいわゆる毛管水分移動を活用した灌漑・給水方法ではあり、基本乾湿に合わせ自動給水調節されますが、よく言われるほど?は簡単になんでもかんでも安定するわけではありません。

※他社製品で万能的にお書きになられていることには?と思うことは多々あります。

例えば、弊社の個人向けのもので見ると、SIMERUS水やりテープの本来(レギュラー)の使い方で特に言えますが、キャップをゆるめすぎて”暴走モード(そういう言葉はありませんが、、、)”にでもした場合は話は別ですが(言い換えると暴走させることもできます)、通常は、”キャップは、固く締めないでちょっと緩めに取り付けておく”というレベルで給水はバランスするでしょうし、この点あんまり難しく考える必要はないと思います(普段弊社でもテストなどでそこまで心配して使っていません、それで特段の問題も発生していません)

※当たり前ですが、”暴走”といっても1本のペットボトルの容量までです(つまり安心)。

それでも、(下方向に、少量)漏れる場合など、鉢底皿などを併用すれば実用上問題はないと思います。これは、過剰給水で給水が多く、蒸発散が小さいときに(特に室内の環境条件などで)、実際に起こる場合があります。

なお、SIMRUS水やりテープでも、PETボトル植木鉢、底面潅水化(底面給水化)植木鉢・プランターとしての使い方では、物理の原理上”給水の暴走”というのはあり得ません。楽々底面給水シート(水面設定型)もそうです(少なくとも地上ではそうです、なお、真剣な話、宇宙では特別な工夫が要ります←開発中)

追記 楽々底面給水シート(水面を設定しないタイプ)は、結局給水源のペットボトルがSIMRUS水やりテープ本来の使い方と同じなので、同じように対応すれば実質問題はありません。はじめから、製品の性格として、水面無しタイプはわずかの給水で足りるような植物向け(キャップは締め気味にする、あまり水がこぼれるような使い方はしない、軽く湿らせる)です。


評判が良いといわれていても、水やり器については、

1度使ったら後は、使い物にならなくて死蔵・つかえない(笑えない)ものがよく売れている などという恐ろしくも実態と思われることが書いてある掲示板などもありますね(毎年、植物栽培を新規に始める人が一定数はいるので特に安いものだったら一定量(結構莫大)は売れる…..とは書いてありましたが)。

まあ、某安価が売りの(自動)水やり器で水やりすれば、夏場だったら、2日もったら万々歳だなあ(つまり2日もたない)という例はみかけますね←それなら、じょうろで十分(水やり器もセットする手間はあります)、元々それだったら要らない・何の意味がある?ということになります(→来年からは死蔵!)。※なぜそうなりやすいか詳しくはいろいろなケースにつき下記で示しています。

もちろん、弊社の場合、そうならないように努力を惜しむつもりはありません。


案内 2018-2019

SIMERUS水やりテープ応用利用 特集記事掲載中

カテゴリー別記事を参照 やはり”軽く湿らせる”が大事

 

  


水やり(水遣り)のコツとは言いますが、”軽く湿らす優しい水やり”は他では難しいのでは? 基本的にバラつきが非常に大きな問題になります。そのため、通常の方法では、もちろん人が気を付けるというのもありますが、たくさんになればなるほど手間も増えますし、留守時はどうなるかなどなど、自動給水(土壌水分に合わせた)を含めメカにお願いしたくも思うということです。

そのような場合、写真のようになセンサーもたくさんの本数が必要ということになります。あと、自動制御のノズルもたくさんいることになります。精度を上げようとすると電子回路もすごいことになりそうです(ロボット作れそう?)。

1個でも結構高価です

※土壌水分のバラツキは結構ものすごいので数は必要ですよ!

つまり、IoT化(センサや他のモノ全般のインターネット化)にも課題はいろいろあります


ノズルや電池が足りない、忘れてた、枯れさせてしまう!もうすぐお出かけなのに!これはよくありがちなことですね、まあ、それはクリアされていたとして

他の自動水やりの原理的特徴について(クリック・タップすると拡大画像表示)

ここでは、一般市販タイプのドリップ式を主に取り上げますが、そのほうが弊社製品の特徴もわかりやすくなると思います。

ドリップ式とは、節水とは言いますが、以下は意外に知られていません。

つまり、水がロスするようなものは、夏場など長持ちしないし以下のように外部の環境を汚します(肥料分や農薬分など)。

また、水をロスして下水などに流れるということは、冷却効果も失われるということです(打ち水にもならない)。さらには、

一般論として、水受け皿・鉢底皿 パッドに水をためるということは、猫も犬もその水を飲めば危険とは言えます。その点は、”飲めないように”注意してあげてください。

留意事項(それでは、特集記事の底面潅水はどうなのか?)

特集記事にあるプランターや植木鉢、ペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとは異なりますがリスクがないわけではありません。※特に雨がかかる条件だと異なります。

※根を散らしたい場合(土壌があまりに少ない場合など顕著でしょうが、根が下の方に集中しており、上の方にはあまりない等)などをふくめ、緊急的必要時は異なります。つまり、雨のかかる条件のように管理するというのも有というニュアンスがあります。


ドリップ・点滴の専用ノズルで灌漑(点滴給水)からもう少し広げて、少量給水ができるというものに限っても、いろいろな種類があり特徴も違います。なお、センサ式も理論的限界を含め万能ではありません。また、IoTプラス人工知能(AI)的な対応もいろいろな課題があります。以下主にイラストで示します。

以下は、よく市販されている簡易なタイプです。

※はじめのほうは、特殊親水材から多孔質チューブ(空気が中に溜まる問題も大きい)等に関してです。これらの問題点は似ています。

次は、簡易なペットボトル給水器を土壌に挿すタイプです。結構、基本的なところで無理があります。

親水ひも式と素焼きカップ式はやや似ていますが、素焼きキャップ式のほうは中の水が抜けやすく不安定(水が途切れやすい)、逆に、どちらでも水が大量に出てしまう可能性があります。これらの調整は一般の方にはかなり難しい(プロでも?)と思います。

<念のために追記します-より深く水やり器のふるまいを考えたい方に>

少し、ややこしいですが、SIMERUS水やりテープペットボトルでは土壌の乾湿に応じ、いわゆる毛細管効果で自動的に給水調節がされ、上のイラストのように、穴あけノズル式のように極端な給水のバラツキは基本的に出ないものの、ペットボトル(内部、キャップ部分)自体の水位を維持するためにマリオットタンクの原理(鳥や動物用の簡易自動水やりなどでよく使われます)を使っている以上、PETボトルタンク内の気泡の膨張縮小には影響されます。ただし、SIMERUS水やりテープペットボトルでは、仮に給水が高温空気に押され出過ぎようとするということは、同時に土壌が湿るため給水量は少なくなろうとします(つまり完全ではありませんが打ち消しあいます)。その意味では、高温時、水が出っぱなしの穴あきノズルなどより明らかに有利です。また、SIMERUS水やりテープペットボトルでは、”給水が出ない”というのもキャップを緩くセットし、水やりテープが土壌と確実に接触しているなら水が出ない(キャップが詰まることは)考えられません。⇒なお、この空気の膨張・収縮の影響をなくした製品群も弊社は取り扱っています。

<底面潅水式について>←このHPで弊社製品を応用した方法については紹介していますが、一般に販売されているものについて言及すると

プランターの底部所々に容器の底の工夫により土の柱をこしらえ、それが底面の水受け水盤につかって、底面潅水するというタイプは、市販でたくさん売っていますが、あれは、専門用語的には”土柱法”と言って良いと思います。←つまり底面潅水と言っても弊社の提案しているものとかなり違うものです。なお、土柱法は、培土の性質で(物理的な理由で)必ずしも水分コントロールが簡単ではありませんし根の集中問題も一般に後が厄介な傾向と思います。

なお、底面潅水という広いグループにだったら弊社の記事カテゴリー 個人向け やペットボトル植木鉢栽培の項目に、気を付けるべき点について、いろいろ書いてありますので参考にしてください。ただし、主にSIMERUSIMERUS水やりテープ他弊社線品を使った各方法にフォーカスして書いてあるものなので、一般でいうところの”底面潅水式プランター等”や”地下灌漑(これは大規模のものも多い、そしてとても問題が多い←プロ農業マターです)”に当てはまるとは限らないことには注意してください。

ご自身でいろいろ工夫して行うということは結構なことだと思いはしますが、同時にそれなりの注意が必要です。どちらかというと、弊社の提案する方法で土壌水分管理のややこしいところは避けてしまい他のところにこそエネルギーを注いでいただければと思います。

 

これらも広い意味での底面潅水(底面給水)式です。

2018年記事のペットボトル+SIMERUS水やりテープ応用記事にある”ペットボトル菜園”について <その給水性能の変動特性>

水深4~5cm分連続給水できます とありますが、

※この点については、厳格には、給水量は水位の影響を受けます、しかし、SIMERUS水やりテープの性能なら上記の程度(4~5cmスパン)ぐらいだったら特に問題は発生しません。→給水期間を長期化できる方法も記事に掲載追加しました。


弊社の各種記事に大きく関連する節水効果について

じょうろなどの給水が(大変)速い??何それ?意味がわからない? 

一般にそう考えられても不思議でがないとは思いますが、例えば、SIMERUSでの野菜給水で、1日で1株1.0L程度などというのはよく見る値ですが、それは、連続給水なので単純に計算して1時間あたり1株41.7mlの超低速です。それに比べれば、ドリップ灌漑にしても、じょうろにしてもいかに給水強度(速度)が大きいかということです。なお、軽く湿らせるSIMERUSでそんなに給水速度が小さくても大丈夫です。地中からの効率的な給水であるSIMERUSでは水の無駄もほとんどないので植物生育に十分な水分量になります。←蒸発して消えてしまうから、少量節水はダメという人がいまだにいるかもしれませんが(かなり古典的な知識です)、本法に関しては全く関係ありません。ご心配なく。

この10年での感覚的(経験的)には、通常のじょうろなどでの水やりの半分の水量で済んでいる感じを常日頃受けています。

これからの季節、水がどこかに流れ去れば打ち水効果はなくなりますよ。

蒔く水が冷たいというのも効果もあり、分かりにくくなっていますが、打ち水効果とはどちらかというと表面からの蒸発や植物の蒸散による潜熱効果によっての冷却だと思います。したがって、水をじゃんじゃんやってもどこかの排水に流れて行っていれば打ち水効果もごく限られたものになります。※同じような理由で、暑いとき、人が直接冷水をかぶればそりゃ涼しいですが、冷却ということでは無駄も多そうですね。ただし、無理は禁物、熱中症には十分気を付けてください。


以下は特に電子制御式で問題になることを取り上げています。

保水力強化というのもありますね。これも実は、難しいです。雨水利用なども含め、土の保水性を活かすというのは実は結構大変です(コストもあるし、条件設定あるし、その結果、世間で思われているイメージほど世界的にもあまりうまくいっているとは言えないです)。


※以下の水やり機器詳細は、当該メーカーなどの資料、HPなどもご参考ください。

主に家庭用のものに焦点を当てています。

★水道管(上水道の水道栓)直結(電池式)タイプ★

これらは、散水するのに動力として、水道水圧を利用しているので、当然、水道栓に(開いたままで)接続し続けておく必要があります。

開けっ放し、ちょっと心配?かもしれません。(ワンタッチジョイントなどで水道栓につなげる)洗濯機や専用蛇口の説明書類などでも書いてあることですが、
”使わないときは元栓を閉めておいてください”と書かれていることからもそういえるでしょう。

水道水圧を利用している利点として、ポンプなどに力を取られないので(中のバルブをタイマー制御で動かすだけ)電池が長持ちです。
なお、このタイマー式のバルブでは、(ポンプなしの)雨水タンクなどを活用した給水にはまず利用できません
(水圧が低すぎて内蔵バルブが働かない、洗面についている自動水栓と同じ事情です)。

多数の(給水)ノズルを増設すればするほど、季節や生育の状態によって求める水量の違い、目詰まりする可能性も含めノズル自体の性能のバラツキ、水圧の影響などにより、、個々のノズルごと給水量調節は調節が難しいと思います。
少なくとも全部のノズルでSIMERUSのような軽く湿らせる調整は実質不可能と言えます。
あっちをたくさんにすれば、こっちが少なくなるみたいな現象も発生しやすいのできりがありません。これが一番の悩みの種かもしれませんね。
また、拡張用のノズルが足りなければ当然増設できません。

実際のところ、室内で使うのには無理があります。
結局、ノズルや、タイマーの間隔や給水時間設定で、室内の少ない給水条件に合わせるのは、漏れ出す危険性もあり困難です。欠点とまでいえませんが、基本配管を行って、ところどころ枝分かれ式にノズルを接続するタイプが多いと思います。
そのとき、あらかじめ基本配管のレイアウトをよく考えておかないと後で遠くの植木鉢などに届かなくなります。配管自体の長さが給水のばらつきの原因にもなります。つまり、それなりの計画が必要です。

配管部(チューブ)が直接日射にさらされている場合に、夏季を中心とした時季、
基本的に、給水タイマーは高温になる時間帯に設定しておいてはいけません。
そうするとかなり高温の熱水(チューブ中の残り水)が植物に供給されてしまいます。

水道栓があっても、安全に十分配慮し分岐させておかなければ蛇口はふさがってしまい他に使えなくなります。
つまり、結局、それなりの安全を考えた水道管配管工事をしておかなければいけないということです。

当たり前ですが、水道栓が適当な場所にないと使えない。また、配管は長くなる。
上にも書いたように、水源の水圧の関係から、通常の(ポンプなし)雨水タンクなどに直結しても機能しません。

ノズル(給水ノズル)はいずれ目詰まりするのが普通(いわば消耗品)と考えておくのが無難です。つまり後でコスト高要因と”ノズルが足りない!”原因にもになりがちです。

さらに増設などで新しいものと古いものが混ざると、かなり気をつけて個々のノズルの給水量調整をする必要があります。
水道栓(上水道)直結の場合は、マンションの共同庭などでよく見かけるもの(チューブ状のもの)などがあります。
これは、相対的に目詰まりは少なくなるようには作ってありますが(劣化はそれなりにします)、吹き出し口個々の給水調節は不可能です。
どの場所でも水を足りるようにするには、安全側で考え多量の給水をセットしておかなければなりません。
つまり、場所によっては、ビシャビシャになることを覚悟しておく必要があります。
もちろん、あまり節水にはなりません。

一般市販製品のドリップノズルやチューブでは
タイプにより数シーズン(1年ぐらい)でもかなり水の出がかわります。つまり、ノズルの性能がばらついていると、”個別に調整できる”としているものでも、もともと調整が、簡単ではないのに、さらに調整が難しくなります。

つまり、タイマー式で自動というのはよいとして、
特にお使いの水の水質によっては次の年などに大変なことになります。
なお、洗浄法を明記していないものなどについて、消耗品と考えなければなりません。

なお、プロ(農家など)が使っているものでも、ワンユース(使い捨て、ディスポ)のものがあります。なお、プロ用で洗浄できるタイプといっても結構作業が厄介な傾向です。

★水タンク付きの電池ポンプ式タイプ(タンクを別で用意するものもあります)★

これの利点、欠点も、水道水圧を動力源にしていないこと以外は、水道栓直結タイプと大体同じです。

電池式ポンプ内蔵で水タンクとセット、置き場所の自由度が高く、当然、近くに水道栓が無くても使えます。但し、当然ですが、タンクに補給する必要はあります。
基本的に内臓ポンプをタイマー制御で動かし給水するので、水道栓式と違い、電池が長持ちしません(電池の本数も多くなります)。

タンクからあまり遠くまで給水できないという製品が多い。これには、電池ポンプのパワーなども関係していますのでやむをえないところがあります。

内蔵している電池式ポンプのパワーによって供給量が限定され、実際に接続可能なノズル数は少なくなる。

特にノズルが増えたり配管チューブが長いと、ばらつきの調整が水道栓直結よりもさらに難しい。

SIMERUSだったら

軽くシメラスだから安心・安全(暑い夏、熱い水、熱湯、植物も人も動物もやけど?)

PETプラスチックボトル内や配管内などで熱水になっていても、植物への給水は問題がありません。

その理由は超低速給水だから、給水しているうちに冷めてしまうからです。つまり、周辺土壌と同じような温度に落ち着くからです

なお、SIMERUSフロートで、チューブが外れても、低圧( 100cm, -0.1bar, -10kPa 以下)でほとんど噴出する心配はありません。

SIMERUSとは

SIMERUS は“Soil Integrated Moisture Environment for Rural and Urban Sustainability”-農村と都市の持続可能性のための土壌水分の統合環境←Google翻訳(英→日)から です。以下ちょっと学術的です。

現在のところ、野菜や花などの栽培を中心に開発を進めています。

★勿論、上記は土壌を 土を軽く”しめらせる” とかけてありますが、

例えば、ペットボトル栽培でも畑等でも、土を使っている場合、過湿土壌よりは空気も多く適度軽く湿った土壌のほうが、土壌空気も多く嫌気的還元的環境でもなく一般に健康的ですし、汚水も出にくく周辺の環境を汚すことも少なくなります。※好気性や嫌気性菌などの活動も複雑で、また、還元的状況への対応などでも例えば水稲(過湿でもOK)では事情が違います。

※基本的に、”軽く湿らす”だったら好気的環境が主であり嫌気的環境は基本的には避けることは言えるといえます。

もちろん節水的で植物の生理的にも水利用効率(ペンマンの法則等に関連)も増し、おまけに生育した果実や野菜は傾向としては、過湿土壌のものより、しゃきしゃきでおいしいと思います。さらには、過剰灌漑による塩類化、塩分(ナトリウム土壌)化も抑制します。また、余計なほうへ流れにくいことから施肥や農薬の効率が高まり少なくて済みます。

同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。

弊社製品で一番簡単なのはSIMERUS水やりテープですが、それにしても、ペットボトルを簡単に植木鉢やプランタ向けの自動調節給水のタンクにしてしまうことや、ペットボトル自体を植木鉢にした<ペットボトル菜園>などを”軽く湿らせる”で簡単に健康的に実現することができます。この基本的考え方は、仮に降水のある条件でも、土壌保水能力の活用による降水の有効化等に有利です(専門用語ですが、空きTRAMの増大と同じ意味、このTRAMは、”土壌 TRAM”で調べられます)。

★SIMERUSは、無理な、”土壌水分ストレス”をかけることを意味していません。

例えば、一時期植物ストレス論で良いように言われていたかんきつ等の”塩水灌漑”というのもなくなったわけではないみたいですが、少なくとも主流にはなっていません。

つまり、そんなことは、”長期になればなるほど維持できません-持続性がありません”ということです。例えば、段々と塩分が集積していったらそのうち浸透圧的にアウトだろうし、そして、仮に時々真水で土壌を洗い流したとして(リーチングといいます)、一体その排水はどこに流すのでしょう、流れていくのでしょう。だからよくこれを言っているのは海が近くて、塩水もある所、、のようです。※真水の確保も乾燥地等では難しいのですが、日本はその点楽でしょう、それにしても、古代文明が滅びたといわれる原因も考えてみるべきだとは思います。 ※世界の乾燥地帯で止む無く結果的にやっている”塩水灌漑”はまた別の問題と考えます。 これは、ものすごく深刻です。最近耐塩性作物などもよく言われますがいずれにせよ今後も大変な問題と思います。

なお、下手に水分ストレスをかけるということは、その程度がきついほうにぶれると”ストレス”のかけすぎとなって、それに耐えておいしくなるといっても植物体がもちません。それこそ、たとえですが、植物の気持ちになって考えたら、”身の毛がよだつ”ということではないでしょうか。

つまり、”軽く湿らす→適度な水ストレスをかける、保水能力の活用”というのは、かなり精密に乾燥側土壌水分管理しなければ意味を成さないということです。なお、それは同時に低コスト・安定的でなければ机上の空論なのは当然です。

SIMERUSとはそういう方向を目指し、そしてそれを阻む問題を解決していこうとするソフトウエアやハードウエアシステムの考え方です。

 

毛細管効果はSIMERUSもなんでも同じ?

よく簡単に”毛細管効果を利用した、、、”というお話はよく見かけますし、それでなんでも説明になっているような書き方になっていますが本当にそうでしょうか。
それでは、”毛細管だったら”どこの何を使っても同じ意味になります。
毛細管効果利用式で失敗するケースも多いらしいですし疑問です。

続きを読む 毛細管効果はSIMERUSもなんでも同じ?

農薬や肥料の問題は厳しくなるでしょう 私たちが作りました・私たちが作りましょう

お手上げ ではなく ちゃんと対応するべきです

先ず、世界的にも、日本国内向けでも、使用・残存農薬類(およびその他有害成分)への規制が厳しくなってゆくというのは、近年注目されていることでもあるし、ある意味わかりやすいと思います。なお、そういう文脈で(農薬があまり要らない)遺伝子組み換え作物というのも総合的な安全性を追求していく必要があるということでしょう。←これについては、当方はそれほど知識があるわけではありません。

※なお、”農薬ではない農業で使う(今のところ規制対象じゃない)薬剤”というのも、その性質によっては当然規制の対象となっていくと思います。なお、念のため述べますが、現在の(日本国内、さらには、EU等それらに厳しい外国で認可されている)農薬というのは昔の ”農薬→かなりやばい”のイメージの代物でなく、万能やなんでも安全とは言えませんが、定められた用法であれば成分も適切でそしてある程度時間がたてば安全・分解するなどとずいぶん優れたものが多くなっています。急に分解するのは、さすがに効能上どうかというのはあると思いますが、、、なお、古いタイプの毒性の高いものはいわゆる先進国では現在基本アウトです、そういうものを使えば輸出も無理(断られる)が基本ですね。※使用上特段の注意が必要なものは現在そうそう簡単に手に入れることができないですし通常必要もないと思います。

結構勘違いされている方も多いかもしれませんが、たとえばEUなどで許されていない農薬他が日本で使われている場合などもありえ、日本の農産物がおいしいからと言ってそうそう無制限や簡単に、それら農産物類をEU等に輸出できない場合もありえます(例えば2018/3現在、ジェトロ https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2018/b44bfbfb1ad278a8/eu_guide2017.pdf 等参考)。

次に、肥料の問題は、人間が食するという意味での品質・成分に関するもの、通常のビタミン含有量などに加え、例えば野菜の成分自体の硝酸態窒素低減問題や低カリウム化等のいわゆる機能性作物・野菜としての課題も浮上しています。

もちろん農薬ともどもタダではありません。

もう一つの問題は、環境に対するリスク対策です。日本国内でも、農業の影響による地下水汚染はかなり深刻な問題で様々な対策が必要です。

これについては、化学肥料が悪者扱いされる傾向もあると思いますが、(ちゃんと作った誠意は評価したいですが)有機堆肥肥料を土壌にじゃんじゃんやればやるほど環境にも作物の安全にもいいという考え方はやめたほうがいいと思います。成分的にも環境負荷的にもそういえると思います。例えば、窒素成分は、アンモニア態であろうと硝酸態であろうといずれにせよ窒素成分ではありますし化学肥料でも有機の堆肥であろうと含まれるといえます。

まあ、現時点で、”汚染物質を外部環境に出さない、できるだけ→植物が無駄なく吸収できるだけ補給する”というのが環境負荷低減の解決の早道だと思います。いわゆる、排出してそれの対策するというマッチポンプ式の考えはその環境負荷の程度によってもかなり問題があります。註:天然の状態でも植栽地から窒素などの成分がある程度流出するのは、普通で正常のことです(森が海を育てるという考え方にもつながります)。

ただし、これを知らんぷりしていると、、、、、

この点については、ISO14000等の環境管理基準がもっと進展することが容易に予想されることであり、これは、漁業資源の持続的利用などと似ているんだろう思いますが、規制が厳しくなり、その対応を怠れば輸出も難しくなっていくのは自明です、知らんかったでおそらく済まないです(某国が、シャケをEUに輸出しようとして、EU側に資源保全がちゃんとできていない(乱獲しすぎ)ということで、しばらく輸出不可(EUの輸入拒否)されたというのも結構最近のことです。これを今後ISO*****を満足していないということで”ダメ”とばっさりやられるようになるでしょう、、、ということです←まあ、政治的な意味もあるかもしれないし、今はどうなっているかは存じていません、国際問題は複雑です)。

食の衛生規格は、日本版、国際的版(これが重要)などいろいろありますのでお時間がありましたら、Wiki等で調べてみても面白いです。

以上、こららはもちろん、国内の食品供給の安全性、環境破壊の抑制にも直結したお話です。

最後に、企業宣伝になるといえばそうかもしれませんが、余計な水を排出しない、同時に、肥料・薬剤の精密成分管理ができる、軽く湿らせる植物に無理でない環境でというSIMERUSの考え方の優位性は明らかだと思いますし未来に対応します。

最近はこのような簡単で高性能な水質センサ(カリウムイオンや硝酸態窒素型も有)もあります。そういう時代です。野菜の成分分析もできます。

それにしても、

仮に同じ遺伝子(ゲノム)を持つ野菜などを育てても、土壌や天候気象、雨除け管理、そして当方としては大きく言いたいですが水やりの仕方など複雑にかみ合い、非常に多数、いろいろなおいしさ(あるいは不味さ)、安全・持続性-、、、が考えられます。

難しいスローガンは考えなくても、普段から普通に感覚が鋭くなるような味のものを食べて(←ちょっと言いすぎか)そしてそれがよくわかるような贅沢な舌を持った次世代の人たちもたくさん出てくれくれたらうれしいですね。

念のため、これは状況により特別にお金がかかる話とも思いません。ワンパターンの味で納得するのでなく(私・弊社技術顧問自身は味音痴かもしれんが)もっと感性を豊かにということを願うものです。

例えば、日持ちのしないみずみずしいものは現地で食べたほうがやはりおいしいだろうし、そういった風な(やや中小規模向けでもありますが)つくりわけも進んでいくのも日本の農業にいいのかもしれません。そのための最適な技術開発を進めていかなくてはならないにしても。

-私たちが作りました、私たちが作りましょう-

最後に、あまり性悪説的に言うのでなく前向きに改善したほうがいいと思って書きますが、よくある、野菜などのシール広告等で”私たちが作りました!” ←そう書いてあるだけ、プラス顔写真とか、また、名前があってもなくても、、、というのは誤解されやすいから前からナンだとは思っています。もちろん、嘘写真とかは初めから論外だとしての話です。

つまり、なんとなくそう思ったとしても、無農薬とも低農薬とも、有機栽培とも書いていないのだったらそれらであってもなくても嘘をついていることにはならないからです(もちろん、ある種類の農薬つかっているなどを含め必要であろう事項がちゃんと書いてあるなら全然構わない)。まあ、ちゃんとそこのところ消費者も的確に判断できたとしての話かもしれませんが。無農薬野菜食や栽培がその方の主義主張であれば、それまでですし(強制されたいとは思いませんし)何も言おうとも思いませんが、そうでない場合、”何となく農薬ダメ絶対?”という感じで対処していると、非合理に食べるものの選択範囲がとても狭くなるとは思います。

新鮮もぎたてというのも結構曖昧かも→別に昨日のものでも通用する?聞いたことがあるかもね です?

それではベランダなどできる場所で自分で出来る範囲で作ってみる つまり、私たちが作りましょう

自分で作ってみて市販のものを判断できるようにする→

朝どりだったらどうか、どこまで無農薬でいけるかなどなど、味なども確認→

そこから、おいしさや安全性や(環境)持続性を兼ね備えた農業と消費者の発展的な共存共栄を目指す、であればいいとおもいます。全部自分で賄えないでしょうし。

個人の意見的には、自家スプラウト土耕栽培一つとっても違うと思いますよ。これなら、かなり作れる範囲は広がりますね(窓際でまで!)。まあ、本格派自家植物工場というのも趣味の方、プロの方以外どうかとは思いますが。

それでは、水受け皿の水の安全性はどうなのか、肥料や農薬は? SIMERUSでは

以下、かなり重要と思いますので個別の記事としてもあげておきます(関係が深い記事中にも掲載しています)。なお、本ホームページでの、ペットボトル式や底面潅水式は主に”雨避け条件下”での利用を想定していますことをお断りします。なお、長期間給水したい時などに暫定的に水受けの水位を増大させることは、あくまでの短期のみの例外方法として位置付けています。

特集記事にあるペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとはかなり異なります。※雨がかかる条件だと異なります。また、ペットボトル土耕栽培-解説にある- 負圧差排水という機能も過剰水分排除という降雨などで過剰水分がある場合の動作のことを言っており、迅速に過湿を防いでくれるという意味合いです。※底面潅水型ばかりでなくSIMERUSでは基本的にこのような考え方をします。

 

このように、水に溶け込む成分をできるだけ、他に逃がさない考え方をしているので、肥料や農薬などの成分も非常に逃げにくいので環境にやさしいのですが、逆に言えば環境にやさしい分過剰施肥等になりやすいとさえ言えます。つまり、それぞれの肥料薬剤等を使用するとき、指示されている安全性にかかわる適正量までを用いることは当然原則ですが、経験則的に見て、それより少なめでも良いように思われます。ケースバイケースで安全にご使用ください。なお、近年注目される低窒素栽培、低カリウム栽培などもそこのところを調節すれば効果はあります(研究中)。

なお、スプラウト栽培などの施肥の可否などは、関連記事をご覧ください。

人にも動物にも鉢底水は飲ませない、健康を害します。

危険いっぱい、植木鉢受皿の溜水(追記)

この記事は、

それでは、水受け皿の水の安全性はどうなのか、肥料や農薬は? SIMERUSでは

の記事の追加・補足記事のような内容です。内容が重なっている部分があります。

ペットの安全も考えてあげましょう 場合によって、あれは毒物です。

SIMERUSでは仮に農薬をやらなければならない・やりたい場合でも排水を出さない管理が比較的簡単なので汚さず安心して使えます。誤飲による中毒、病気なども防げます。


留意事項(それでは、特集記事の底面潅水はどうなのか?)

特集記事にあるペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとはかなり異なります。※雨がかかる条件だと異なります。


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ドリップ式の節水の考え方と限界

 

点滴(ドリップ)潅漑の特徴
以下の事項はあまり知られていません。
いずれにしても、あの水滴がポタポタ落ちる速度では、速すぎるということです。

当たり前ですが、少なく見える1時間1Lの速度というのは、SIMERUSでは当たり前の、24時間1Lの24倍も速いわけです。 続きを読む ドリップ式の節水の考え方と限界

水やり&ハイテク&環境性能 どうなっていくでしょうか? 

30年以上前のウルグアイラウンド農業交渉以降だけでも、かなり農業へのてこいれは行われていますし、それは一定の成果を上げたと思うとはいえ、それにしても、現在、未来的と言っても、大幅な支援・補助がなくては成り立たないような新農法新栽培法や緑化法はまだまだファンタジー的で将来経営・財政的にもやや?と言えます。さらに、従来式の無機・有機農法等も含め、小規模から大規模までそれらは大なり小なり根群域の水分環境管理、溶質類管理、環境負荷性能に多くの問題を抱えがちです。しかし、対応する給水法などの技術やコストのハードルが実はとても高くおざなりにされがちです。地下水質等心配すらされていないケースも多々あると思います。 また、AIにしてもIoTにしても優れた緑化(生育・水分養分吸収)インフラの下に展開することにより高性能を発揮すると言え逆は有りません。

余談ですが、最近、テレビ番組(下町…)は楽しく見させていただきましたしそれが農業にフォーカスしているのは当方としてはうれしいですが、一般に現在の準天頂衛星類を使ったトラクタのナビゲーションというのも万能ではないらしく、聞くところですが、現在”精密ガイダンス(誘導)”といったレベルではなかなか困難箇所があるらしいです。←ハイテクで速攻簡単とかでなくとても難しい(深い)ということですよ!なんだかんだで、対応能力では、人間というのは偉いです!

また、都市緑化や建物緑化というのもなかなか維持が大変なものだといえます。

水やり&ハイテク化はよいとして、その維持を含めたコスト、環境性能がより明確に求められるようになってくるのではないでしょうか。