レンズ効果、熱水,,,SDGs アップサイクル 500mL&スプラウト栽培、給水期間増大、衛生面など他

閲覧初めての場合、一度記事一覧メニューで記事切替の方法を参照してください。

←リンクClick


更新年月日2020年5月12日(投稿日表示とは異なります)

最近注目の特別特殊な栽培(春夏秋冬)

”別に絶対的には難しくない”機能性野菜他(←とろける野菜含)の栽培;日持ちはしませんが半面でコアに?支持される”とろける様な口当たり←いやゆる日本的にべらぼうにおいしい野菜!”というのがあります(まあいいとは思いますが)。

それに対しては、まあ、SIMERUSでも水位アップ等で基本過湿側管理でやれば多分そうなるだろうとは思いますが…ほどほどがお勧めですねえ!…これらの点を含め、いずれ、成分的な意味の、機能性野菜栽培、つまり、人の健康にもかかわる、低窒素化や低カリウム化等の成分関連を含めて参考情報の提供は考えています。これら学術レベルでは一部すでに発表済みでもあり、そのフィードバックから言うと現時点では低カリウム化のほうが現実的にはやりやすいかなとは思います!低窒素は窒素自体あまり無いと生育が全般結構良くないですといったところです(将来はわからないところがあります)。

季節の話題(夏季)

備えあれば憂いなしです…特に夏場対策!”昔から”弊社への問い合わせ”で、典型的なものとして、夏休み前などに”何日もつかどうか 教えて!”などのご質問があります。この点、申し訳ないのですが、弊社からの答えとしては、”生育条件環境条件などにより非常に大きな違いがあるので一概に答えようはありません”です。”ではどうすればよいか”ですが、弊社としては、ちょっと余裕をもって、ご自身でSIMERUSをテストしていただいていろいろな準備していただいたほうが無難ということは言えます。→工夫を考えたり試すための時間も重要と思います。

レンズ効果が考えられる場合、直射日光が水を入れたPETボトル、PET植木鉢水受けに当たらないように適宜遮光します。本HPでは、撮影上の都合で、遮光を取り外している場合があります。

ペットボトルのレンズ効果については大きな野菜の栽培等で液肥類を施肥した場合など含め、水受けの水が緑色になるのを避けるには、下部水受けの遮光を行えばいいでしょう。栽培例などもいろいろあります。なお、SIMERUS水やりテープのレギュラーの使い方(PET自体を水タンクとして使う)だったら、PETボトル自体を遮光します。ケースバイケースで対応してください。

SIMERUS水やりテープの水タンクが夏場(水受けやペットボトルの水タンク内が)熱水になったら?→遮光などして水温上昇を抑えるのが基本ではありますが、他の給水方法と違い、超低速給水(例えば24時間で、じわじわ500ml)なので、仮に熱水でも土壌に広がるときに冷めてしまうので問題になりません。むしろ夏場日中などで手を使って水を足すなどの作業をしているときなどのほうが注意が必要です。

上の熱水問題以上に深刻な現象ですが、SIMERUS水やりテープ式だったら配管が無いのでチューブ内に昼間残る熱水の問題もありません→経験された方も多いでしょうが、水道チューブに残った水が夏季熱せられ、熱湯レベルにまでなってしまう現象があります。これは、他の植物用の給水でも考えられますので、ノズルの配置やらその開度、給水時間、散布時間帯など結構工夫をする必要があります。そうでなければ植物だって場合によっては火傷しますよ(もちろん、配管内空気が邪魔をして場所によりバラツキなどを生じないようにするとか、できるだけ天候などに合わせ給水量を調整する必要等も当然あります。水やりはある意味やっぱり大変ですね。←SIMERUS水やりテープは乾湿に応じて自動給水量調節されます。

一般に市販の自動水やり器とされる装置だと配管チューブに

↑配管がある自動給水装置の場合

直列並列などで多数つないだ場合など特に大変で気を使います。また、目詰まりなどで調節もくるってきますし、日によって最適水量は異なります。

自動注水式-注意事項 補足追記事項PETボトル水タンク式について 熱水になるのは基本的には避けたほうが良いことを再度説明します、基本遮光するのが望ましいといえます(PETボトルを水タンクに使う本来の使い方を含めて)→よりシビアには、PETボトル内の空気温度の変動をできるだけ少なくしたほうが良い”というのがより正確なのですが、このようなマリオットタンクの原理(鳥や小動物用の水面設定型の自動水やり機器と同じ原理)を利用した給水タンクでは空気の膨張収縮の程度によって水が必要以上にボトルから押し出される場合がありえます。なお、経験的にそれで特に困ったというのは今までほとんどありませんことはお断りします。つまりそれを上回る便利さがあるといっていいでしょう。

これを他の穴あきノズルペットボトル給水器の例などで自動給水調節しているといった記述もたまに目にしますが、これは”温度が高いと給水量も多く必要であるとは必ずしも限らない”ということで正しい理解とは言えません。

↑PETボトル等の内部の空気の膨張収縮の影響を受ける可能性はあります(上左写真)。長期間の対応などのための追加水タンク(上右写真)などの場合は同じように膨張圧縮の問題はあり得ます。そのため水受けにも少し水深深めの余裕を持たせたほうがいいでしょう。

なお、SIMERUS水やりテープのPETボトル植木鉢や底面給水型改造植木鉢としての使い方自体にはこのマリオットタンクの原理は関係はありません

 

↑このPET植木鉢の場合や底面給水・潅水改造植木鉢自体には関係ありません。水受け部分自体はマリオットタンクになっているわけではないのでそうなります。


環境に対する取り組みについて

弊社の環境対策などの基本的で共通的な考え方をつかむには、記事一覧menu内 FAQ…解説..にある、SIMERUS(シメラス)とは や SDGs(エスディージーズ)やアップサイクルなどの記事を参考にしたらよいと思います。これらは弊社としては重要と考えています。

SDGs - UN Photo

なお、弊社製品類は、SDGsにも関連すると思いますが、アップサイクル活動などにも取り上げられ、活動に関与しています大阪市およびUN(国連)の取り組みに関連して 2019-)

耐熱性などを含むPETボトルの種類などについては、”PETボトルリサイクル推進協議会 もっと詳しく知る PETボトルの種類”(←調べてみてください)などに非常に詳しい情報があります


この家庭向けおすすめHPでは あくまで主観的意見ではあるとして、

食べるものを作るとき、

PETボトル植木鉢式!“SIMERUS水やりテープを活用した500mlのPETボトルでの土耕スプラウト栽培”が最高!とイチ押ししています。

続いて、2.0LぐらいまでのPET鉢で、ハーブ類(パセリ類などは定番です)、それに加え葉物といったところがお手軽と思います。実がなる物などではあまり大きくなるものは、植木鉢などへの植え替え等の作業が必要な場合がでてきます。

 
ミニトマト収穫 ミニキュウリ収穫

スプラウトはいわゆるスーパーとかでよく売っているカイワレ等々ですが、栽培で遮光などすれば、モヤシとかの栽培もこの方法でも有りだとは思います。

生食用スプラウトの種は、通常のホームセンターでもよく売っています。

もちろんホームセンターなどで通常市販されている培養土が利用できます。

そしてそれ以外の野菜類より、”スプラウトは”元が取りやすい”と思います。


繰り返し使うと、SIMRUS水やりテープ自体がとても低コストです

水やりテープは、セットするとき無理にキャップネジに食い込ませず(ネジ部やキャップ内側にくっついた土壌は洗い流しておく)、後は、栽培後のメインテナンスとして、黒色の面についた、根や土などをやさしく(大体のところを)取り去り、簡単に食器洗剤(無くてもよいです)でこすらずやさしく洗い流せば、再セットして繰り返し使えてかなり長持ちです(買い替えがあまり必要でない!?)。また、経験的には、根が、外にはみ出してくるというのもありません。

弊社例では、2年以上は(連続に近いものも含め)使っているものは普通にあります(厳格には使用条件に依存します)。なお、同じような材質使用の弊社の他大型製品例では3~5年連続自動調節給水(最適、降水回生・リサイクル機能付)運転した例もあります。SIERUS水やりテープの(繰り返し使えますが)1枚当たりの価格などは、製品案内や弊社購買サイトを参考にしてください。

なお、ここまで期間が長いと鉢やプランターでは(その数年のちの)植え替えメインテナンス自体が必要・無難ですね、つまり、その時、水やりテープの掃除もすればよいし、給水システムとしては十二分にお役に立ち続けると思います。

色々な栽培

スプラウトも含めいろいろな栽培(PET鉢式、100均鉢式等の例 2018-2019)


500mLペットボトルぐらいなら土壌も少量でリサイクル含め何かと処理しやすく、容器(PET鉢)自体あまり全体にゴツくもならないから複数の鉢でスプラウト種類もいろいろ増やしやすいので飽きもしません。


全体を簡単に温める(マイクロ温室)とか種子に土をかぶせる被せない方法などいろいろ、カテゴリー別記事一覧にかなり詳しく書いてあります。

 


衛生面について

また、通常衛生に関する注意を押さえておけば、PET土耕に関する衛生上の問題は特にないと思います。※スプラウト栽培等に、いろいろ資料がありますが、土耕、水耕の違いなども有りますし安全性については慎重に検討するべきではあるとは思います(詳しくは莫大な資料があるみたいですのでインタネットなどを参考にしてください)。なお、現実には、土耕露地の野菜なども含めちゃんと洗って普段食べて問題無いのは、強調しておきたいと思います(当たり前に属することですね)。

なお、市販の野菜などは弊社スタッフもたくさん食べているぐらいですし、このご時世、妙に煽るつもりなどは一切ないのは厳にお断りしておきますが、自分で土壌などを含め何を与えたかわかっていて<例えば、スプラウトも専用の種を使わなければ危ない(食べてはいけない)場合も多々あります(種子消毒薬剤の問題等)、本HP各種記事も参照> そして、家庭のベランダや窓際など栽培場所もはっきりしていたら安心安全管理もむしろしやすいと思いますがどうでしょうか。たとえ、ちょっぴりの収穫量であったとしてもです。

ジャックオランタン

場所もあまり選ばない(例は、窓際)、サニーレタスとか大きくなりますよ

このジャックオランタン鉢(左上)での菜っ葉の味、鍋宴会で結構好評だったです?なお栽培管理自体はほとんど放りっぱなし(手間は実質無し)でした。

上で示しているPET植木鉢スプラウトも土耕栽培野菜の範囲です、土壌にも個性があるしこのスプラウト栽培と言えどもそれを反映した奥深い味になるかもしれませんよ(個人的意見とします)なお、肥料(固形、堆肥類、液体)は土壌リサイクル使用等での調整時以外実質不要です←念のため衛生上も含めいろいろなノウハウ関連記事あります。


四角断面のPETボトルの方が、いろんなところに詰め込み配置もしやすいとは思います。連結用のホースなどは要らないので、途中空気が溜まったりなどでの水切れはありません。また、液肥とかは通常要らないので光を遮らなくても、水受けの水が緑色にもなりにくいです。


留意点(給水の高い効率)

どれくらいの水量が必要?→実は大変少ない?

春から夏の栽培 参考までに給水量記録に説明をつけたものを記事カテゴリー 栽培例ギャラリー2019年7月に載せました。

給水量グラフ

SIMERUS 積算給水量の記録 など

SIMERUS(Soil Integrated Moisture Environment for Rural and Urban Sustainability) この日本語で言って言葉あわせ的な(そりゃ意識していますよ)この”軽く連続にしめらせる”が節水性能に直に影響しているのですが、これを妥当にうまく説明するのはかなり(実際のところべらぼうに)難しい(少なくとも専門の私たちでもということで…あんまりわかっていない可能性も高い)ので少しずつ書き加えていく予定です。


SIMERUS式のメリット・他の水やりの廃水

いずれにせよ一般の水やりでは

 廃水アニメーション

普通の水やりだとこんな感じ あんまり環境にも植物にもよくなさそう

危険マーク毒マーク

たっぷり水をやって(実際のところ洗い流して)みたいなことを言う説明が多いですが、どうでしょうか。つまり、下に流れ出る廃水はあまり健康にはよくない

ということは、幼児は当然として、ペットにも 注意が必要

猫犬 

基本SIMERUSでは外部への廃水少なくペットにも安心

肥料分の流出も最小(降雨がかかるかからないなどの条件にもよります)


給水期間の簡易な長期化 紹介(弊社SIMERUS製品応用式)

5~10Lタンクなどを倒立させて旅行中などで以下のような使い方は考えられます(一般に10Lぐらいまでの水タンク、それ以上は強度に問題がある場合が多いと思いますし、倒立させるとき危険です)。

※この大き目のタンクを使った方法でも、事カテゴリー 個人向け… 改良型底面潅水式水量増強、水位安定法 ①底面給水全般の給水能力強化策 等を参考に安全に行ってください。

※このイラスト自体は、PETボトルを使っていませんが、各種記事にあるように連続給水性能を強化する場合は、以下の写真のようにPETボトル多数で水タンク化することもできます。

長期給水の方法 概要図 底面給水植木鉢 底面潅水

この図は、給水能力の増強法各種です。

この方法は、PET植木鉢でもできますが100均などの植木鉢利用式も便利です。

カテゴリー 個人向け…記事参照 をお願いします。

 

PET植木鉢でも底面潅水型改造植木鉢でも両方対応できます

能力増強も簡単

各種特集記事多数掲載されています


SIMERUS水やりテープ式とは

<あらためて要点をまとめると>

★底面潅水式なのに加湿にならない工夫がされています。水のロスも最小。

★材料の準備も楽:鉢底石は不要、水やりテープは簡単セット。

★後片付け(含む土のリサイクル)も底石と土壌が混ざらないので楽

★あまり、土壌種類を選びませんが、土壌は通常の培養土が使いやすいでしょう、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合があります。

などです

 

メニューの表示を大幅に変えました

上のメニューバーの検索(レンズマーク、ただし難しい検索の機能はないです)を使う前にも以下の記事を読んでおいたほうがより使いやすいかもしれません。

記事表示(巻物、個別)切替について便利な方法は、本ページ下のほうにまとめてあります(①記事モード…②便利で推奨)

なお、この切り替え機能説明は、ブログなどのカテゴリー別記事切替に慣れている方にはあまり問題はないだろうと思われる内容です。


現在の本サイトではパソコン、スマホ、パッド類でも基本操作はほぼ同じになっています。

表示位置について

メインメニューは(全ての)ページの一番上
トップページ例
カテゴリー別記事一覧は(全ての)ページの一番下へ統一

これは、どのページにも自動表示されますが、ページの長さなどにより使いにくい場合があります(ものすごく長いスクロールが必要になる場合があります)。


”記事一覧menuのボタン”の意味について

各ページの一番上のメインメニューについては

ホーム リンク←リンクClick

というように、(どのページにも一番上に表示される)メインメニュー内の ”記事一覧等menuページ” を簡単に呼びせるようにしてあります。これは、コンパクトなページであり、意図的に一番下暗色画面の”カテゴリー別記事のリスト”の項目へ容易にアクセスできるようにしています
つまり、言い換えると、メニューバー端の記事一覧メニューというボタンは、カテゴリー別記事一覧へのアクセスをよくする実質的にはショートカット(近道)用ボタンとしました。

(ホーム…..記事一覧等menu)式のメインメニュー表示スマホなどでは メニュー▼ の場合もあります。

スマホなどでは、記事カテゴリー選択がボタン式◎になることがあります(一部スマホで確認)これを選択すると以下のようにカテゴリーの中の最初の記事が表示されます。


各ページ下部(暗色・茶色部に表示される)の記事一覧メニューとは

カテゴリー別記事の照会方法・基本(初期状態、連続参照)

カテゴリー別記事を参照しようとするとデフォルト(初期)の状態では、そのカテゴリーの記事が全部つながって巻物のように長いページになっています。

その1 カテゴリーを選択すると

 

記事一覧 カテゴリー切替

 

その2 このようにそのカテゴリーの最初の記事が表示されますが、

カテゴリー記事個別化 カテゴリー表示 初期

その3 ページをスクロールして一番下に示されるカテゴリー別記事メニューは以下のように詳細表示に切り替わっています。
※注意 順番が逆になりますが、以下の簡単操作②の操作をあらかじめしない限りかなり長いスクロールになることになり、その場合、お使いの端末にもよりますが、スクロールバー類を併用したら楽に操作できます。

カテゴリー記事リスト フッター

真ん中の赤字のリスト(背景が暗色のところ)の、始め(一番上、丸囲み)が、記事カテゴリー選択、それより下(破線丸囲み)が、個々の記事へのリンクです。

これがページの全体の構成の説明になります。でも、記事が連続表示モードで読むには長すぎる場合も考えらえます。その場合、以下が参考になります。


①記事閲覧メニュー・モードの切り替え(原則的やり方)ただし②の簡単操作が推奨、感覚的にも使いやすいと思います。

(”巻物式、連続式”が初期値ですが”個別記事参照式”を推奨)

真ん中部分の暗い色(赤色)のリストに注目します。

カテゴリー選択と個別選択 フッター 詳細

<原則的切替方法>

連続表示モードにするには、一番上のカテゴリーの記事全部の連続表示モードをクリックします カテゴリー記事が連続に全部表示されます。

個別表示モードにするには、2番目以降の”それぞれの記事目次”をクリックします。すると、個別の記事が表示されます。


②お手軽・便利で推奨の方法

巻物表示での閲覧時⇔滅多やたら記事が連続するなあと思ったら その場で記事を切り替えやすい、個別記事表示に切り替え

閲覧中 クリック・タップ1回で個別の記事をお手軽に切り替える方法 

とりあえず記事を読んでいるとき、上に出てくる記事タイトルをクリック(タップ)してください。

カテゴリー記事個別化 切り替え表示

このフォントが大きく、ポイントしたら黄色に反転・下線するのが記事タイトルです。ここ(タイトル部分)をとりあえずクリック(推奨)!

そうすると、この黄色下線付きの表示は、通常の黒いフォントになり、それだけで個別記事の閲覧モードに入ります(推奨)。

つまり、カテゴリー全部記事の巻物から”個別記事ぶつ切り”で記事が選択できる意味ですが、このとき一番下の記事一覧、で表示されるについてページ切替←*** ***→のリンクも使えます。

つまり、読み終えたら、← →の記事に進んだり、あるいは、下の記事一覧からジャンプしたりがしやすくなります。

※巻物モードだと↓のカテゴリーメニュー表示は全記事をスクロールしなければ(長い長い連続巻物ページ最後の最果てまで)出てきません。半面、個別記事たったらスクロールするにしても記事1つ分だけのスクロールで以下のメニューは出てきます、シャキシャキ切り替えできるということですね。まあ、一度やってみると実感としてよくわかると思います(キーワードは、”記事タイトル部分をクリック”です)。

以下の図も参照にしてください。

詳しくは、記事一覧メニューから カテゴリー名と各記事名リスト


★記事一覧等メニューへ(リンク)

 

※本サイトは、WordPressが提供する各種のテーマ・ウィジット等の機能を組み合わせて構成しています。ここでの記事表示方式でも、それらを活用し準じたものとなっています。

ボウフラ対策、コケ対策(お湯での処置などSIMERUSだからこそできる方法)

ボウフラ画像 ウイキペディア

ボウフラ画像 Wikipediaから

この記事は弊社SIMERUS水やりテープ・楽々底面給水シートで行った底面給水(底面潅水)鉢類におけるボウフラ対策が主です。

<留意事項> そもそもあまり見かけない? ボウフラを見かけるのは、暑い時期が中心と思いますが、太陽光が差し込む夏季の条件などで、水温がかなりの高温になるためなどもあるとは思えるのですが(昔ながらの屋根の上の太陽熱温水器みたいな条件、なお、その高温は給水には問題ありません、超低速給水なので途中で冷めてしまいます)、そのような条件下、ボウフラ自体を給水内にあまり見かけたことがありません。その上でですが、発生しうる条件の組み合わせも考えらえるため、実現容易な以下を記載させていただいております。


2021年は水温もチェックしていく予定です(6月以降、栽培状況記事とともに計画)。

主にSIMERUS式のあまり過湿にならない(給水もあまり動かない)底面潅水(10号鉢適度まで)を対象にしますが、これはおそらくではありますが、土壌が水に漬かったようで過湿になりやすい(潅水もあふれやすい)他の底面潅水(底水)式より下皿部分の水温は上がりやすいと思います。


<警告> 独自の底面給水装置などを含め他の水やりの手段の採用条件下においては、ここで提示している方法によっては悪影響がある場合がありえます。

SIMERUS底面給水 セロリ栽培例

SIMERUS底面給水式用の解説です

SIMERUS底面給水 トマト栽培例

もちろん大きくなるものの場合でも

※主に、PETボトル給水タンクを使ったものを想定して説明します。

※一般の水耕栽培(養液栽培)の場合とは水量など事情がかなり異なります なお、このSIMERUS式では元々そんなに水深・水量は多く使いません

また、特に、コケ類対策(藻の対策)については、

同じカテゴリーの記事 ペットボトルや水受け皿の遮光でコケ…..

も参考にしてください。


ここでとりあえずボウフラ駆除や対策の例をいくつか挙げると
これらは、底面潅水の受け皿水面などを対象に対策をするという前提で考えてみますと、他のサイトなどのいくつかの情報から言えることは、

防除・防虫全般を含め、当然といえば当然ではありますが、

以下にも関連の記述がありますが、寒冷紗(カンレイシャ、網)などで覆って、虫がこれなくすることがあげられます。(さらに寒冷時期向けとはなりますが)温度上昇も考えた場合、ビニル他の透明のもので覆うというのもいいかもしれません。雨除け栽培の効果(作物本体が雨に打たれない)も考えられます。このような処置は、農薬全般の使用減少や品質向上にもつながるので考えてみるべきとは思います。


殺虫効果のある成分をボウフラのいる水に溶かす系・酸欠系を含む

塩水化、銅板などで銅イオンを増やす、塩素系漂白剤投入、専用の薬剤利用など

中性洗剤を混ぜる、油を水面表面に垂らすなど… だったらまだ心配される方もいそうな感じもなきにしもあらずですね。そこで、さらに、

あまり知られていなさそうなものでは、昆虫成長抑制剤IGR剤、詳しくは”IGR剤”で調べてね)というのが、通常の妥当な濃度での利用においては、まず人間には安全で合理的だとは思います

IGR剤というのはいわゆる植物に利用する目的の”農薬”であります、人間などには、毒性がないといわれています、ただし魚毒性はありますので、メダカなど魚類併用不可です。市町村のボウフラ対策指南に出ていることも有るので興味のある方は調べてみてください。

などですが、いずれにしても、上記の濃度や容量などは十二分に安全を検討し、それらを飲んでしまわないように幼児やペットなどへの安全対策を十分にすることが原則でしょうし植物自体への安全性(塩水化とかは特に問題が大きいと思います)、また、出来た野菜などを食べる場合のことも考えてやらなければ大変です(食用に栽培している場合は特によく理解してからためすこと)。

※警告:油をたらす方法は、SIMERUS水やりテープ使用時は絶対にしないでください。SIMERUS水やりテープの水伝達の性能が失われます。

生物的や物理的にやっつける系(薬剤は使わない方法、無農薬)

熱湯を注ぐ、メダカなどボウフラを捕食するものを放つ

※まず、熱湯を注ぐとは、ボウフラやその卵が死滅するほど水温を上昇させることで、100度の熱湯にするということではありません。また、水受け容器類が変形しないように注意して行ってください。


こちらも熱湯とメダカの放流は同時にはできません(ボウフラはともかく、メダカなどの方はそれをすれば立派な動物虐待と言えます)

なお、さすがにボウフラの死骸は、あれはあれで、富栄養化の元なので捨ててしまったほうがいいと思います。観賞魚用などの細かい目の網ですくうか水を流すかですね。

当たり前のことも効果的です、これも薬剤類は使いません

①、鉢やプランターを一時的にどけて、小さな観賞魚用の細かい目の網で生きているボウフラをすくって放り出すというのも実に効果的です。安心ですし。

②、底面潅水の受け皿の水を一時的に抜いて(カラカラに涸らしてしまい)、ボウフラを弱らせる方法もあります(必要に応じボウフラは除去します)←植物の乾湿に影響があるので注意して行うこと、また、乾燥にやや強めのボウフラもいるらしいですのでその点も注意のこと。


留意点(薬剤類の利用時、土壌への拡散まで気になる方へ)

薬剤類は、弊社の底面給水法(水深も浅い、水も逃げない)では流去せず効率的に使用できます。でも、薬剤を使用した方法では、底面給水方式では、その成分が土壌中にも拡散するとは言えます。近年の農薬は安全性にも配慮されている傾向ですが、そういうとき、とにかく土壌自体にはできるだけ、薬剤類を浸み込ませたくないということなら、一度底面給水鉢類をよけて、効果的な薬剤式でボウフラを退治して、それを排水し、再度水位設定してください(ただしすぐに再発するリスクには注意のこと)。※なお、IGR剤(農薬)とかは、当然ですが、植物本体にも効果も期待できると思います(このように、無農薬を目指さない場合、ボウフラ退治も植物自体の防除とセットてやってしまう一石二鳥という感じもあるということです)。

★当方では、2019年度ベランダ栽培各種をしていますが、蚊が来ていないのか、底面給水型で水深2cm位で浅く水の温度も上がりやすい条件のためなのかボウフラの発生は見られていません。ただし、昨年度など他の設置条件ではボウフラ発生を確認したことはあります(わざと発生させたようなテスト条件でしたが)。


※ボウフラ自体は、水質をきれいにしてくれる効果でという意味では”水をきれいにする益虫”→”成虫になれば、大体害虫”でもあります。


なお、発生の防止策基本としては、卵を産ませない

網類を水面より上にかけておくか水面を何か密な(蚊が卵を産めない)防水のものなどで、覆っておくこと(ラップや発泡スチロールなど成分が溶けだすことが実質無くそして浮くものを”浮遊”させておいても直接さらされた面積が少なくなるということでは、発生確率が減ると思います、また酸欠になりやすいと思います)。


<弊社の各種製品での使い方、ボウフラ対策の違い>
(また対策自体必要がない場合も)・まとめ

弊社の製品で、これらに対する対応例を以下に述べます。


SIMERUS水やりテープのペットボトル内、SIMERUS水やりテープの応用でペットボトルを2つに切って、上を土の鉢とし、下を水受けに使う方法(特集記事参照、ペットボトル菜園・PETボトル植木鉢)

では、普通に使う場合(下イラスト)、ペットボトル内へは、キャップもあり蚊の侵入は考えにくいですし、ペットボトル菜園の方(下写真)も、水受けに土の鉢がほぼぴったりとはまっている状態では同じく蚊は侵入できません。

SIMERUS水やりテープの広告
SIMERUS水やりテープ本来の使用法でも侵入は無い
この方法では、小さな鉢から、プランター、袋栽培、露地栽培まで対応できます。
SIMERUS水やりテープの底面給水 ペットボトル植木鉢
ペットボトル花壇 with SIMERUS水やりテープ でも基本ボウフラはわか無い

↑当然ですが、土でスプラウト類は育ちます。この方法では、ある程度の大きさまでの植物に対応できます。
スプラウト栽培の場合追肥はしていません。培土の養分のみでやっています(詳細は当該記事で)

底面潅水式とPETボトル例外事項・旅行の前に一工夫

 以下のプランタを使った栽培写真のように、底面(下方)から弊社給水製品で水を毛細管水分上昇させる場合 、水受け皿などに設定した水面に蚊が産卵できるような場合、底面潅水植木鉢式でも、PETボトル植木鉢(花壇)式でもボウフラが発生するリスクはあります。

SIMERUS底面給水 栽培例 野菜

※つまり、夏休みなどの旅行で、パッド類に大量の水を貯めておいて、出来るだけたくさん連続給水したい場合などに当てはまります(なお、ペットボトルを使った水量増加法も含め、別記事で特集しています、参考にしてください、カテゴリー 個人向け…の記事)。いずれにせよ、大体蚊の産卵から1週間ぐらいで成虫になるぐらいだったと思います。ボウフラのわきにくい対策をしてからお出かけがいいだろうと思います。

なお、この場合、一度水を捨ててしまうというのも、有りで、効果があります。例えば、卵などが流せてしまいます。

 


水位に関する原則とその理由(普段・旅行時)
水位増加は一時的に留める

旅行前は仕方がないとしてもですが、普段は、水深は、2cmぐらいまでにして、水温をかなり上昇しやすい等でボウフラには住みにくくしておくほうが良いでしょう。

弊社の提唱する方法では、原則、土壌鉢が水受け皿の水には漬かっていないようにしてください・底面給水用に伸ばした給水テープ類のみが漬かっている状態にします。

直接土壌が漬からないようにしておかないいと、お湯による処理などで植物根群が傷む可能性があるということです。また、水が高すぎると、当然、過湿がちになり”土壌を軽くしめらせること”ができません。

旅行直前などに仮に長持ちさせたいということでどうしても腰水的に水深を増したい場合、ボウフラ退治などの熱湯処理などが終わり冷めた後に行った方が無難です。

SIMERUS底面給水 観葉栽培例
冬は大丈夫ですが

SIMERUS底面給水 給水タンク 栽培例

夏場を中心に注意は必要

この例でもボウフラ等熱湯駆除OK

安全性などを中心に、最後にごく簡単にまとめると、

結局簡単なことがほとんどで上記の長い説明などを書いた後では、お叱りを受けそうではありますが、ご容赦ください。

ここでの栽培記事では、特に食べるものを栽培している場合、底面給水式の場合、上記のいろいろな注意事項を考慮したうえで、”水を捨てる” か ”お湯を注ぐ”か”網でボウフラをすくう”だとおもいます。無農薬・低農薬化にも通じます。

そして蚊にできるだけ産卵をできないように覆いをするというのも考えられます。例えば、寒冷紗(網)で全体を虫よけする、ラップや薄い発泡スチロールなど安全な材質を軽く水面上に浮かせておく(蚊の産卵もしにくく、多分ボウフラも呼吸しにくい)、もちろん、根本的には周囲の蚊を駆除したほうがよい、等です。

また、ペットボトル材質では、熱湯では、形を歪ませてしまいます。熱湯を追加することにより、水温を上げる場合かなり注意してください。


熱湯問題について

★SIMRUS水やりテープ他楽々底面給水シートなどは熱に強い SIMERUS水やりテープなどの給水素材自体は、熱湯を注いでも特に劣化はしません(医療などの言い方になりますが、熱消毒・オートクレープ滅菌にも耐えます)。また、SIMERUSならではの特徴は熱湯を植物に供給するのも問題ないということ!

なぜかというと、

水受け皿の水が多少高温になっても、給水がゆっくりなので途中で冷めてしまい熱水供給問題は非常に起こりにくいので安心です。例えば、1日1Lで大体1時間に42ml程度ですから余裕で冷めてしまいます。

これは、SIMERUSだからこそできることです。穴あき三角ノズル式や昼間の水道ホース、配管ホース付きの自動潅水ドリップではやってはいけません、あれらは中で水がかなりの高温になりえます、植物が火傷します。

つまりこういうことです。

熱湯残留原因


付記
(いろいろな記事と重複部分もありますが、参考までに掲載します)

藻などによる緑色化

これは、遮光によってかなり抑制されるし、これは、水容器を洗ってやることも当然OKですが、高温のお湯で流すことでも効果はあるでしょう。容器の変形には注意すること。


液肥施肥などのやり方

じょうろなど併用も有りで考えればいいですが、出来るだけ土壌に直接与える(あまり水ために滞留させない、その場合は、出来るだけ水ためへの遮光を心がけます)

※基本、もともと適度の栄養分を含む培土を使えばいいということです。


メダカも生き物です

生物利用の駆除について)。一時的に話して、急速にボウフラを全滅させるにも以下には注意が必要です。

これは、余談的ですが、植木鉢の水受け皿にたまった水に、”ボウフラを食べるメダカを飼っておく(一時的にでも放す)”というのもボウフラ駆除策の定番的なものではあります。無論、これは、”可能ですが、留意点が多々あります。つまり、水受け皿の水(水質)などがメダカに良くない場合もありうるということです。※短時間でもです。

※大体同じ事をやったことはあります←結構水量の多いアトリウム的なものに対して;つまり、これを長期間継続してするためには、設置場所の選定、普段からの水温の上昇や水受け皿の水量の増減、アトリウム向けではない植物などへも含めて施肥量や薬剤類の性質、そして水質全般、ついでにボウフラ以外のエサやり←大体ボウフラ自体はすぐ全滅するでしょう….など余程気を付けておかないと”単なるメダカへの虐待(天然の環境よりもつらい)”という行為につながりかねないので動物愛護の観点から基本的にはあまりお勧めはしません(そういうので批判された例も最近あったようです)。

当方のメダカもそこのところ大変だから(それもあるが当方も常時気になりっぱなしだったので)最終的(数週間後)には引っ越しさせました(そののちも元気でしたよ、念のため)。


廃水の環境被害

水を捨てるときの注意点・SIMERUSではそれほど神経質になる必要はないと思いますが、一応、”水耕栽培(養液・溶液栽培)”の場合を例に挙げておきます。

SIMERUSでは余程のこと(成分制御を意図した機能性栽培で極端な成分制御をした場合など)以外はあまり気にする必要はありませんが、いわゆる水耕栽培を楽しんでいる方もいると思いますので以下を記しておきます。

以下は、溶液(養液)の濃度ややり方にもよるとは思いますが、水耕栽培(養液栽培)で余計に注意しなければならないことだと思います。

つまり、最低限の肥料投入&土壌乾湿を調節し結果水分供給も制御する弊社の方法より、養液栽培では、給水の量の制御の事情などで、浸透圧を上げるため、余程養分が濃くなるであろう養液栽培の廃液の処分とは、その濃度や量の問題など十分気を付ける必要があるということです←基本的に希釈しないとそれの放出は環境によいとは言えません。なお、10周年前から根強い人気?の”トマトとかの塩水灌漑”も同じく廃液(排水、浸透水)の周辺への放出などは環境保全上非常によろしくありません(上の記事のボウフラ対策にも似たような例が出ていますが、ここのところ、あまり知られていません、また、環境規制もあります)。

 

ペットボトルや水受け皿の遮光でコケや藻の抑止・熱水対策・PETレンズ効果(火事)防止 肥料や農薬の利用

ペットボトルや水受け皿利用時の問題

効果的な遮光の方法や施肥の方法について各種紹介します。


ペットボトル植木鉢式

もちろんSIMERUS水やりテープ本来の使い方でのペットボトル遮光にも


液肥利用上の注意、ペットボトルレンズ効果や熱水の抑止、コケ・藻による緑色水等の防止

SIMERUS水やりテープでは、ペットボトル部分の液肥によるコケや藻による緑色化を避けるために、レンズ効果や熱水の防止などとセットで、ペットボトルを全体を被覆して遮光してしまうのが原則です。なお、底面潅水型の水受け皿部分の遮光も特に給水で(液肥等で)追肥したい場合は必要です。

なお、元肥として有機肥料を使うことはできますし、散布型の各種固形肥料を元肥、追肥でも液肥同様使用できます。一般には、はじめに有機肥料などで土の栄養をあらかじめ準備してやり、追肥として液肥はジョウロで適宜まいてやるので十分だと思います。ケースバイケースでお試し下さい。

ペットボトルの遮光などに

ペットボトル植木鉢の給水水受け自体や植木鉢部分自体に遮光できる幅広テープ類を貼っておくのも藻やコケ類の発生抑止に効果的です。

アルミのような光を反射するものをおいておくと、虫がいやがりつきにくいとも言われます。(1周に1cm程度足りないぐらいにしてスリット状にしておいた方が水位確認には都合がよいです)

また、ペットボトル植木鉢式(ペットボトル菜園)では、以下のような各種カバー(箱)も効果的です。カバー容器の深さによっては、ペットボトル植木鉢本体土壌まで遮光できます。つまり、植木鉢土壌自体のコケ類等の抑制がより効果的になります。

 

箱で下部を覆ってもいいし、筒みたいなものの内側においてもよいです。もちろん、下の水受けに遮光できるものをはるのも可能です。

なお、以下のような長期連続給水用等に水受け皿を大きくしたものなどの場合、給水増加用ペットボトルを含め遮光をしたほうがいい場合もあります。

液肥自体を使うとか土壌から肥料成分が大幅に逆流するような明らかにやり過ぎで過度の肥料を施肥するなどしていない限り、真水による給水補給で通常はそれほど気になるものにはならない傾向だとは思います←肥料加減のいい目安でもあります。

注意 土壌の表面がコケ類で緑色になるというのは、ほとんど水分過多の場合です(水位が高すぎないか、じょうろなどとの併用で水をやり過ぎていないかなどチェックし土壌を乾燥側とする)。

受け皿も含め遮光の対策は考えておきましょう。

下の方の遮光(下の水受け自体)と給水用ペットボトルの遮光(靴下をリサイクル)を兼ねています。

勿論 PETボトル植木鉢本体や下の水受けの遮光にも”捨てる靴下”等は使えます。ただし、植木鉢本体と水受けは、短めに切ったもので別々に遮光した方が使いやすいと思います(土壌を入れた植木鉢の方にはあまり遮光も要らないとは思います)。なお、大きいPETボトルにあまり小さいサイズの靴下では、きつすぎてペットボトルがひしゃげてしまいますので注意してください。

※下の受け皿例は深いので、それでかなり遮光になっています。


もちろん、このペットボトルの遮光は、SIMERUS水やりテープ本来の使い方でも使えます。

アルミテープの例


逆の面で注意していただきたいのが、

SIMERUSでは他の水やりのようなロスがほとんど無いので、それによって環境にも優しいということなのですが…

※肥料について 結果として濃いめでたくさんの液肥(あるいは農薬)をやってしまうことになりがちだということです。
※肥料の利用効率が、水が下から肥料分と共に漏れ去る他の水やり方法よりは明らかに高くなるためです(無駄がない)、そして、元肥についても同じです。

そのため、液肥の希釈倍率などは指定の希釈倍率あるいはそれ以上に薄めて植物の反応をみながら利用されることをお勧めします。

※薬剤関係① 農薬についても同じようなことが言えますが、弊社の栽培例では、特に食用のものについては、農薬説明書の半分以下~指示される規定の量と回数程度を目安にしております(その範囲で効果を見ながら使っています、スプラウトなどでは使っていない)。なお、念のため書いておきますが、現在、ホームセンターなどで普通に購入できる農水省で認証された農薬の場合、適当な期間後には殺虫や殺菌成分とも分解したりして無害になるなどの性能が持たされているのが普通です(ここがあまり常識になっていない)。現在、仮に、安全性の問題がやや大きいものがあったとしても、使用がすでに禁止されているか新たな購入自体が難しいとお思います、使用にも制限がかかります(なお、一般には古い農薬を引っ張り出してきて使うのは絶対ダメ)。つまり、(市販の)農薬=とにかく問答無用で危険 というのは現実には過去のお話だと思います。まあ、気を付けて丁寧に使わなければならないのは今も昔も同じとは思います。当たり前ですが、散布時、手袋使用や吸い込まないなどなど使う人間の防護のほうも必要です。洗濯物につく、どっか外にに流れていくというのも当然よくありません。

※SIMERUSを無農薬で使用していただいても当然構いません。

いずれにせよ、肥料にしても農薬にしても、秤やメスシリンダーなども利用し適正で正確な量を散布することを心がける必要があります。※堆肥なども現実同じで適量というものがあります。

※薬剤関係② 農薬の安全性を気にするのは、よくわかりますが、適正に使えば問題があるとは言い難いというのも現実です。農家も現実に田畑を回していこうとすれば、適切な農薬の使用は現実には不可欠だとも思います(もちろん一部に、低農薬や無農薬があったとしてもです)。殺菌や殺虫の必要のなさそうな植物工場でもいろんな意味で万能ではありません。もちろん、農薬などの利用は少ないに越したこともないとは思いますし、第一、肥料も農薬もただではありませんし、それらが外部に流出すると立派な環境汚染です。

むしろ、農薬でない(農薬代わりに使う)薬剤(これを使っても”無農薬”ということにはなる、、らしい)というのが、必ずしも安全とは言えないものや効果が疑問のものもありますので、そちらのほうを気を付けなければならないとも言えます(いろいろ議論も多い話ですし、安全なものもあるかもしれませんが、そういう薬類にあまり厳格な使用や成分規制の網が現在のところかかっているとも思えませんので)。

<重要だと思いますので、農薬などに関してより詳しい記事は、FAQにあります>

土壌水分も野菜の成分も計測できる簡単な水質系なども進化しています(個人で所有・使用されている例もインターネットで紹介されていますね)。

仮に1日1Lとしても、1時間42ml程度の超低速給水だからこそ

熱水が出るのが問題かどうか?→SIMERUSではそうならない 

軽くシメラスだから安心・安全で問題なしです。
(暑い夏、熱い水、熱湯、植物も人も動物もやけど?)
ペットボトル水やり(潅水)のSIMERUS水やりテープ、SIMERUSフロート他では、何らかの原因が合わさってペットボトル内や配管シリコンチューブ内などの水が高温の熱水になっていても、植物への給水はまず問題がありません。理由は、超低速給水だから、給水している途中で冷めてしまう (周辺土壌と同じような温度に落ち着く) からです。
これが、問題になるのは、タイマー式給水機器やペットボトルでも穴あきノズル型などのほうです。
つまり、穴あきノズルの製品では、何かの加減で、水が全く出ない場合(よくあります)、陽にあたり水温が高温(熱水)になり、中の空気に押し出されということもあり熱水が急に500ccや何リットルか噴出す場合は植物にとってかなり危ないといえます(火傷)。実質絶対遮光が必要ですね。
植物に限らずお子様などにも危ないしペットにも危ないかもしれません。
特にSIMERUS 水やりテープでは、ペットボトル等は遮光すれば特に熱水の問題がありません(元々噴出するという給水はしない構造・使い方でもあります)。


大規模向け SIMERUS ボックス パレット、プランター+、チューブ等 の場合

給水源のタンク経由ではなく、その装置自体へ直接の液肥の供給が可能です。

液肥も薬剤類も他に無駄に流れず外の環境も汚さず非常に効率的に効果が期待できるということです。なお、いつでも連続に液肥を入れて利用するのは完全遮光の条件でなければ避けた方がいいでしょう。

 


 

ペットボトルと厚さ約0.2mmの弊社製SIMERUS水やりテープの特徴を活かした超簡単なベランダ・窓際野菜栽培

ここでの方法では鉢底石は全く不要です(それでいて過湿対策もできています)。

野菜だけでなく観葉植物や花の栽培にも

500mL、2Lペットボトル例 観葉と花

花 2L(右上)は材料の薄い(いわゆるペランペラン)ペットボトルですが十分使えます。

スプラウト栽培 500mL ペットボトル例

カイワレ大根やブロッコリなどのスプラウトにも

給水の手間少なく土を使った栽培で 窓際などで冬場でもかなりの種類の野菜が楽しめます。特にスプラウトなどは年中栽培出来ます(スプラウト栽培でさえも個人的感想を言えば、軽く湿らせてシャキシャキの効果は出ていると思います)。


※キッチンペーパーやスポンジ類を培地にするイメージの強いスプラウト栽培ですが、もちろん培養土でも育てられます。

また、土壌表面に種を播き、ラップなどで覆って乾燥を防止し発芽させることができます(発芽して根がついたころに覆いをとる、これで土があまりつきませんが、念のため食べる前には水洗浄してください)。

なお、栽培の度にいちいち土壌を入れ替える必要もありません。表層部をスプーンなどで削って、土を少し足し次の栽培を行っています。なお、たまに全部の土を入れ替えるのもいいかもしれませんし、土壌を(一度ざっと水を通してから)乾燥させてしまうのもいいと思います(一種のイヤ地対策)。※スプラウト栽培に対する要注意点には、”種子消毒他”の記事が下にあります。


つまり、-水耕栽培ではありません-

”地産のこだわりの土など”も使える本格的土耕栽培です。

※砂や礫、粘土などで十分な性能が出ない場合は考えられます。一般的培養土の利用をお勧めします。

※礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。

※PETボトル植木鉢は、基本的に、キャップ部分になかなかうまく充てんもできないあまり大きな粒子のものは苦手、その場合、ウエットティッシュ類等併用で、給水テープと粒子の接触をできるだけよくしてやります。

※ウエットティッシュ類が好適:湿らせてもある程度強度のあるものということです。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでは湿らせた場合強度が足りません。また、特に断っていませんが、ここでいうウエットティッシュというのは、可燃性のものをお勧めします。

特殊なフィルターや専用土壌なども必要なく、ホームセンターで売っている培土でも十分活用できます。つまり準備するコストはトータルでかなり安価と思いますしPETボトル加工などの手間も少ないと思います(弊社SIMERUS水やりテープはもちろん要ります(※強く推奨、これにぴったりです)が、、、購入をご検討ください、なお、他の給水を伝達する式の水やり製品にはここでのやりかたで十分な性能があるかどうかは全く不明です←多分できないです)。

もちろん自動給水で、弊社が提唱する軽く湿らせる水管理

つまり、直接土壌等を水浸させる”底面潅水(腰水)”とちがって、過湿にはなりません。

シャキシャキ野菜を目指しましょう。

※この記事によく似たようにも見える、(特別な土壌材料他などを加えた)腰水や水耕式等の記事がWeb等にあることは存じていますが、これは、それより植物にも優しく準備段階の加工もしやすい全く新しいアイデアと考えていただければ幸いです。給水専用テープで自動給水プランタ自体の出来不出来が少なく性能が安定するというのもメリットです(弊社技術顧問より)。

ドリップ式の節水の考え方と限界

 

点滴(ドリップ)潅漑の特徴
以下の事項はあまり知られていません。
いずれにしても、あの水滴がポタポタ落ちる速度では、速すぎるということです。

当たり前ですが、少なく見える1時間1Lの速度というのは、SIMERUSでは当たり前の、24時間1Lの24倍も速いわけです。 続きを読む ドリップ式の節水の考え方と限界

それでは、水受け皿の水の安全性はどうなのか、肥料や農薬は? SIMERUSでは

以下、かなり重要と思いますので個別の記事としてもあげておきます(関係が深い記事中にも掲載しています)。なお、本ホームページでの、ペットボトル式や底面潅水式は主に”雨避け条件下”での利用を想定していますことをお断りします。なお、長期間給水したい時などに暫定的に水受けの水位を増大させることは、あくまでの短期のみの例外方法として位置付けています。

特集記事にあるペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとはかなり異なります。※雨がかかる条件だと異なります。また、ペットボトル土耕栽培-解説にある- 負圧差排水という機能も過剰水分排除という降雨などで過剰水分がある場合の動作のことを言っており、迅速に過湿を防いでくれるという意味合いです。※底面潅水型ばかりでなくSIMERUSでは基本的にこのような考え方をします。

 

このように、水に溶け込む成分をできるだけ、他に逃がさない考え方をしているので、肥料や農薬などの成分も非常に逃げにくいので環境にやさしいのですが、逆に言えば環境にやさしい分過剰施肥等になりやすいとさえ言えます。つまり、それぞれの肥料薬剤等を使用するとき、指示されている安全性にかかわる適正量までを用いることは当然原則ですが、経験則的に見て、それより少なめでも良いように思われます。ケースバイケースで安全にご使用ください。なお、近年注目される低窒素栽培、低カリウム栽培などもそこのところを調節すれば効果はあります(研究中)。

なお、スプラウト栽培などの施肥の可否などは、関連記事をご覧ください。

危険アイコン 廃水の危険植物鉢アニメーション  毒アイコン

猫イラスト 犬イラスト

人にも動物にも鉢底水は飲ませない、健康を害します。

お願い-重要事項が多数- 初めにご一読ください(後で辞書代わりでもいいです)

共通の留意事項いずれのSIMERUS製品でも非常にゆっくりの給水なので、播種や定植時には、じょうろなど他の方法で、土壌全体を湿らせておくのが手っ取り早く準備でき便利です。なお、水分が十分広がるまで待っておくこともできますが数日かかる場合があります。

重要事項 1/3

-お願い- 重要であり少し詳しめに書いています 重複する記述もあります。

※以下 初めに一読を推奨ですが、実際の作り方に興味がある方も多いだろうし

長いので 最低赤色のタイトルをざっと見ておくなどがお勧めですが、後でメニューバーの 検索機能なども併用して、例えば、”肥料”とか”施肥”とかのキーワードで必要な項目をピックアップしていってもいいと思います。

もちろん、ホームページの記載や記事メニューの各記事で読んだことのある内容は、飛ばし読みでも問題ありません。
つまり、ここからいきなり、記事menuカテゴリー選択をしていろんな記事にジャンプしてもかまいませんが、初めての方向けに、以下に記事が続きます。一読を推奨します。

肥料・農薬に関する記事もあります

記事メニュー FAQと解説全般


記事の日付について(例2019/2/16)

記事内容メインテナンス時期と記事順番読みやすさの都合でつけています。これは、記事掲載に”WordPress”の投稿機能を利用しており、それに対応した操作をしているためです。つまり、検索エンジンによっては、異なる作成や公開年月日が出てもそれは問題ありません。その点お気になされる方もご安心ください。


お勧めします<ペットボトル植木鉢・菜園>

★ペットボトルや植木鉢、プランターでも”土壌を軽く湿らせる” それが基本

★また、だれにでも準備できるようなアクセス容易なカタチで そして水が長持ち

★一般的な野菜や花などの栽培全般を対象として考えています 幅広い植栽へ


土耕が有利かも(意外に?)
通常の培土でご使用いただけます。

普通の植木鉢やプランター底面潅水(給水)化する方法、さらに底面潅水で問題になりやすい過湿を安定して避ける方法(記事)もあります。スプラウトの発芽などでも、土壌を使った方が、生育が良いという傾向も見かけられました(ブログなどで追跡記事を予定しています、工事中)。このホームページや各種記事にも写真などがありますが、スプラウト土耕栽培は栽培⇒生育・収穫もはやく便利だと思います。春夏秋冬そこから始めるのもお勧めです。

スプラウト栽培にも便利、もちろん野菜や花の栽培にも便利

↑写真の左:スプライト栽培(説明書等で)指定された方法、右:土壌(通常の培養土)を使った方法


簡単から始めよう いろいろのバリエーション

そして大抵の画像はクリック・タップで拡大表示できます。

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 スプラウト SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 イチゴ

この方法での土耕スプラウト栽培等でも”毎日の水替え”というのも特に要りません(大体のところ、スプラウトだったら食べれる大きさまで生育するまで水が長持ちます←季節や周辺環境にはよります、時々は見てやりましょう)。

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ SIMERUS水やりテープ底面給水植木鉢 SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 ミニトマト

ペットボトル植木鉢ばかりでなく鉢やプランターも同じように底面潅水式やタンク付き連続的自動給水にできます個人様向け&底面潅水…の記事)。

SIMERUS水やりテープ底面給水プランタ 栽培例   SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 レタス

夏場に向けては給水タンクの本数を増やすなどの強化を行えばよいでしょう。

また、水面を設定するタイプや反対に水を張らないタイプの底面潅水などもあります(製品一覧や記事一覧-各製品詳細等参照)。他の方法を含めた特徴の比較記事もあります(記事一覧-FAQ)。

楽々底面給水シート 広告


基本それ以外要らないペットボトル植木鉢

土と水,ペットボトルとSIMERUS水やりテープのみ 

通常の培土でご使用いただけます。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。それでいて給水テープの効果で過湿対策もできていますので安心。つまり、土壌をリサイクルするにしても栽培後の処理が楽です。

SIMERUS底面潅水プランタ トマト SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 スプラウト SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 スプラウト ボックス SIMERUS水やりテープ式PETボトル植木鉢 花壇秋 SIMERUS水やりテープ式PETボトル植木鉢 イチゴ

SIMERUS底面潅水プランタ ダイコン SIMERUS底面潅水プランタ 栽培例 カブ ミニカブ 収穫 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 観葉

↑click 

カイワレ大根やレンズマメ、ブロッコリなどのスプラウトから、イチゴ類などのある程度大きくなる野菜類全般まで、また、トマトやキュウリなどは特にそうですが、大きくなったら他に植え替える手段も用意されています。

★考え方を変えると、種からの育苗(苗ポッド代わりに使う)にも最適です★

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 苗栽培 

実生トマト育苗


春夏秋冬500mLぐらいの”土耕ペットボトル”でスプラウト

それが最高!(以下に記事有り)といった風に個人的(弊社技術陣的)には思います。寒いときあまり苗売っていないので春夏秋冬スプラウト便利だと思いますよ。実際しょっちゅう食べています。

※寒い場合、ペットボトルをかぶせてマイクロ温室園芸というのも有りです。窓際だけでなく、冬場のベランダでも育ちます(※大阪府内の気候ではそうです)。

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト 窓際栽培 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト 室内栽培 SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 スプラウト PET防寒保温

SIMERUS水やりテープペットボトル鉢 栽培 PET花壇


長持ちで経済的なのは

キャップに取り付けるSIMERUS水やりテープは、外して繰り返し使用できます。

もちろん、ペットボトル植木鉢式でもSIMERUS水やりテープ本来の使い方でも、

PETボトル植木鉢 構造SIMERUS水やりテープ 標準使用法

つまり、一度購入すれば、経済的で、長持ちできます。飽きるまで!飽きても使えます!


面倒くさい? 鉢を作るのを含めて?水やりも?
土?と思うほど手間もかかりません 鉢底石も鉢穴用のネットも不要 安価

※この方法では鉢底石は要りません:むしろ水の伝達に不都合です。鉢底の石と土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。それでいて給水テープの効果で過湿にもなりません。土壌をリサイクルするにしても栽培後の処理が楽です。

なお、ペットボトル鉢を作るのは、基本ペットボトルを半分に切るだけです。また、SIMERUS水やりテープの本欄の使い方なら加工自体が要りません、水やりテープを組み込むだけです。特別な、穴あけ加工は全く必要ないだけでなく、給水テープをキャップ隙間から引き込み、過湿にならない自動給水管理ができます。


水が長持ち数日連続給水(より長期化も可能)※センサーもいらない←給水テープ自体がセンサー

他のサイトなどでペットボトルを半分に切るだけの方法(SIMERUS水やりテープを使わないタイプ)も紹介されていますが、結構過湿になりやすいとか、逆に十分な給水ができないとか、水やりがやっぱり手間で面倒くさいだとかとは違います。

このSIERUS水やりテープとペットボトルを利用した方法土壌を軽く”しめらせる”が原則です。

例えば、ペットボトル栽培でも畑等でも、土を使っている場合、過湿土壌よりは空気も多く適度軽く湿った土壌のほうが、土壌空気も多く嫌気的還元的環境でもなく一般に健康的ですし、汚水も出にくく周辺の環境を汚すことも少なくなります。

※好気性や嫌気性菌などの活動も複雑で、また、還元的状況への対応などでも例えば水稲(過湿でもOK)では事情が違います。

この弊社の紹介するペットボトル鉢式栽培・菜園や底面潅水方法はあくまで”土栽培・土耕です”:鉢底石不要(※使用不可)で過湿になりません、その分土壌の容量も増えます- また土壌の後処理で土壌と石が混じりませんので楽です。給水テープの効果で過湿にもならない。

長期化の方法は、記事カテゴリー 個人向け… 記事にあります。


植え替えも簡単に可能で安心なペットボトル菜園

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例 セロリ②

工夫次第でいろんな野菜の栽培(PET1.5Lでも)

例は、セルリ(セロリ)12月初旬現在、高さ29cm幅50cm以上 なお、栽培してみればよく分かりますが、雨避けの条件だったら特に、大きな野菜は冬でも結構水を吸うので給水が結構多く必要です。なお、一般論となりますが、おいしくするには過湿にしない(と同時に生育を妨げない程度は軽く湿らせる)水管理を心がけます(←植物の生理的に水も減りにくくなるのでむしろ手間は少なくなるご利益あり!)。なお、そこ(水管理)をあまりシビアに考えなくても下記で紹介する方法などで簡単に実現できると思います。


このようにアレンジもいろいろ

SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 アレンジ SIMERUS底面給水鉢 アレンジ① SIMERUS底面給水鉢 アレンジ② SIMERUS底面給水鉢 アレンジ③

もちろん、花や観葉植物にも使えます。


給水が藻やコケ類で緑になるのを防ぐ(遮光も簡単)

そのためにも下部にカバーを被せることをお勧めしますが、例えば、使っていない鉢やプランタ、箱などを(覆いがわりとして)使って、簡単に飾り付けもできます。また、そうすると水位も簡単に確認でき、再注水も簡単です。倒れ防止にもなります。 つまり、底面潅水専用の鉢やプランタなどに比べ色々なカラーや形も選べ、実質的コストもかなり財布にも優しくなるといえるでしょう。100均の鉢などでも十二分に活用できます。

アルミテープ SIMERUS水やりテープペットボトル植木鉢 栽培例

SIMERUS底面給水プランタ 栽培例

例えば靴下の古いもので

記事メニュー カテゴリー 個人向け・底面潅水プランタ-化…..等 を参照


重要事項2/3

施肥などについて

生育状況、肥料の説明書なども参考に適切に(心持ち少なめに)施肥するのが原則です。弊社の製品適用では普通の利用で全般に水損失がほとんどないので肥料も農薬も無駄なく効く傾向なのでなおさらです。弊社の栽培例では、特にスプラウトなどは培地の栄養分だけで育てています。 つまり、ここでは、過剰施肥が栽培時意図的に必要になるような特殊な植物については対応していません。肥料流亡なども考慮すれば、そのようなものは、現代的には、外部環境負荷の問題にも十分な注意が必要です。


種の安全にもご注意

スプラウトは有機栽培で薬剤消毒などをしていない専用の種を使っています。なお、スプラウトも土耕でやや味が違うかもしれません(個人の感想です)。


倒れて水がこぼれても困らない場所に設置して下さい

(特に室内、お子様やペットなどにも配慮を)

仮に、(冬季用の)温度維持用の覆いをつけていなくてもいずれにせよ、本方法は、倒れると水がこぼれる構造になっています。そのため箱などに入れて固定する。幼児の手の届かない場所に設置する、ペットが近づけないようにするなどの配慮をお願いします(幼児でもペットでも内部の水を飲んでしまうなどは危険ですので避けてください)。


水やりの必要性

要らないように思われるかもしれませんが、実は一年中要ります。なんだかんだ言ってもサボテン類でさえ?

春~夏、秋でも当然そうですが、冬でも水やりが要るものは多いですし実際育ちが違いますよ。土耕式なので土のキャラクターが活かせます。また、土?と思うほど手間もかからないですし「(ご当地の、地場・地産の)土で栽培したブランド野菜の栽培」等もやりやすいです。

PET花壇秋野菜 PETエアコン上 PETベランダ花や観葉

実際ペットボトル活用は意外に便利

 PETアレンジ PET野菜栽培 PETイチゴ

イチゴの苗増殖にも便利   また、ペットボトル自動給水器は繰り返し使えます。


SIMERUS水やりテープの使い分けも考えましょう。また、使い方でテープの裏表に注意(黒の面が土壌側)

簡易ハウスや雨除けなどを含め普通の土壌の畑の水やり、家庭菜園、庭栽培等への簡単な自動調節水補給には、SIMERUS水やりテープ本来の使い方が好適です(ペットボトル自体が給水のタンクになる←製品一覧など参照下さい)。pdf説明書有

 

↑製品一覧や記事一覧メニューから

つまり、

本来の使い方 PETボトル自体を給水用タンクにして自動調節給水する。PETボトル加工は要らない。適当なサイズの水を入れたPETボトルに対して、緩くセットしたキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が外、端は内側)、キャップ部分を下に植物の植わった土壌(鉢、プランター)に浅い穴をあけテープが接触するように埋める。乾湿に応じ自動調節給水される。長期間給水には、PETボトルの大きいものを使うか本数を増やす。

PETボトル植木鉢 PETボトル自体が自動給水植木鉢になる。PETボトルを簡単にき切り分ける。PETボトルを真ん中で切り、給水用の水受け皿と、下に緩くキャップ部をセットする(土壌用)容器に切り分ける。緩くセットするキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が、上・容器内側←本来の使い方と反対面)、給水を入れた水受け皿にはめ込みセット、そして水やりテープ末端を水漬する。土壌を充てんし植物を植える。なお、給水タンク追加式で長期間給水化への改造も可能。

上の2つの方法では、PETボトルキャップは水の適切な移動のため緩くセットし固く締め付けない。

 

そして、底面潅水化では(一般の植木鉢やプランターを使って)

※これも黒の面が土壌側に接触する(土をこぼさないためのウエットティッシュ等の敷設はOK)


※本来の使い方なら畑・家庭菜園(露地&雨除け条件)でさえも使えます(1.5LのPETボトル×複数などで)。

つまり、大きな野菜プランターや大きな鉢、土嚢(どのう)栽培や培養土を入れたビニールなどの袋栽培など、結構容量のあるものだったら、当然ですが本来の使い方のほうをお勧めします。


SIMERUS水やりテープの本来の使い方とPETボトル植木鉢型 その違い 詳細

本来の使い方 PETボトル自体を給水用タンクにして自動調節給水する。PETボトル加工は要らない。適当なサイズの水を入れたPETボトルに対して、緩くセットしたキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が外、端は内側)、キャップ部分を下に植物の植わった土壌(鉢、プランター)に浅い穴をあけテープが接触するように埋める。乾湿に応じ自動調節給水される。長期間給水には、PETボトルの大きいものを使うか本数を増やす。

PETボトル植木鉢 PETボトル自体が自動給水植木鉢になる。PETボトルを簡単にき切り分ける。PETボトルを真ん中で切り、給水用の水受け皿と、下に緩くキャップ部をセットする(土壌用)容器に切り分ける。緩くセットするキャップ部に水やりテープを装着(黒の面が、上・容器内側←本来の使い方と反対面)、給水を入れた水受け皿にはめ込みセット、そして水やりテープ末端を水漬する。土壌を充てんし植物を植える。なお、給水タンク追加式で長期間給水化への改造も可能。

なお、両方のやり方とも、PETボトルキャップは水の適切な移動のため緩くセットし固く締め付けない。


植物による特性の違いについて、あるいは、培土の違い等留意点

(特に多種類のプランターや(ペットボトル)植木鉢に対応する場合)

★材料の準備も楽:鉢底石は不要

※通常の培土でご使用いただけます。

鉢底石不要(※使用不可)で土が混じらない、その分土壌の容量も増えます。そして給水テープの効果で過湿にもなりません。鉢底石と土壌が混じらないので後も楽です。

★後片付け(含む土のリサイクル)も石と土壌が混ざらないので楽

★土壌は通常の培養土が好適です、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合があります。

※礫(石ころ、内部が密なもの)だけでは、一般にうまく水が伝達しません。なお、赤玉土のような土壌が固まって粒状(この場合内部に微小空隙がある)になったものなどはその限りではありません。

※PETボトル植木鉢は、基本的に、キャップ部分になかなかうまく充てんできないあまり大きな粒子のものは苦手、その場合、ウエットティッシュ類等併用で、給水テープと粒子の接触をできるだけよくしてやります。

※ウエットティッシュ類が好適:湿らせてもある程度強度のあるものということです。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどでは湿らせた場合強度が足りません。また、特に断っていませんが、ここでいうウエットティッシュというのは、可燃性のものをお勧めします。

野菜や花などの栽培を対象として考えています。また、軽く湿らせるを基本に考えます。底面潅水式なのに加湿にならない工夫がされています。

つまり、過湿を防ぐ、(遮光も合わせて)土壌や給水がコケや藻で緑色になりにくい、カビ類も生えにくい→健全な生長、安全性にもつながります。

幅広い植生・植栽に対応できますが、ここで示している方法は、一般的な範囲での土壌水分をコントロールした(軽く土壌を湿らせる)土耕栽培であり水耕栽培(養液栽培)ではありません。雨がかかる条件か からない条件かは、基本問題になりません。

なお、ハスなども典型例ですが、あまり特殊な植栽・植生の栽培条件の場合は別途ご検討ください。逆に、近年よく見かけつつあるような、”野草”の栽培はSIMERUSシリーズでは10年弱ずっとやっています。水やりテープでも十分対応可能と思います。

野草栽培(屋上緑化など)用の大型プランター


植生により水が要る場合、要らない場合、水が要る植物、要らない植物

土壌水分の乾湿状況等の影響(反応)が、それぞれ極度に異なる植生の場合にはそれらにそれぞれ給水するには注意が要ります(分ける必要もあります)

基本個別に;乾燥⇒水位を下げる、湿潤⇒水位を上げる。また、培土の違いによっても給水性能は異なってきます。通常市販の(植物栽培用の)培土が望ましく、砂質土壌や粒状土などではうまく給水されない場合がありますので注意してください。なお、ペットボトル植木鉢以外の記事、改良型底面潅水式などでも事情は同じです。

より詳細には、当然ではありますが、同じ植物でもサイズによっても気象状況によっても給水量は違ってきますなど様々な要因が絡み合います。

例えば、ゴールデンウイーク前後に苗を植えた直後だったら、あまり1日当たりの必要水量は少なく水も長持ちでしょうが、それが大きくなり、蒸発散で水が消費されやすくなる夏には、たくさん水を消費します、カテゴリー 個人… の記事にあるような連続給水の準備が必要になるかもしれません。


重要事項3/3

 

SIMERUS水やりテープ式のアドバンテージ
<特製の薄型親水性不織布を使用した植物用給水テープ>
以下の簡単準備簡単栽培の方法には、弊社SIMERUS水やりテープが必要です。それを使うからこそ理想に近づけた水管理ができますし、手間も大幅に少なくできます。

 SIMERUS水やりテープは表が黒(土壌への給水面、土壌との接触面)、裏が白色になっています

SIMERUS水やりテープなどの弊社の不織布利用の給水方法では、基本的に水位を一定にすると乾湿に合わせた、毛細管効果利用の、自動給水量調節機能もより安定で精密になります。

土壌を健康的に”連続的に軽く適度に幅広く湿らせる”ということは基本になります。コストも手間も最小で、、、 大抵の野菜類などの水管理の原則といえるでしょう。シャキシャキになるし、ふやけた感じも少なく、無駄水(肥料、農薬)でにくくなります。同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。


SIERUS水やりテープ式のペットボトル植木鉢
作りやすく、極限的に簡易+自動調節給水性能とのバランス

※以下の記事にあるように、ペットボトル底部分を水受け皿にすると、段々と水位が変化し、通常だったら給水性能が落ちてしまいますが、本方法では、土壌の乾湿の度合いによってかなりの部分が打ち消しあい問題はありません(キャップ底から0~-3~-4cm程度まで、水位が低くなるとやや少なめにはなります→これは、給水量の全般的調節に使います)。

水を継ぎ足す場合、大体平均的に-0.5~-4cmの範囲になるように適時水を足してやってください。

なお、関連記事(カテゴリー 個人向け…)にあるような水位一定、長期連続給水のセッティングにするとこの問題は全くなくなります。つまり、弊社製楽々底面給水シートの水面を設定するタイプと同様の効果です

この方法は、倒したり降雨の影響などがない限り、水が漏れませんし、水面設定高さ(キャップ上端高さから0(給水量大)~-4cm(給水量小))により最大給水能力も大幅に高くできますが、さらに、より安定して長期連続給水にするかも選択できます。


給水能力の調整能力強化(連続自動給水化)

これらの加工法など(給水レベルを変えたい場合の水位設定の調整、また安定的連続的に行いたい)については、記事メニュー カテゴリー 個人向け… 改良型新底面給水…給水能力強化 を参考にしてください。


<似て非なるもの①>

一般に、弊社以外の製品利用などで、親水性がある紐類や部厚い給水用テープ(商品名で有り)では、高さなどのセッティングにより必ずしも高性能は出るとは言い難いですし、ペットボトル植木鉢土耕菜園式だと一般に穴あけ加工など確実に手間が増えます。

<似て非なるもの②>

なお、一番簡単なペットボトルぶつ切り(にしただけ)土耕鉢植えで、下は底水式(キャップを緩めて土の下が水につかっている)かじょうろで水やりというのは、学校学習向け等(ペットボトル植木鉢)で見かけますが、実際のところじょうろ管理の手間は大変だし、底水式だったら特に過湿になりやすく生育によいかどうかわかりません

<似て非なるもの③>

これは、本来のSIMERUS水やりテープの使い方、つまり、ペットボトルを給水タンクにして、給水テープをキャップにセットした状態のことを言っています。

同じだと言われがちのことなのですが、これも似て非なるものであり、SIMERUS水やりテープをセットしたペットボトルの給水は、いわゆる 三角ノズル・穴あきノズル(ドリップ・点滴式)とは、全く異なる方法です。

ドリップ式水やりのキャップを付けたペットボトルなどについては、カテゴリー FAQと解説全般の記事 水やりのコツとは言いますが(特に家庭では? 2019改訂版)ドリップ・点滴灌漑、自動給水を参考にして下さい。なぜ、うまくいかないことがよくあるのかなどを詳しく説明しています。

解説一例Click!


余談ですが、弊社の提案している土壌を軽く連続に湿らせる方法であれば、ペットボトルの水受けの水位変化を物差し類で観測することにより、正確に植物への給水量が割り出せます。これは、水がこぼれないシステムであり正確に水を継ぎ足すこともできるし正確です、うまくやれば、水位変化などとインタネットなどでもすぐ探せるアメダスの雨量観測結果などから、植物に対する雨の貢献度さえもある程度推測できます。あと、昼と夜の水消費の違いなどなど。つまり、お天気の結果と合わせグラフになどすれば、場所や種類等に応じてのいろいろなことが結構奥深く分析できます。つまり、もろに、夏休みの理科宿題向けですね。スプラウトなら最短1週間以下でできるかも!←都合がよい?

これのいくつかのパターンは、自身で実行し2019夏場にライブ的に特集記事化してみようかとも考えています。水質チェックなどもできそうですね←きりがない!

それはさておき、

弊社購買サイトなどにもありますが、厚さ約0.2mm弱のこのテープは15枚入り(あるいは、15枚2つセット)販売でお分けしており1枚当たり60円弱(2019/2現在、ペットボトルだと1本に1枚必要です)になります。なお、写真のように増やしていけば、水やりテープ枚数は、すぐに数十枚使うことになると思います。15枚や30枚はご準備いただけられたら幸いです。なお、SIMERUS水やりテープは中性洗剤などでの洗浄も可能で、繰り返し使えますので栽培終了時に頻繁に交換する必要はありません。弊社のテスト例では数年間使い続けたというのもたくさんあります。 記事はいろいろな水やりや温湿度管理のノウハウを書き表したものですが、良好な生育には、土壌水分、温度、湿度等のバランスはとても重要になります。そのため、以下は弊社製のSIMERUS水やりテープ使用の場合を想定した記述となっており、他の目的に転用したり異なる給水材質を用いた場合、多分、バランスが崩れ、思わぬ結果になる可能性があります。ご注意ください。


キャップに取り付けたSIMERUS水やりテープは、外して繰り返し使用できます。もちろん、ペットボトル植木鉢式でもSIMERUS水やりテープ本来の使い方でも、

根が極度に集中するなど、あまり極端な使い方をすると劣化が早くなるので受け替えの方法などに関する記事(カテゴリー ペットボトル土耕栽培 解説 等)を参考にしてください。また、あまり、PETボトルキャップ内側に土壌がかんだ状態でSIERUS水やりテープを装着しないこと。

PET構造

つまり、一度購入すれば、経済的で、長持ちできます。飽きるまで!飽きても使えます!


なお、弊社製品を使用した条件でも条件が多岐にわたるため効果を必ずしも保証するものではありませんこともお断り申し上げます。 弊社製SIMERUS水やりテープ利用ではそれ自体の仕様でかなりの部分節水・最適化されますのでかなり楽ですが、俗にいう”水やり**年(水やりはとても難しい)”という説にもご留意ください。

さらに、(電子工学の工作系雑誌などでもとりあげられているし、弊社でも使わないわけでもないですが)この点はIoTやSoC(System on a chip)やセンサ、AI類による管理・制御とすれば簡単に解決するとは言い難いです(”手段や管理等”により無理筋になると思います、記事一覧FAQ等)。

⑥不織布ポッド設置式-より過湿になりにくい扱い底面給水栽培 サイズ10号相当(3ガロン)ぐらいまで

※栽培結果などについては、順次追加していきます。大抵の場合、写真はクリック・タップすると拡大できます。

留意事項:いずれのSIMERUS製品でも非常にゆっくりの給水なので、播種や定植時には、じょうろなど他の方法で、土壌全体を湿らせておくのが手っ取り早く準備でき便利です。なお、水分が十分広がるまで待っておくこともできますが数日かかる場合があります。
※この⑥の楽々底面給水シートを使った方法は、説明例にあるように、10号(3ガロン)まで実現できますが、3号~6号程度の小さなポッド複数を設置できるなどの使い方が出来ます。
特に断りのない限り、土壌は通常市販の培養土を対象としています。砂質土壌、粘土質土壌などでは十分な効果がない場合があります。なお、弊社の推奨する底面給水法(④~⑥)では、鉢底石は使用しません。また、ペットボトルを使用する①②の方法においても、後での対応の自由さ、基本的に、あまり水が漏れないことから特に使う必要はありません。したがって後の片付けも楽です。

この記事の例では、楽々底面給水シートは、2枚使ったケースで説明しています。できれば、ミシン目で切り離さないほうが説明に近いです(切り離していても使えます)。

ノウハウ・コツ:始め充填する土の量は、以下の10号鉢(30cm)や不織布ポッド(3ガロン)の例の場合、土壌10L程度以下(このリットルは、市販の土壌袋の書き方での容量)、上端からマイナス5cm程度の高さまでとしておくのが後のメインテナンスで非常に有利です。なお、鉢底石は使いません(使用不可です)。


楽々底面給水シートは、水面を設定するモードと、水面を設定しないで使うモードがあります。ここでは、水面を設定する絶対給水能力の大きい方法を活用します。

記事⑥では楽々底面給水シートを使った記事⑤の方法をベースに、市販の不織布土壌ポッドに対しての自動給水を紹介します。したがって、詳細は記事⑤を参考にしています。

手間なくきれいにセットできます。底面給水にもぴったりです。
<土壌栽培用不織布ポッドは、通販などでも販売しています>
※ここでは、容量3 ガロン(大体10L)-高さ22x直径25cmの規格の不織布ポッドで説明します。生地はフェルトみたいなものやいくつか材質に種類がありますが、ちょっと厚めで破れにくく、水をかけると浸み込みやすいタイプの不織布材質のものとします(特に底面の材質)。また、取っ手がついているタイプの方が便利でしょう。

土壌深さに、水の広がりやすさなどに関連しますが、ポッドは10号鉢相当で土壌容量は10L程度までが持ちやすさの点でも目安と考えます。

フェルトプランターと称しているものも多いと思います。上記の3ガロン程度のものは、通販で5枚セット売りで1枚当たり約300円前後(2021/3 弊社調べ、Amazon)、また、現時点ではこのような不織布の栽培ポッドは、ホームセンターなどではサイズもいろいろですが適当なものを取り扱ってない可能性があります。

なお、薄いプラスティックフィルムに近い材質のものは今回の目的に向いていません。

追記:たまにこれは?というのを入手してしまった場合、それは道具や物の分別によく使っています。もちろん、とりあえずは少数購入で試していますよ。


基本的に、記事③の水面設定皿・パッドを準備しておいて(さらにプラグトレー、猫除けマットなどを補助に使います)


基本的には記事⑤の楽々底面給水シートの方法と変わりありません。不織布ポッド自体がある程度水分を伝達するので、ウエットティッシュなどでの補強は要りません。

なお、不織布ポッドの場合一般に考えにくいこととは思いますが、鉢底石は使わないでください(機能しなくなります)。

3ガロン不織布ポッド 3ガロン不織布ポッド 底面給水セット図

注水していないのでわかりにくいですが、ポッド下部には、楽々底面給水シートをセットしています。

この方法のもう一つのメリットは、不織布容器が柔らかいものなので、タンクが当たってもちょっとへこますなどでの対応が楽で、さらに水受け皿の端の部分までずらしてセットするといった融通が利きやすいというのがあります(ただし、あまり極端なことをすると水漏れの原因になります)。


水面設定は給水シート面から2cm程度下になるようにセットします。つまり不織布ポッド底面から2cm下程度です。

つまり、プラグトレイ(苗をたくさん作るための専用トレイ)の、高さ4cm程度のものが都合よく。記事⑤と同じように、不織布容器の底から2cm程度(ポッド下面より水面が2cm下)を目途にセットします。

底面給水台座 楽々底面給水シート 水面設定型セット

※この例では、上の写真のようなプラグトレイで、楽々底面給水シートの両端が下の水面に確実に漬かるようにします。(写真例では、余裕をとって長辺20cm程度-幅は14cmです 註:台の高さや下へ巻き込む分だけ余裕長が要ることに注意)。

注意 ベランダ床などは、水はけのため少し傾斜しているのが普通なので、水受け皿に水がはれていない場所ができていないかチェックします(その場合、全体の水位を上げてやる)

この猫除けマット式、プラグトレー式では、極端に重いものは載せれませんので注意して下さい(10号鉢ぐらいまでが見当)。

底面給水原理図  給水タンク吐出工セット法

底面給水原理図 原理図

※給水タンク(水色)のコック側穴の位置が水面高さとなる

具体的な給水能力の調整は、栽培例の中で、しばらくしてから記事にアップしていく予定です(多分トマト類かキュウリ類栽培で)

過湿になりにくく、通気性にはよくある腰水方式(よく底面潅水の代表みたいに言われる)などと違い問題がありません。さらに、側面が解放されているので、よりその効果が大きくなります。

 


 

⑤楽々底面給水シート式底面給水システムプランタ・鉢(水面設定型)サイズ10号ぐらいまで

※栽培結果などについては、順次追加していきます。大抵の場合、写真はクリック・タップすると拡大できます。

留意事項いずれのSIMERUS製品でも非常にゆっくりの給水なので、播種や定植時には、じょうろなど他の方法で、土壌全体を湿らせておくのが手っ取り早く準備でき便利です。なお、水分が十分広がるまで待っておくこともできますが数日かかる場合があります。
※この⑤の楽々底面給水シートを使った方法は、説明例にあるように、10号鉢まで実現できますが、3号~6号程度までの小さな鉢複数を設置できるなどの使い方が出来ます。
特に断りのない限り、土壌は通常市販の培養土を対象としています。砂質土壌、粘土質土壌などでは十分な効果がない場合があります。なお、弊社の推奨する底面給水法(④~⑥)では、鉢底石は使用しません。また、ペットボトルを使用する①②の方法においても、後での対応の自由さ、基本的に、あまり水が漏れないことから特に使う必要はありません。したがって後の片付けも楽です。

この記事の例では、楽々底面給水シートは、2枚使ったケースで説明しています。できれば、ミシン目で切り離さないほうが説明に近いです(切り離していても使えます)。

ノウハウ・コツ:始め充填する土の量は、以下の10号鉢(30cm)や不織布ポッド(3ガロン)の例の場合、土壌10L程度以下(このリットルは、市販の土壌袋の書き方での容量)、上端からマイナス5cm程度の高さまでとしておくのが後のメインテナンスで非常に有利です。なお、鉢底石は使いません(使用不可です)。


楽々底面給水シートには、水面を設定するモード(野菜など向け)と、水面を設定しないで使うモード(花卉類など水があまり要らないもの向け)があります。ここでは、水面を設定する絶対給水能力の大きい方法を活用します。また、時々最新の内容に修正する予定です

使用する鉢底は、比較的平坦な形状のものをお勧めします。なお、市販の(高価な)”底面潅水プランター”などとされている腰水専用鉢・プランターでの使用にはこの方法は向いていません(構造上無理があります)


記事⑤では楽々底面給水シート(2枚分)を使った、自動給水ですが、水分の伝達のためのちょっとした工夫があります。その点については、ウエットティッシュがビシャビシャになるような保水(性)だったらそれが良いみたいな単純なことではありませんのには気を付けて下さい。

なお、鉢の直径(号数)などが大きさが大きくなると土壌の体積は、3乗倍で増える傾向です。そのため、必要なウエットティッシュ枚数などは簡単には言えなくなります。したがって、簡単にするため、ここでは10号(直径30cm程度)までの大きさで考えています。なお、極端に縦に深いプランタ・鉢や素焼きなどの1孔式の鉢などにはこの方法は不向きです。その場合、記事①②のペットボトル式や他の方法を試してください。

さらに土壌深さに、水の広がりやすさなどに関連しますが、10号鉢で土壌は10L程度までが目安です。

長方形のプランタの場合などでは、上から見た面積から大体の植木鉢の号数に換算して考えてください。


基本的に、記事③の水面設定皿・パッドを準備しておいて(さらに猫除けマットなどを補助に使います)、さらに、底に多数穴の開いた植木鉢キッチンタオル、ウエットティッシュなどを用意します。

楽々底面給水シート(水面設置型)による底面給水鉢

以下の写真のように、適宜、このように、ウエットティッシュを鉢底の穴に通していきます(ウエットティッシュはアルコールなどを抜くためあらかじめ洗浄します)。

ウエットティッシュ使用枚数は大体ですがxx号≒xx本

号数(3cmが1号)として、号数程度の本数かやや多め、つまり、27cm程度のもの(9号鉢)だと9本程度で、以下の写真のように内外まんべんなくセットできる切りのいい本数で考えてください。例では、内側3本、外側6本程度をセットしていきます。

楽々底面給水シート(水面設置型)による底面給水鉢 ウエットティッシュで鉢の内外連結

なにかと思えば、イカの卵とかみたいですねえ。

ウエットティッシュは、出来るだけ接触面積を確保するため、広げてセットします。例では9枚程度均等に。

楽々底面給水シート(水面設置型)による底面給水鉢 ウエットティッシュセット

この後、土壌の漏れを防止するためのキッチンペーパーを敷設します。そののち、土壌を充填します。

楽々底面給水シート(水面設置型)による底面給水鉢 土こぼれ防止

なお、鉢底石は使いません(機能しなくなります)。そのまま、土壌を充填します。

過湿になりにくく、通気性にはもよくある腰水方式(よく底面潅水の代表みたいに言われる)などと違い問題がありません。

水面設定の方法に関して、その高さ設定に関して、記事④の記事のように、猫除けマットを使うなら(ここでの方法にはとげ側が下にするのが望ましい 記事④の逆を鉢の底面のあわせた形状で敷いておきます(高さ2.7cm)。

なお、苗育成用のプラグトレーはホームセンターの栽培コーナーに結構普通に売っています、2cm~4cm位までの高さの違いもあります。今回の目的には、4cmくらいのものが適当で升目に沿って適宜切り取り形を整え使用します。

底面設置用 底面給水鉢の台座 ハサミで簡単に切れる

以下の写真のように、楽々底面給水シートの黒の表面を上側に敷き、両端は下に巻き込み水に漬かるようにします。

また、ウエットティッシュの足の部分はできるだけ底面給水シート上に押し込んで載せていきます。また、ウエットティッシュは、直接水に漬けたりはできるだけ避けます。

また、絶対に水気皿の縁にかからないようにしてください(漏水の原因になります)。


格好よくも見える!プラグトレー台座(農業用大型プランターの例)

楽々底面給水シートはこれの一般向け小型版です。

格好よくも見える!プラグトレー台座(農業用大型プランターの例)


※この例では、楽々底面給水シートは2枚使っています(詳細は弊社にお問い合わせください)。

楽々底面給水シート 広告

落雷底面給水シートは、

14cm幅(幅7cm×2 ミシン目入り)長さ37cmが4枚

※14cm×37cmが4枚、もしくは7cm×37cmが8枚とれます。


底面設置用 底面給水鉢の台座 楽々底面給水シートセット例 底面設置用 底面給水鉢の台座 楽々底面給水シートセット例 詳細 底面設置用 底面給水鉢の台座 楽々底面給水シートセット例 ウエットティッシュの末端処理法

※上の写真のように、楽々底面給水シートの両端が下の水面に確実に漬かるようにします(例では、余裕をとって長辺20cm程度-幅は14cm)。

出来上がりはこのような感じです。ウエットティッシュは、敷きこめずどうしても余ったら、そこを切り取ってしまうなども無難です。

水面の位置(高さ)は、楽々底面給水シートの2cm下を基本に考えてください。調節は、底面給水シートを敷いてある植木鉢台の高さと、給水タンク高さで調整しますが、

通常、例のように4cmのプラグトレーで高さを確保したら、例で示すような10L水缶で大体水深2cm程度になることが多いと思います。そのまま、それぐらいが基本と思います。もともと乾湿に対する自動調整機能もあるのであまり神経質になる必要はないと思います。

底面設置用 底面給水鉢の台座 楽々底面給水シート 水位設定 底面設置用 底面給水鉢の台座 楽々底面給水シートと給水タンク

余程精密なことをしたいとかでなければ特に問題にはならないでしょう(この2cm条件でも下手な水分センサーや気象フィードバックなどでやるより?十二分に精密と思います! 栽培記事は2021年、色々出していく予定です)。

※なお、鉢底が漬かるような水面高さには絶対にしないでください(確実に過湿になり本方法の意味がなくなります)。また、水面高さが、鉢底より4~5cm以下になってくると逆にほとんど給水が期待できなくなります。


注意 ベランダ床などは、水はけのため少し傾斜しているのが普通なので、水受け皿に水がはれていない場所ができていないかチェックします(その場合、全体の水位を上げてやる)

この猫除けマット式、プラグトレー式では、極端に重いものは載せれませんので注意して下さい(10号鉢ぐらいまでが見当)。

底面給水原理図  給水タンクセット法

底面給水原理図 詳細

※給水タンク(水色)のコック側穴の位置が水面高さとなる


具体的な給水能力の調整は、栽培例の中で、しばらくしてから記事にアップしていく予定です(多分トマト類かキュウリ類栽培で)