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更新年月日2020年5月12日(投稿日表示とは異なります)
”別に絶対的には難しくない”機能性野菜他(←とろける野菜含)の栽培;日持ちはしませんが半面でコアに?支持される”とろける様な口当たり←いやゆる日本的にべらぼうにおいしい野菜!”というのがあります(まあいいとは思いますが)。
それに対しては、まあ、SIMERUSでも水位アップ等で基本過湿側管理でやれば多分そうなるだろうとは思いますが…ほどほどがお勧めですねえ!…これらの点を含め、いずれ、成分的な意味の、機能性野菜栽培、つまり、人の健康にもかかわる、低窒素化や低カリウム化等の成分関連を含めて参考情報の提供は考えています。これら学術レベルでは一部すでに発表済みでもあり、そのフィードバックから言うと現時点では低カリウム化のほうが現実的にはやりやすいかなとは思います!低窒素は窒素自体あまり無いと生育が全般結構良くないですといったところです(将来はわからないところがあります)。
備えあれば憂いなしです…特に夏場対策!→”昔から”弊社への問い合わせ”で、典型的なものとして、夏休み前などに”何日もつかどうか 教えて!”などのご質問があります。この点、申し訳ないのですが、弊社からの答えとしては、”生育条件環境条件などにより非常に大きな違いがあるので一概に答えようはありません”です。”ではどうすればよいか”ですが、弊社としては、ちょっと余裕をもって、ご自身でSIMERUSをテストしていただいていろいろな準備していただいたほうが無難ということは言えます。→工夫を考えたり試すための時間も重要と思います。
レンズ効果が考えられる場合、直射日光が水を入れたPETボトル、PET植木鉢水受けに当たらないように適宜遮光します。本HPでは、撮影上の都合で、遮光を取り外している場合があります。
ペットボトルのレンズ効果については、大きな野菜の栽培等で液肥類を施肥した場合など含め、水受けの水が緑色になるのを避けるには、下部水受けの遮光を行えばいいでしょう。栽培例などもいろいろあります。なお、SIMERUS水やりテープのレギュラーの使い方(PET自体を水タンクとして使う)だったら、PETボトル自体を遮光します。ケースバイケースで対応してください。
SIMERUS水やりテープの水タンクが夏場(水受けやペットボトルの水タンク内が)熱水になったら?→遮光などして水温上昇を抑えるのが基本ではありますが、他の給水方法と違い、超低速給水(例えば24時間で、じわじわ500ml)なので、仮に熱水でも土壌に広がるときに冷めてしまうので問題になりません。むしろ夏場日中などで手を使って水を足すなどの作業をしているときなどのほうが注意が必要です。
上の熱水問題以上に深刻な現象ですが、SIMERUS水やりテープ式だったら配管が無いのでチューブ内に昼間残る熱水の問題もありません→経験された方も多いでしょうが、水道チューブに残った水が夏季熱せられ、熱湯レベルにまでなってしまう現象があります。これは、他の植物用の給水でも考えられますので、ノズルの配置やらその開度、給水時間、散布時間帯など結構工夫をする必要があります。そうでなければ植物だって場合によっては火傷しますよ(もちろん、配管内空気が邪魔をして場所によりバラツキなどを生じないようにするとか、できるだけ天候などに合わせ給水量を調整する必要等も当然あります。水やりはある意味やっぱり大変ですね。←SIMERUS水やりテープは乾湿に応じて自動給水量調節されます。
一般に市販の自動水やり器とされる装置だと配管チューブに
↑配管がある自動給水装置の場合
直列並列などで多数つないだ場合など特に大変で気を使います。また、目詰まりなどで調節もくるってきますし、日によって最適水量は異なります。
自動注水式-注意事項 補足追記事項→PETボトル水タンク式について 熱水になるのは基本的には避けたほうが良いことを再度説明します、基本遮光するのが望ましいといえます(PETボトルを水タンクに使う本来の使い方を含めて)→よりシビアには、”PETボトル内の空気温度の変動をできるだけ少なくしたほうが良い”というのがより正確なのですが、このようなマリオットタンクの原理(鳥や小動物用の水面設定型の自動水やり機器と同じ原理)を利用した給水タンクでは、空気の膨張収縮の程度によって水が必要以上にボトルから押し出される場合がありえます。なお、経験的にそれで特に困ったというのは今までほとんどありませんことはお断りします。つまりそれを上回る便利さがあるといっていいでしょう。
これを他の穴あきノズルペットボトル給水器の例などで自動給水調節しているといった記述もたまに目にしますが、これは”温度が高いと給水量も多く必要であるとは必ずしも限らない”ということで正しい理解とは言えません。
↑PETボトル等の内部の空気の膨張収縮の影響を受ける可能性はあります(上左写真)。長期間の対応などのための追加水タンク(上右写真)などの場合は同じように膨張圧縮の問題はあり得ます。そのため水受けにも少し水深深めの余裕を持たせたほうがいいでしょう。
なお、SIMERUS水やりテープのPETボトル植木鉢や底面給水型改造植木鉢としての使い方自体にはこのマリオットタンクの原理は関係はありません。
↑このPET植木鉢の場合や底面給水・潅水改造植木鉢自体には関係ありません。水受け部分自体はマリオットタンクになっているわけではないのでそうなります。
弊社の環境対策などの基本的で共通的な考え方をつかむには、記事一覧menu内 FAQ…解説..にある、SIMERUS(シメラス)とは や SDGs(エスディージーズ)やアップサイクルなどの記事を参考にしたらよいと思います。これらは弊社としては重要と考えています。
SDGs - UN Photo
なお、弊社製品類は、SDGsにも関連すると思いますが、アップサイクル活動などにも取り上げられ、活動に関与しています(大阪市およびUN(国連)の取り組みに関連して 2019-)
耐熱性などを含むPETボトルの種類などについては、”PETボトルリサイクル推進協議会 もっと詳しく知る PETボトルの種類”(←調べてみてください)などに非常に詳しい情報があります
この家庭向けおすすめHPでは あくまで主観的意見ではあるとして、
食べるものを作るとき、
続いて、2.0LぐらいまでのPET鉢で、ハーブ類(パセリ類などは定番です)、それに加え葉物といったところがお手軽と思います。実がなる物などではあまり大きくなるものは、植木鉢などへの植え替え等の作業が必要な場合がでてきます。
スプラウトはいわゆるスーパーとかでよく売っているカイワレ等々ですが、栽培で遮光などすれば、モヤシとかの栽培もこの方法でも有りだとは思います。
※生食用スプラウトの種は、通常のホームセンターでもよく売っています。
もちろんホームセンターなどで通常市販されている培養土が利用できます。
そしてそれ以外の野菜類より、”スプラウトは”元が取りやすい”と思います。
水やりテープは、セットするとき無理にキャップネジに食い込ませず(ネジ部やキャップ内側にくっついた土壌は洗い流しておく)、後は、栽培後のメインテナンスとして、黒色の面についた、根や土などをやさしく(大体のところを)取り去り、簡単に食器洗剤(無くてもよいです)でこすらずやさしく洗い流せば、再セットして繰り返し使えてかなり長持ちです(買い替えがあまり必要でない!?)。また、経験的には、根が、外にはみ出してくるというのもありません。
弊社例では、2年以上は(連続に近いものも含め)使っているものは普通にあります(厳格には使用条件に依存します)。なお、同じような材質使用の弊社の他大型製品例では3~5年連続自動調節給水(最適、降水回生・リサイクル機能付)運転した例もあります。SIERUS水やりテープの(繰り返し使えますが)1枚当たりの価格などは、製品案内や弊社購買サイトを参考にしてください。
なお、ここまで期間が長いと鉢やプランターでは(その数年のちの)植え替えメインテナンス自体が必要・無難ですね、つまり、その時、水やりテープの掃除もすればよいし、給水システムとしては十二分にお役に立ち続けると思います。
スプラウトも含めいろいろな栽培(PET鉢式、100均鉢式等の例 2018-2019)
500mLペットボトルぐらいなら土壌も少量でリサイクル含め何かと処理しやすく、容器(PET鉢)自体あまり全体にゴツくもならないから複数の鉢でスプラウト種類もいろいろ増やしやすいので飽きもしません。
全体を簡単に温める(マイクロ温室)とか種子に土をかぶせる被せない方法などいろいろ、カテゴリー別記事一覧にかなり詳しく書いてあります。
また、通常衛生に関する注意を押さえておけば、PET土耕に関する衛生上の問題は特にないと思います。※スプラウト栽培等に、いろいろ資料がありますが、土耕、水耕の違いなども有りますし安全性については慎重に検討するべきではあるとは思います(詳しくは莫大な資料があるみたいですのでインタネットなどを参考にしてください)。なお、現実には、土耕露地の野菜なども含めちゃんと洗って普段食べて問題無いのは、強調しておきたいと思います(当たり前に属することですね)。
なお、市販の野菜などは弊社スタッフもたくさん食べているぐらいですし、このご時世、妙に煽るつもりなどは一切ないのは厳にお断りしておきますが、自分で土壌などを含め何を与えたかわかっていて<例えば、スプラウトも専用の種を使わなければ危ない(食べてはいけない)場合も多々あります(種子消毒薬剤の問題等)、本HP各種記事も参照> そして、家庭のベランダや窓際など栽培場所もはっきりしていたら安心安全管理もむしろしやすいと思いますがどうでしょうか。たとえ、ちょっぴりの収穫量であったとしてもです。
場所もあまり選ばない(例は、窓際)、サニーレタスとか大きくなりますよ
このジャックオランタン鉢(左上)での菜っ葉の味、鍋宴会で結構好評だったです?なお栽培管理自体はほとんど放りっぱなし(手間は実質無し)でした。
上で示しているPET植木鉢スプラウトも土耕栽培野菜の範囲です、土壌にも個性があるしこのスプラウト栽培と言えどもそれを反映した奥深い味になるかもしれませんよ(個人的意見とします)。なお、肥料(固形、堆肥類、液体)は土壌リサイクル使用等での調整時以外実質不要です。←念のため衛生上も含めいろいろなノウハウ関連記事あります。
四角断面のPETボトルの方が、いろんなところに詰め込み配置もしやすいとは思います。連結用のホースなどは要らないので、途中空気が溜まったりなどでの水切れはありません。また、液肥とかは通常要らないので光を遮らなくても、水受けの水が緑色にもなりにくいです。
春から夏の栽培 参考までに給水量記録に説明をつけたものを記事カテゴリー 栽培例ギャラリー2019年7月に載せました。
SIMERUS 積算給水量の記録 など
普通の水やりだとこんな感じ あんまり環境にも植物にもよくなさそう
たっぷり水をやって(実際のところ洗い流して)みたいなことを言う説明が多いですが、どうでしょうか。つまり、下に流れ出る廃水はあまり健康にはよくない
ということは、幼児は当然として、ペットにも 注意が必要
基本SIMERUSでは外部への廃水少なくペットにも安心
肥料分の流出も最小(降雨がかかるかからないなどの条件にもよります)
※この大き目のタンクを使った方法でも、記事カテゴリー 個人向け… 改良型底面潅水式水量増強、水位安定法 ①底面給水全般の給水能力強化策 等を参考に安全に行ってください。
※このイラスト自体は、PETボトルを使っていませんが、各種記事にあるように連続給水性能を強化する場合は、以下の写真のようにPETボトル多数で水タンク化することもできます。
この図は、給水能力の増強法各種です。
この方法は、PET植木鉢でもできますが100均などの植木鉢利用式も便利です。
カテゴリー 個人向け…記事参照 をお願いします。
PET植木鉢でも底面潅水型改造植木鉢でも両方対応できます
能力増強も簡単
★底面潅水式なのに加湿にならない工夫がされています。水のロスも最小。
★材料の準備も楽:鉢底石は不要、水やりテープは簡単セット。
★後片付け(含む土のリサイクル)も底石と土壌が混ざらないので楽
★あまり、土壌種類を選びませんが、土壌は通常の培養土が使いやすいでしょう、粘土、砂・礫類では十分な性能が出ない場合があります。
などです
※原稿が破損していたみたいなので修正します(2020/4)。
SDGs- UN
-以下日本政府のコメントを転載します-
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
これは、外務省のサイトなどに詳しいです。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
ちょっと日本ではその語感を身近に感じないかもといったところですね。
”Tap water”の意味・答には気が抜けます!(炭酸ガス・ソーダ水ではなく、!!)。
つまり、タップウオーター自体は、”水道の(生)水、上水”の意味で、それはそうなのですが、例えば、webilio英会話コラム(海外レストランで「お水」を頼む場合の注意事項 の項目)などに詳しいです。
国地域場所等などでよりけりでしょうが、レストランでもこのタップウオーター(基本無料)を頼めば出してくれるところもあります。出してくれない国地域もあります。
なお、日本にも高度浄水処理があるし、外国でも例えばニューヨークの水道水も水源も立派でおいしく飲める(なお、NYは水質基準も厳しくなったらしい)というのは聞いたことはあります。
まあ、品質が良好なタップウォータを植物にやっても文句を言うわけもないかとは思います。SIERUS水やりテープなどが活用出来そうですね。
特に近年、地球的ごみ問題の点から、ミネラルウォーター等の空びん減量目的にこのタップウオーターを積極的に活用しよう(飲もう、もちろん安全なものに限る)という動きがあります。つまり、日本も含め特に多そうなのがPETボトル(プラスチックボトル類)ですね。
なお、弊社自体は、明らかに不要な無駄は省くとして、ミネラルウォーターも適宜飲用し、多少なりとも発生する空きビン(空きボトル)の方はリサイクルなどから更に発展したアップサイクルの考え方も適用して、よりうまく活用して繰り返し使われてはいかがかなと思います。
このアップサイクルは最近提唱されてきたといっていいでしょう。これはよい意味で”普通に考えられたよい考え”と思います。ライフサイクルアセスメントなどとも大きく関連すると思います。これはトータルで考えるという意味では、Well to Wheel(石油井戸から車輪まで…のエネルギー利用効率を考える)など最近注目されている考えにも通じた部分があります。
さすがに植物は、人が飲める程度のTap Water水質で基本十二分だろうし、ブランドミネラルウォーターじゃないと嫌だとも言わないだろうし。
ニュースとかどこかで聞いたことがあったりで知っている方もいらっしゃるでしょうが、G-GAP、SDGs、それらに加えこのアップサイクルなど、食の安全や持続性・環境保全などが話題になるのも多いですが、この3つの言葉にしても内容はなかなか濃いので!詳しくは各種サイトの解説を参考にしてください。
※日本でもそうですが、もちろん家庭水道水用に各種簡易フィルタも売っている(コストもかかる)ぐらいですから、PETボトル(プラボトル)水などとケースバイケースに使い分けたらいいとは思います。興味のある方は色々調べてもおもしろいでしょう。なお、素材にもよりますが使用済み水フィルタ類自体がゴミとしてどうなの?というのはここでは深く探求していないことはお断りしておきます(燃やせる燃やせない?実際考え出すと複雑ですね。詳しくは製品メーカーさんや他のHPを参考にお願いします)。まあ、即物的に一番環境に悪そうなのはPETボトルなどの川などへのポイ捨てだとは思います。
※余談in余談:弊社技術顧問は、NYには行ったことがないので、おいしいNYのタップウォーターというのは飲んだことが残念ながらないですが、数十年前、中東某国農業地域で ”明らかにそれ井戸水だろ、それも農業地帯のど真ん中の結構浅井戸の、、、”の水を”ミネラルウォーター”として、金を払って飲んでたことがあります。まあ、顕著な健康被害はなかったですが、それにしても、水問題ってかなり深刻ですよ(温暖化や寒冷化議論とは別に)。
2020年の栽培(春)実施予定
諸般の栽培スケジュールの調整作業等当方の都合により、大変遅れておりますが(すみません)、栽培関連写真掲載など2020年3月からを考えています(とりあえずイチゴ苗の養生中)。テーマは、アップサイクルの考え方を中心に、
例えば、原点に戻って?やっぱり便利な、いろいろなところで出来てしまうスプラウト栽培(場合によりホームセンター市販の(円盤型)簡易土壌等の採用も)も考えますが、これは実際いつでもどこでも栽培という感じです。
※参考;以下のように、昨年度の記事を参考にしても十分各種栽培ができるとは思いますよ。
新鮮
手間要らずで土壌を軽く湿らせる
2018年の秋口~ だったら大体こんな感じのもののの記事です
底面潅水植木鉢関係が参考にし易いでしょう。もちろん本来のSIMERUS水やりテープの使い方も(ペットボトル自体を自動調節給水タンクに)
本ページは家庭向けですが、いろいろな方法について、やや詳しく書かれています。
土壌を健康的に”連続的に軽く適度に幅広く湿らせる”ということが基本になります。コストも手間も最小で! それは大抵の野菜類などの水管理の原則といえるでしょう。シャキシャキになるし、ふやけた感じも少なく、無駄水(肥料、農薬)でにくくなります。同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。
つまり、軽く水ストレスを長期間安定的にかける栽培方法(安定じゃないと枯れてしまう?元も子もない?そこも難しい)ということになるとは言えます。
なお、SIMERUSの特長をはっきりさせるためにも、以下のように他の水やり(潅水、給水)方法ではどうでしょうか。調べてみました。つまり、ここでは、主に”自動水やり”と言われる方法(その問題点)に焦点を当てて書いています。
もう少し詳しく考えてみる
まあ、基本的には、SIMERUS製品群はいわゆる毛管水分移動を活用した灌漑・給水方法ではあり、基本乾湿に合わせ自動給水調節されますが、よく言われるほど?は簡単になんでもかんでも安定するわけではありません。
※他社製品で万能的にお書きになられていることには?と思うことは多々あります。
例えば、弊社の個人向けのもので見ると、SIMERUS水やりテープの本来(レギュラー)の使い方で特に言えますが、キャップをゆるめすぎて”暴走モード(そういう言葉はありませんが、、、)”にでもした場合は話は別ですが(言い換えると暴走みたいに急速給水させることもできます)、通常は、”キャップは、固く締めないでちょっと緩めに取り付けておく”というレベルで給水はバランスするでしょうし、この点あんまり難しく考える必要はないと思います。
※普段弊社でもテストなどでそこまで心配して使っていません、それで特段の問題も発生していません。
※当たり前ですが、”暴走”といっても1本のペットボトルの容量までです(つまり安心)。
それでも、(下方向に、少量)漏れる場合など、鉢底皿などを併用すれば実用上問題はないと思います。これは、過剰給水で給水が多く、蒸発散が小さいときに(特に室内の環境条件などで)、実際に起こる場合があります。
※楽々底面給水シートの水面設定型(水面を設定するタイプ)としての使い方(SIMERUSの下に水面をセットする底面給水型PETボトル植木鉢等)では、雨でもない限り、原理的に漏水はありません。
結局給水源のペットボトルがSIMRUS水やりテープ本来の使い方と同じなので、同じように対応すれば実質問題はありません。はじめから、製品の性格として、水面無しタイプはわずかの給水で足りるような植物向け(キャップは締め気味にする、あまり水がこぼれるような使い方はしない、軽く湿らせる)です。
1度使ったら後は、使い物にならなくて死蔵・つかえない(笑えない)ものがよく売れている などというと恐ろしくもありますが、それを書いてある掲示板などもありますね。
毎年、植物栽培を新規に始める人が一定数はいるので特に安いものだったら一定量(結構莫大)は売れる…..とは書いてあったりする。
まあ、安価が売りの(自動)水やり器で水やりすれば、夏場だったら、2日もったら万々歳だなあ(つまり2日もたない)という例はりあるにたくさんみかけます。
それなら、じょうろで十分(水やり器もセットする手間はありますし)、元々それだったら要らない・何の意味がある?ということになります。そして来年からは死蔵!。
もちろん、弊社の場合、そうならないように努力を惜しんではいません!
”軽く湿らす優しい水やり”は他では難しいのでは?
基本的に個々のバラつきが非常に大きな問題になります。そのため、通常の方法では、もちろん人が気を付けるというのもありますが、
たくさんになればなるほど手間も増えますし、留守時はどうなるかなどなど、自動給水(土壌水分に合わせた)を含めメカにお願いしたくもなるとは思います。
そのような場合、写真のようになセンサーもたくさんの本数が必要ということになります。あと、自動制御のノズルもたくさんいることになります。精度を上げようとすると電子回路もすごいことになりそうです(ロボット作れそう?)。
※土壌水分のバラツキは結構ものすごいので数は必要ですよ!つまり、IoT化(センサや他のモノ全般のインターネット化)にも課題はいろいろあります。企業栽培等でも最近改めてそれに気づきだした(効果になり過ぎてペイしない)みたいな傾向もあります。
ノズルや電池が足りない、忘れてた、枯れさせてしまう!もうすぐお出かけなのに!これはよくありがちなことですね、まあ、それはクリアされていたとして
ここでは、一般市販タイプのドリップ式を主に取り上げますが、そのほうが弊社製品の特徴もわかりやすくなると思います。
ドリップ式とは、節水とは言いますが、以下は意外に知られていません。
つまり、水がロスするようなものは、夏場など長持ちしないし以下のように外部の環境を汚します(肥料分や農薬分など)。
また、水をロスして下水などに流れるということは、冷却効果も失われるということです(打ち水にもならない)。さらには、
一般論として、水受け皿・鉢底皿 パッドに水をためるということは、猫も犬もその水を飲めば危険とは言えます。その点は、”飲めないように”注意してあげてください。
留意事項(それでは、特集記事の底面潅水はどうなのか?)
特集記事にあるプランターや植木鉢、ペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとは異なります。※特に雨がかかる条件だと異なります。
ドリップ・点滴の専用ノズルで灌漑(点滴給水)からもう少し広げて、少量給水ができるというものに限っても、いろいろな種類があり特徴も違います。なお、センサ式も理論的限界を含め万能ではありません。また、IoTプラス人工知能(AI)的な対応もいろいろな課題があります。以下主にイラストで示します。
以下は、よく市販されている簡易なタイプです。
※はじめのほうは、特殊親水材から多孔質チューブ(空気が中に溜まる問題も大きい)等に関してです。これらの問題点は似ています。また、簡易なペットボトル給水器を土壌に挿すタイプもあります。結構、基本的なところで無理があります。
左 親水紐・素焼き式 右 穴あきノズル式
親水ひも式と素焼きカップ式はやや似ていますが、素焼きキャップ式のほうは中の水が抜けやすく不安定(水が途切れやすい)、逆に、どちらでも水が大量に出てしまう可能性があります。これらの調整は一般の方にはかなり難しい(プロでも?)と思います。
(問い合わせの多い底面潅水)は ”腰水式”?
弊社製品を応用した方法は、SIMERUS底面給水(潅水)システムと呼び、以下のものとは、水分環境調整機能などずいぶん違うものというのはまずお断りしておきます。
一般に販売されているものについて言及すると
プランターの底部所々に容器の底の工夫により土の柱をこしらえ、それが底面の水受け水盤につかって底面潅水するというタイプも市販でたくさん売っていますがそれらも含めて、土壌の下端を水盤の水にどっぷりと漬けて毛管上昇給水するものは専門用語的には”土柱法”と言って良いと思います。あるいは”腰水”とも言っているようです
つまり底面潅水と言っても弊社の提案しているものとかなり違うものです。なお、土柱法は、培土の性質で(物理的な理由で)必ずしも水分コントロールが簡単ではありませんし(というより土壌によってもですが”べらぼうに”難しい)根の集中問題も一般に後での対応がかなり厄介な傾向と思います。
なお、弊社の提案する方法でも、記事カテゴリー 個人向け やペットボトル植木鉢栽培の項目に、気を付けるべき点について、いろいろ書いてありますので参考にしてください。
ただし、主にSIMERUSIMERUS水やりテープ他弊社線品を使った各方法にフォーカスして書いてあるものなので、上記などでいうところの”底面潅水プランター等”や”地下灌漑”に当てはまるとは限らないことには注意してください。
ご自身でいろいろ工夫して行うということは結構なことだと思いはしますが、同時にそれなりの注意が必要です。どちらかというと、弊社の提案する方法で土壌水分管理のややこしいところは避けてしまい他のところにこそエネルギーを注いでいただければと思います。
これらも広い意味での底面潅水(底面給水)式ではあります。
じょうろなどの給水が(大変)速い??何それ?意味がわからない? 一般にそう考えられても不思議でがないとは思いますが、
例えば、SIMERUSでの野菜給水で、1日で1株1.0L程度などというのはよく見る値ですが、それは、連続給水なので単純に計算して1時間あたり1株41.7mlの超低速です。それに比べれば、ドリップ灌漑にしても、じょうろにしても如何に給水強度(速度)が大きいかということです。
なお、軽く湿らせるSIMERUSではそんなに給水速度が小さくても大丈夫です。地中からの効率的な給水であるSIMERUSでは水の無駄もほとんどないので植物生育に十分な水分量になります。
そんな少量だと蒸発して消えてしまうから、少量節水はダメという人がいまだにいるかもしれませんが(かなり古典的な知識です)、本法に関しては全く関係ありません。ご心配なく。
個人の感想や感覚的(経験的)には通常のじょうろなどでの水やりの半分の水量で済んでいる感じを受けています。
これも実は、難しいです。雨水利用なども含め、土の保水性を活かすというのは実は結構大変です(コストもあるし、条件設定あるし、その結果、世間で思われているイメージほど世界的にもあまりうまくいっているとは言えないです)。
主に家庭用のものに焦点を当てています。
これらは、散水するのに動力として、水道水圧を利用しているので、当然、水道栓に(開いたままで)接続し続けておく必要があります。
開けっ放し、ちょっと心配?かもしれません。(ワンタッチジョイントなどで水道栓につなげる)洗濯機や専用蛇口の説明書類などでも書いてあることですが、
”使わないときは元栓を閉めておいてください”と書かれていることからもそういえるでしょう。
水道水圧を利用している利点として、ポンプなどに力を取られないので(中のバルブをタイマー制御で動かすだけ)電池が長持ちです。
なお、このタイマー式のバルブでは、(ポンプなしの)雨水タンクなどを活用した給水にはまず利用できません
(水圧が低すぎて内蔵バルブが働かない、洗面についている自動水栓と同じ事情です)。
多数の(給水)ノズルを増設すればするほど、季節や生育の状態によって求める水量の違い、目詰まりする可能性も含めノズル自体の性能のバラツキ、水圧の影響などにより、、個々のノズルごと給水量調節は調節が難しいと思います。
少なくとも全部のノズルでSIMERUSのような軽く湿らせる調整は実質不可能と言えます。
あっちをたくさんにすれば、こっちが少なくなるみたいな現象も発生しやすいのできりがありません。これが一番の悩みの種かもしれませんね。
また、拡張用のノズルが足りなければ当然増設できません。
実際のところ、室内で使うのには無理があります。
結局、ノズルや、タイマーの間隔や給水時間設定で、室内の少ない給水条件に合わせるのは、漏れ出す危険性もあり困難です。欠点とまでいえませんが、基本配管を行って、ところどころ枝分かれ式にノズルを接続するタイプが多いと思います。
そのとき、あらかじめ基本配管のレイアウトをよく考えておかないと後で遠くの植木鉢などに届かなくなります。配管自体の長さが給水のばらつきの原因にもなります。つまり、それなりの計画が必要です。
配管部(チューブ)が直接日射にさらされている場合に、夏季を中心とした時季、
基本的に、給水タイマーは高温になる時間帯に設定しておいてはいけません。
そうするとかなり高温の熱水(チューブ中の残り水)が植物に供給されてしまいます。
水道栓があっても、安全に十分配慮し分岐させておかなければ蛇口はふさがってしまい他に使えなくなります。
つまり、結局、それなりの安全を考えた水道管配管工事をしておかなければいけないということです。
当たり前ですが、水道栓が適当な場所にないと使えない。また、配管は長くなる。
上にも書いたように、水源の水圧の関係から、通常の(ポンプなし)雨水タンクなどに直結しても機能しません。
ノズル(給水ノズル)はいずれ目詰まりするのが普通(いわば消耗品)と考えておくのが無難です。つまり後でコスト高要因と”ノズルが足りない!”原因にもになりがちです。
さらに増設などで新しいものと古いものが混ざると、かなり気をつけて個々のノズルの給水量調整をする必要があります。
水道栓(上水道)直結の場合は、マンションの共同庭などでよく見かけるもの(チューブ状のもの)などがあります。
これは、相対的に目詰まりは少なくなるようには作ってありますが(劣化はそれなりにします)、吹き出し口個々の給水調節は不可能です。
どの場所でも水を足りるようにするには、安全側で考え多量の給水をセットしておかなければなりません。
つまり、場所によっては、ビシャビシャになることを覚悟しておく必要があります。
もちろん、あまり節水にはなりません。
一般市販製品のドリップノズルやチューブでは、
タイプにより数シーズン(1年ぐらい)でもかなり水の出がかわります。つまり、ノズルの性能がばらついていると、”個別に調整できる”としているものでも、もともと調整が、簡単ではないのに、さらに調整が難しくなります。
つまり、タイマー式で自動というのはよいとして、
特にお使いの水の水質によっては次の年などに大変なことになります。
なお、洗浄法を明記していないものなどについて、消耗品と考えなければなりません。
なお、プロ(農家など)が使っているものでも、ワンユース(使い捨て、ディスポ)のものがあります。なお、プロ用で洗浄できるタイプといっても結構作業が厄介な傾向です。
これの利点、欠点も、水道水圧を動力源にしていないこと以外は、水道栓直結タイプと大体同じです。
電池式ポンプ内蔵で水タンクとセット、置き場所の自由度が高く、当然、近くに水道栓が無くても使えます。但し、当然ですが、タンクに補給する必要はあります。
基本的に内臓ポンプをタイマー制御で動かし給水するので、水道栓式と違い、電池が長持ちしません(電池の本数も多くなります)。
タンクからあまり遠くまで給水できないという製品が多い。これには、電池ポンプのパワーなども関係していますのでやむをえないところがあります。
内蔵している電池式ポンプのパワーによって供給量が限定され、実際に接続可能なノズル数は少なくなる。
特にノズルが増えたり配管チューブが長いと、ばらつきの調整が水道栓直結よりもさらに難しい。
軽くシメラスだから安心・安全(暑い夏、熱い水、熱湯、植物も人も動物もやけど?)
PETプラスチックボトル内や配管内などで熱水になっていても、植物への給水は問題がありません。
その理由は超低速給水だから、給水しているうちに冷めてしまうからです。つまり、周辺土壌と同じような温度に落ち着くからです
<2021年書き直しました>
SIMERUS は“Soil Integrated Moisture Environment for Rural and Urban Sustainability”-農村と都市の持続可能性のための土壌水分の統合環境←Google翻訳(英→日)から です。以下ちょっと学術的です。
現在のところ、野菜や花などの栽培を中心に開発を進めています。
★勿論、上記は土壌を 土を軽く”しめらせる” とかけてありますが、
例えば、ペットボトル栽培でも畑等でも、土を使っている場合、過湿土壌よりは空気も多く適度軽く湿った土壌のほうが、土壌空気も多く嫌気的還元的環境でもなく一般に健康的ですし、汚水も出にくく周辺の環境を汚すことも少なくなります。※好気性や嫌気性菌などの活動も複雑で、また、還元的状況への対応などでも例えば水稲(過湿でもOK)では事情が違います。
※基本的に、”軽く湿らす”だったら好気的環境が主であり嫌気的環境は基本的には避けることは言えるといえます。
もちろん節水的で植物の生理的にも水利用効率(ペンマンの法則等に関連)も増し、おまけに生育した果実や野菜は傾向としては、過湿土壌のものより、しゃきしゃきでおいしいと思います。さらには、過剰灌漑による塩類化、塩分(ナトリウム土壌)化も抑制します。また、余計なほうへ流れにくいことから施肥や農薬の効率が高まり少なくて済みます。
同時に水の広がりの両立も十分考えているので土壌自体の肥料分も有効活用できます。
弊社製品で一番簡単なのはSIMERUS水やりテープですが、それにしても、ペットボトルを簡単に植木鉢やプランタ向けの自動調節給水のタンクにしてしまうことや、ペットボトル自体を植木鉢にした<ペットボトル菜園>などを”軽く湿らせる”で簡単に健康的に実現することができます。この基本的考え方は、仮に降水のある条件でも、土壌保水能力の活用による降水の有効化等に有利です(専門用語ですが、空きTRAMの増大と同じ意味、このTRAMは、”土壌 TRAM”で調べられます)。
★SIMERUSは、無理な、”土壌水分ストレス”をかけることを意味していません。
例えば、一時期植物ストレス論で良いように言われていたかんきつ等の”塩水灌漑”というのもなくなったわけではないみたいですが、少なくとも主流にはなっていません。
つまり、そんなことは、”長期になればなるほど維持できません-持続性がありません”ということです。例えば、段々と塩分が集積していったらそのうち浸透圧的にアウトだろうし、そして、仮に時々真水で土壌を洗い流したとして(リーチングといいます)、一体その排水はどこに流すのでしょう、流れていくのでしょう。だからよくこれを言っているのは海が近くて、塩水もある所、、のようです。※真水の確保も乾燥地等では難しいのですが、日本はその点楽でしょう、それにしても、古代文明が滅びたといわれる原因も考えてみるべきだとは思います。 ※世界の乾燥地帯で止む無く結果的にやっている”塩水灌漑”はまた別の問題と考えます。 これは、ものすごく深刻です。最近耐塩性作物などもよく言われますがいずれにせよ今後も大変な問題と思います。
なお、下手に水分ストレスをかけるということは、その程度がきついほうにぶれると”ストレス”のかけすぎとなって、それに耐えておいしくなるといっても植物体がもちません。それこそ、たとえですが、植物の気持ちになって考えたら、”身の毛がよだつ”ということではないでしょうか。
つまり、”軽く湿らす→適度な水ストレスをかける、保水能力の活用”というのは、かなり精密に乾燥側土壌水分管理しなければ意味を成さないということです。なお、それは同時に低コスト・安定的でなければ机上の空論なのは当然です。
SIMERUSとはそういう方向を目指し、そしてそれを阻む問題を解決していこうとするソフトウエアやハードウエアシステムの考え方です。
”SIMRUS水やりテープも他の水やり道具も同じようなものだろう”と考えて、他の親水紐等をかわりにお使いになった場合、まるで上手くいかない(場合により壊滅的な結果となる)こともありますのでご注意ください。それらについては弊社では対応できません。なお、技術的な言葉で言おうとするととても複雑ですが、できるだけ単純に言うと”一般の水やり機器ではうまく最適化できないから当然失敗しやすい” です。※そこで、水やりxx年とかいう言い方も出てくるわけです(水やりが極度に、秘伝的に難しいという言い回しのことですね、でも本当でしょうか?)。
★厳しいハードルはリアルに有ります★
★ただし普通考えるのとは違うかもしれません★
大事な植物栽培に、いろいろあり、例えばですが、親水性マットなどといわれる給水や親水紐式、セラミック製の給水器や穴あきノズル式などで本当にうまく適当に植物に給水できていますか?
念のため申し上げますが、これらの各種水やり手法自体を否定しているわけではありません。でも実際はとんでもなく難しいかもしれません、でも秘伝的修行の果てにできるというモノとは言い過ぎでしょう。
考えてみれば、あまりに当然なのですが、”水やり”にも、物理的にも(場合により化学的にも、また、当たり前として生物学的にも)合理的な水量やタイミングの管理・制御が必要だということです。そのようでなければ失敗の可能性は凄く大きくなります(それだけで味も違うと思います)。また、ちょっと違う話ですが、いわゆる水耕(養液・溶液栽培)系で栽培したイチゴと土耕のイチゴでは味の傾向が違うということも聞きます(当方でシビアに比較実験した話ではありません、念のため)。
人間による最適量や最適タイミングでの手潅水というのも実際は非常に難しいものだと言えます。心情として”優しく手潅水”というのはわからないわけではないとしても難しいのは動かせない事実と思います。
緑水学舎はその点を常に重視して、万能ではないとしても、だれにでも見た目はとても簡単に見えるようですが?有効・効率的・高性能な植物水管理(みずやり)の方法を提案したいと考えます。
なお、植物も具体的に体内に水分を確保していなければ、”熱中症みたいなもの”です。なお、植木鉢の底から水分が抜けだしていくのなら根から取り込むこともできません。軽く土壌を湿らせ廃水も出さないというのが結局水も一番長持ちだと思います。記事一覧メニュー 個人向け….の記事等にも長期間の連続給水に対応した方法が紹介されています。
よく聞く反論(植物にはじゃんじゃん水をやらなければならない!)についてですが、イヤ地対策と言って連作障害の対策などで畑などに水を大量に流す・排水する(リーチング)というのもありますが、もともとそんなにしょっちゅう必要な作業ではありません。その目的のためもあってか、そうしないと(下手な水やりでは?)隅々まで水が行き渡らないということも意味するのか、毎回ジャアジャアじゃんじゃん水をかけたほうが良いような言い方をする方が一部いらっしゃいますが、一般的な植物栽培では、それが畑でも植木鉢類でも言い過ぎだと思います(特殊なものや管理法は除く)。水資源の無駄遣いに直結です(外国では、水の使い過ぎが土地の塩類化・塩分化 砂漠化にもつながるところもあります)。また、考えてみれば下水などに流れていけば、蒸発で涼しくもなりません。なお、SIMERUSでは、必要な水量が無駄なく土壌全体に効率的にゆっくり広がってゆく性能を持っています(それが蒸発散するのなら冷やす効果は大きい)。それにしても”下手な水やりとは何?”というのはありますが、水やりは難しいといえばまあそうです。※給水速度と量と利用効率の関係にもいろいろ言われます。また、有名(そして独り歩きしている言葉としてあるもの)ですが考え方が意外に難しいものに”土壌の保水性”というのがあります(これが大きければいいとは簡単には言い切れないです)。砂漠化対策の植林とかでこういうのと併用というのもかなり真剣に考えなければ無効かもしれません。これら一般に言われているのと現実の効果(利益)は同じとは言い難いのもありますよ。
それらは、”水をたっぷりやりましょう…”とか、”ポタポタ確実に出します…”とか、”…を漬けておけばいいです”とかの記事は多い傾向です。無論、それらを特に非難したいわけでもないのですが、明らかに生育結果に責任を持つものではないとはいえるしょう。まあ、それらをみて、なんとなくの雰囲気に流されて”いける”と思って参考にする方の自己責任!なのだろうし…..ですね。リスクは常にあるものではあります。
なお、やや希望をなくすような言い方ではあり残念ですが、大抵の場合、それらの水やり法を誰でもが簡単・最適量に調整できるかどうか(操れるか)は話が全くに近いほど別だと言えるでしょう。なお、電子式のIoT類のものでも最適制御なんて酷くしんどいですよ。正反対にじょうろの使い方なども実際最適というのはものすごく難しいです(この場合、水やり3年とかでマスターできるとは全く思いません、無理筋です)。
弊社の提案”安定して簡単に軽く連続に湿らせる”はそこが違います。なお、弊社製品でも毛細管効果は活用はしていますが、その毛細管効果だけで何でも解決するというのも現実には明らかに間違ったミスリードする言い方です。 記事一覧 カテゴリー FAQ と解説全般(他の水やりの特長等) 記事を参考に
※環境条件により弊社の方法も栽培の結果を保証できないのは他の方法と同じと言えば同じであることはお断りしておきます。また、電気に詳しい方向けの言い方になりますが、センサやIoT関係技術活用でも土壌水分管理はえらく難しいという事実の中には、”その道で有名な高性能SoC(システム オン チップ)入りであるラズベリーパイ(ラズパイ←超小型コンピュータ)や類似のコンセプトのもの” での土水環境制御装置”なども残念だけど入ります。このラズパイなどは安価・汎用的などなど凄いマシンだとは思いますが土壌水分制御に関してはそういえます(ちなみに弊社でも他の用途では何台か便利に使っています)。
という要望なども多いですね。少ないように見えるポタポタ程度でも容量によっては2日もたない場合(その割には下から流れ出していたりする)もあり得るでしょう。そういうのは場合により、枯れたり、過湿でおかしくなったりで”絶望した!”で困ってしまいますね。
普段食べている野菜も、農家でもなければ大半は購入するにしても、簡単なものでもいいですから一部は自分で育ててみて食べてみなくちゃピンとこない、わからないことが多いと思います。→野菜も同じ種類・種子でも育て方によっては味はかなり違います(方法を選べば素人でもその違いは出せます)。なお、これは流石に肥料種類や土壌の種類だけで決まるようなシンプルな話(←それだけでも複雑ではあるかもしれませんが)でもないのは厄介です。そこで<水管理>水やりですが、大元はそれで決まるというの実際言われる話とは思っているのですが、、、←その割にはテキトーにしかされていないことも多いと思えるのが残念です。
※例えば、弊社個人向け簡易製品利用、以下の①~③の育て方のうち、③の簡単PET植木鉢で、1週間もかからない単なるスプラウト栽培でさえも発芽の時は水分たっぷりでも、例えば、その後、水位を全体に低めに設定した栽培条件(微少量連続給水で乾燥側)と、高め(同じく微少量給水でも湿潤側)にしたものとでは、給水量、生育量に違いもでますが、結構味が違うと思いますよ(一応個人の感想としておきます)。←註 いわゆる学問的には水ストレスとか生長有効水分等結構いろいろな理論があり難しいことは断っておきます。
また、スーパー等で売っているものと較べても面白いです(好みもありますし、簡単に優劣と言っているわけではありません、でも、この比較でも、微妙に食感・味が違うと思います←これも個人の感想・見解)。また、いわゆる(水耕)工場栽培のもの(葉菜類が多いですが)と比較しても面白いかもしれません。
よく簡単に”毛細管効果を利用した、、、”というお話はよく見かけますし、それでなんでも説明になっているような書き方になっていますが本当にそうでしょうか。
それでは、”毛細管だったら”どこの何を使っても同じ意味になります。
毛細管効果利用式で失敗するケースも多いらしいですし疑問です。
お手上げ ではなく ちゃんと対応するべきです
先ず、世界的にも、日本国内向けでも、使用・残存農薬類(およびその他有害成分)への規制が厳しくなってゆくというのは、近年注目されていることでもあるし、ある意味わかりやすいと思います。なお、そういう文脈で(農薬があまり要らない)遺伝子組み換え作物というのも総合的な安全性を追求していく必要があるということでしょう。←これについては、当方はそれほど知識があるわけではありません。
※なお、”農薬ではない農業で使う(今のところ規制対象じゃない)薬剤”というのも、その性質によっては当然規制の対象となっていくと思います。なお、念のため述べますが、現在の(日本国内、さらには、EU等それらに厳しい外国で認可されている)農薬というのは、昔の ”農薬→かなりやばい”のイメージの代物でなく、万能やなんでも安全とは言えませんが、定められた用法であれば成分も適切でそしてある程度時間がたてば安全・分解するなどとずいぶん優れたものが多くなっています。急に分解するのは、さすがに効能上どうかというのはあると思いますが、、、なお、古いタイプの毒性の高いものはいわゆる先進国では現在基本アウトです、そういうものを使えば輸出も無理(断られる)が基本ですね。※使用上特段の注意が必要なものは現在そうそう簡単に手に入れることができないですし通常必要もないと思います。
結構勘違いされている方も多いかもしれませんが、たとえばEUなどで許されていない農薬他が日本で使われている場合などもありえ、日本の農産物がおいしいからと言ってそうそう無制限や簡単に、それら農産物類をEU等に輸出できない場合もありえます(例えば2018/3現在、ジェトロ https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2018/b44bfbfb1ad278a8/eu_guide2017.pdf 等参考)。
次に、肥料の問題は、人間が食するという意味での品質・成分に関するもの、通常のビタミン含有量などに加え、例えば野菜の成分自体の硝酸態窒素低減問題や低カリウム化等のいわゆる機能性作物・野菜としての課題も浮上しています。
もちろん農薬ともどもタダではありません。
もう一つの問題は、環境に対するリスク対策です。日本国内でも、農業の影響による地下水汚染はかなり深刻な問題で様々な対策が必要です。
これについては、化学肥料が悪者扱いされる傾向もあると思いますが、(ちゃんと作った誠意は評価したいですが)有機堆肥肥料を土壌にじゃんじゃんやればやるほど環境にも作物の安全にもいいという考え方はやめたほうがいいと思います。成分的にも環境負荷的にもそういえると思います。例えば、窒素成分は、アンモニア態であろうと硝酸態であろうといずれにせよ窒素成分ではありますし化学肥料でも有機の堆肥であろうと含まれるといえます。
まあ、現時点で、”汚染物質を外部環境に出さない、できるだけ→植物が無駄なく吸収できるだけ補給する”というのが環境負荷低減の解決の早道だと思います。いわゆる、排出してそれの対策するというマッチポンプ式の考えはその環境負荷の程度によってもかなり問題があります。註:天然の状態でも植栽地から窒素などの成分がある程度流出するのは、普通で正常のことです(森が海を育てるという考え方にもつながります)。
ただし、これを知らんぷりしていると、、、、、
この点については、ISO14000等の環境管理基準がもっと進展することが容易に予想されることであり、これは、漁業資源の持続的利用などと似ているんだろう思いますが、規制が厳しくなり、その対応を怠れば輸出も難しくなっていくのは自明です、知らんかったでおそらく済まないです(某国が、シャケをEUに輸出しようとして、EU側に資源保全がちゃんとできていない(乱獲しすぎ)ということで、しばらく輸出不可(EUの輸入拒否)されたというのも結構最近のことです。これを今後ISO*****を満足していないということで”ダメ”とばっさりやられるようになるでしょう、、、ということです←まあ、政治的な意味もあるかもしれないし、今はどうなっているかは存じていません、国際問題は複雑です)。
食の衛生規格は、日本版、国際的版(これが重要)などいろいろありますのでお時間がありましたら、Wiki等で調べてみても面白いです。
以上、こららはもちろん、国内の食品供給の安全性、環境破壊の抑制にも直結したお話です。
最後に、企業宣伝になるといえばそうかもしれませんが、余計な水を排出しない、同時に、肥料・薬剤の精密成分管理ができる、軽く湿らせる植物に無理でない環境でというSIMERUSの考え方の優位性は明らかだと思いますし未来に対応します。
最近はこのような簡単で高性能な水質センサ(カリウムイオンや硝酸態窒素型も有)もあります。そういう時代です。野菜の成分分析もできます。
それにしても、
仮に同じ遺伝子(ゲノム)を持つ野菜などを育てても、土壌や天候気象、雨除け管理、そして当方としては大きく言いたいですが水やりの仕方など複雑にかみ合い、非常に多数、いろいろなおいしさ(あるいは不味さ)、安全・持続性-、、、が考えられます。
難しいスローガンは考えなくても、普段から普通に感覚が鋭くなるような味のものを食べて(←ちょっと言いすぎか)そしてそれがよくわかるような贅沢な舌を持った次世代の人たちもたくさん出てくれくれたらうれしいですね。
念のため、これは状況により特別にお金がかかる話とも思いません。ワンパターンの味で納得するのでなく(私・弊社技術顧問自身は味音痴かもしれんが)もっと感性を豊かにということを願うものです。
例えば、日持ちのしないみずみずしいものは現地で食べたほうがやはりおいしいだろうし、そういった風な(やや中小規模向けでもありますが)つくりわけも進んでいくのも日本の農業にいいのかもしれません。そのための最適な技術開発を進めていかなくてはならないにしても。
-私たちが作りました、私たちが作りましょう-
最後に、あまり性悪説的に言うのでなく前向きに改善したほうがいいと思って書きますが、よくある、野菜などのシール広告等で”私たちが作りました!” ←そう書いてあるだけ、プラス顔写真とか、また、名前があってもなくても、、、というのは誤解されやすいから前からナンだとは思っています。もちろん、嘘写真とかは初めから論外だとしての話です。
つまり、なんとなくそう思ったとしても、無農薬とも低農薬とも、有機栽培とも書いていないのだったらそれらであってもなくても嘘をついていることにはならないからです(もちろん、ある種類の農薬つかっているなどを含め必要であろう事項がちゃんと書いてあるなら全然構わない)。まあ、ちゃんとそこのところ消費者も的確に判断できたとしての話かもしれませんが。無農薬野菜食や栽培がその方の主義主張であれば、それまでですし(強制されたいとは思いませんし)何も言おうとも思いませんが、そうでない場合、”何となく農薬ダメ絶対?”という感じで対処していると、非合理に食べるものの選択範囲がとても狭くなるとは思います。
新鮮もぎたてというのも結構曖昧かも→別に昨日のものでも通用する?聞いたことがあるかもね です?
それではベランダなどできる場所で自分で出来る範囲で作ってみる つまり、私たちが作りましょう→
自分で作ってみて市販のものを判断できるようにする→
朝どりだったらどうか、どこまで無農薬でいけるかなどなど、味なども確認→
そこから、おいしさや安全性や(環境)持続性を兼ね備えた農業と消費者の発展的な共存共栄を目指す、であればいいとおもいます。全部自分で賄えないでしょうし。
個人の意見的には、自家スプラウト土耕栽培一つとっても違うと思いますよ。これなら、かなり作れる範囲は広がりますね(窓際でまで!)。まあ、本格派自家植物工場というのも趣味の方、プロの方以外どうかとは思いますが。
以下、かなり重要と思いますので個別の記事としてもあげておきます(関係が深い記事中にも掲載しています)。なお、本ホームページでの、ペットボトル式や底面潅水式は主に”雨避け条件下”での利用を想定していますことをお断りします。なお、長期間給水したい時などに暫定的に水受けの水位を増大させることは、あくまでの短期のみの例外方法として位置付けています。
特集記事にあるペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとはかなり異なります。※雨がかかる条件だと異なります。また、ペットボトル土耕栽培-解説にある- 負圧差排水という機能も過剰水分排除という降雨などで過剰水分がある場合の動作のことを言っており、迅速に過湿を防いでくれるという意味合いです。※底面潅水型ばかりでなくSIMERUSでは基本的にこのような考え方をします。
このように、水に溶け込む成分をできるだけ、他に逃がさない考え方をしているので、肥料や農薬などの成分も非常に逃げにくいので環境にやさしいのですが、逆に言えば環境にやさしい分過剰施肥等になりやすいとさえ言えます。つまり、それぞれの肥料薬剤等を使用するとき、指示されている安全性にかかわる適正量までを用いることは当然原則ですが、経験則的に見て、それより少なめでも良いように思われます。ケースバイケースで安全にご使用ください。なお、近年注目される低窒素栽培、低カリウム栽培などもそこのところを調節すれば効果はあります(研究中)。
なお、スプラウト栽培などの施肥の可否などは、関連記事をご覧ください。
人にも動物にも鉢底水は飲ませない、健康を害します。
この記事は、
それでは、水受け皿の水の安全性はどうなのか、肥料や農薬は? SIMERUSでは
の記事の追加・補足記事のような内容です。内容が重なっている部分があります。
ペットの安全も考えてあげましょう 場合によって、あれは毒物です。
SIMERUSでは仮に農薬をやらなければならない・やりたい場合でも排水を出さない管理が比較的簡単なので汚さず安心して使えます。誤飲による中毒、病気なども防げます。
留意事項(それでは、特集記事の底面潅水はどうなのか?)
特集記事にあるペットボトル式を含めた底面潅水に関しては、基本的に、水受けから連続に微少量を給水し”軽く湿らせる”式で、土壌層の肥料成分や農薬成分などをできるだけ水受けに落とすことを少なく工夫したものです。その点は、じょうろなどで大量に散水するのとはかなり異なります。※雨がかかる条件だと異なります。
点滴(ドリップ)潅漑の特徴
以下の事項はあまり知られていません。
いずれにしても、あの水滴がポタポタ落ちる速度では、速すぎるということです。
当たり前ですが、少なく見える1時間1Lの速度というのは、SIMERUSでは当たり前の、24時間1Lの24倍も速いわけです。 続きを読む ドリップ式の節水の考え方と限界